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なぜ今までできなかった? au PAY プリペイドカードがついにAndroidでのタッチ決済に対応

au PAY プリペイドカードのプラスチックカード(右)。スマホ画面に表示しているのが、Google Payに登録したバーチャルカードです

 タッチ決済至上主義の筆者のもとに、8月、超ビッグニュースが飛び込んできました。au PAY プリペイドカードがGoogle Payに登録できるようになり、つまりはAndroidスマホによるタッチ決済が解禁されたのです。

auフィナンシャルサービスのプレスリリース https://www.aufs.co.jp/news/release/20260819-1.html

 紛らわしい部分がありますので、順を追って説明します。まずau PAY プリペイドカード(本稿では以下au PAY プリカ)は、au PAYカードとは違います。クレジットカードではなく、あらかじめ銀行振替やATMで入金した残高分だけ、決済できます。

 支払いに使われる残高は、コード決済であるau PAYの残高と共通。そしてau PAY プリカの利用申し込み自体、au PAYアプリ上で行います。au PAY プリカをネット決済だけで使うのであれば、年会費等は無料(利用に必要な番号等がアプリ上で表示される)。店頭でカードのICチップを読ませて決済したい場合は、600円支払うとプラスチックカードが取得できます。なお決済できるのはMastercard加盟店になるので、クレジットカードが使える店であればほぼほぼ使えます。

au PAY(コード決済)とau PAY プリペイドカードでは、残高が共有されています。この例の場合、コード決済したのはローソンの分のみ。あとはAndroidスマホでのタッチ決済です
コード決済にも使うau PAYアプリ内で、au PAY プリペイドカードの各種情報を確認できます

 そして重要なのがスマホ対応です。近年のクレジットカードは、カード情報をApple PayないしGoogle Payに言わばコピーしておき、プラスチックカードを財布から出さずとも、スマホを店頭の端末にタッチすることで支払いを完了させられるようになっています。au PAY プリカはこれが長らくApple Payだけに制限されていました。つまり、Androidスマホではタッチ決済できなかったのです(プラスチックカードを発行しておけば、カードのタッチ決済は可能)。

 2026年8月の発表は、ついにGoogle Payでau PAY プリカを登録できるという内容です。筆者は「Androidスマホのタッチ決済ができない」点がどうしても引っかかっており、au PAY プリカはまったく使っていませんでした。そこへこの朗報。Google Pay対応を認識したその日に、au PAY プリカのプラスチックカードを申し込んだほどです。

au PAY プリペイドカードをGoogle Payに登録。プラスチックカードを取り出さなくても、店頭でタッチ決済できます。やった!

 以前は、プリペイド決済手段としてKyashをメインで使っていたのですが、情勢はだいぶ変わりました。基本的にはau PAY プリカでほぼすべて決済し、au PAY プリカ非対応のECサイトなどで決済したい場合だけKyashを使う感じです。この背景として、Kyashは2026年4月以降、ポイント還元率がそれまでの1%から0.5%へ変更され、さらに飲食店での決済にほぼポイントが付かなくなったせいもあります。ちなみにau PAY プリカ決済のポイント還元率は0.5%(200円で1ポイント)です。

利用率低減中のKyash。4月のポイント制度改定が個人的には痛かった……

 そんなこんなを経て、今はau PAY残高を1つしっかり意識・把握しておけば、コード決済、スマホタッチ決済、カードタッチ決済、カードICチップ決済のどれも難なくこなせるようになりました。意外な影響としては「スマホタッチ決済するつもりだったけど、レジを見たらコード決済にも対応していたので、レジ待ち中にとっさに切り替える」なんてこともするようになりました。まぁポイント還元率は基本的に同じなのですが。

 ポイ活されてる方なら、1%還元を狙ってクレジットカード決済するのが絶対でしょう。ただ筆者は「あらかじめチャージした分だけ決済できる」という点に、非常に安心感を覚えるのです。少数派かもしれませんが、auを契約していて、かつ「クレカ怖い」という方にとって、au PAY プリカはとても良いサービスだと思います。なんなら、Wear OS搭載のスマートウォッチでもau PAY プリカのタッチ決済ができたりと、仕様面も面白いですよ!

Pixel Watchシリーズをお使いの方なら、このような使い方もできます