みんなのケータイ

ベイパーチャンバー内蔵のiPhone 17 Pro Maxを記者会見で使ってみた
2025年10月29日 00:00
世間では「iPhone Airが売れていない」という話もあるようだが、個人的には発売日から使い続けて、とても満足している。
薄くて軽い。でも大画面ということで、使い勝手は上々だ。カメラが1つしかないが、日常生活では特に困らない。
ただ、仕事の現場ではiPhone 17 Pro Maxを愛用している。つまり、iPhoneの2台持ちで運用していることになる。
iPhone 17 Pro Maxが特に便利に感じるのが「記者会見の生中継」だ。仕事柄、毎日のように記者会見や説明会に参加している。ここ数年、現場からYouTubeで生中継するようにしている。
その昔、Xperiaを使って中継を試みたことがある。カメラアプリからYouTubeにダイレクトに中継できる機能があったからだ。
しかし、実際に中継してみると「動画を撮りながらの通信」というのが、本体に高負荷をもたらすようで、途中でブロックノイズが出たり、アプリが落ちてしまったりと実用性に乏しかった。
その後、ソニーからポータブルデータトランスミッター「PDT-PF1」が登場。ミリ波通信にも対応しながら、ファンが内蔵され、屋外でも安定的にデジカメ「α」からの映像をYouTubeに中継できるとあって、1年半ほど、愛用していたのだった。
しかし、ここに来て、iPhone 17 Pro Maxがベイパーチャンバーを内蔵した。高負荷な処理でも熱を逃がし、安定的な稼働が可能ということで、記者会見の中継に取り入れてみた。
iPhone 17 Pro Maxにライブ配信ができるCameraFi Liveというアプリをインストール。さらに記者会見場にはテレビカメラ用の音声出力の設備が整っているのだが、そこから音をもらい、DJI Mic2を使ってiPhoneに音を入れるようにした。
結果、実にクリアな音声で、しかも落ちることなく、記者会見のライブ配信ができるようになった。iPhone 17 Pro MaxとDJI Mic2という、身軽な機材でこれまで以上にクオリティの高いライブ配信ができて、個人的に大満足だったりする。
ちなみに、ライブ配信する際は会場にあるWi-Fiを使うが、Wi-Fiがないときにはpovoやソフトバンクのデータ通信専用プランで時間制の使い放題オプションを、その場で契約している。
今後、5G SAのスライシングで、上りの通信速度が安定するようなオプションが出てくるのを期待している。



