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IIJの「ソフトSIM」でマルチキャリア対応がスタート

 インターネットイニシアティブ(IIJ)は2日、ソフトウェアとしてSIM機能を組み込む「SoftSIM」で、マルチキャリア対応を開始した。バックアップ回線として、携帯電話網を切り替えて通信できる。

  これまでは、同社がフルMVNOとして提供するNTTドコモ網のみで利用できた。今回の機能拡張により、ローミングを活用したバックアップ回線として、ほかの事業者のネットワークを利用できるようになった。

 たとえば、メイン回線の電波が不安定な環境で、別キャリアの回線に切り替えてデータ通信を継続できる。キャリアのサービスエリアによる設置場所の制約が緩和され、より幅広い環境でサービスを使ったIoT製品を展開できる。

 バックアップ回線への切り替えは、所定のコマンドを実行し通信プロファイルを切り替えることで実行できる。たとえば、IoTゲートウェイ端末に通信断を検知する仕組みを組み込めば、自動でバックアップ回線へ切り替えられるようになる。

 SoftSIMは、通信モジュールにソフトウェアとしてSIM機能を組み込むサービス。物理SIMが不要であるため、IoTモジュールなどを小型化できることに加え、部品の製造や流通コストを削減できる。基本料は、メイン回線が月額200円、バックアップ回線は月額200円。