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真空ポンプ内蔵、壁面にしっかり張り付くMagSafeスマホスタンド
2024年12月18日 00:00
モバイルバッテリーや充電器、アクセサリ類をiPhoneの背面に貼り付けられるMagSafe、筆者はiPhone 12 miniを所有しているもののもっぱらテスト使用のため、これまでMagSafeを使うことはありませんでした。ところが中国・深センの電脳街を訪れた時「最新のスマホスタンドがあるよ」と紹介された製品を入手してから、MagSafeを活用しようと思うようになりました。
このスタンド、メーカー名は不詳です。ショップのスタッフによると最新製品とのことで、これからアリエクスプレスなど通販で出てくるかもしれません。本体は短い円柱の形状で、上部にはパンタグラフ式に折りたためるMagSafeのスマートフォンスタンドが取り付けられています。
スタンド横にはUSB Type-C端子があり内部バッテリーを充電可能。実はこの本体内部に真空ポンプが内蔵されています。底面をみると吸盤が見え、さらに真ん中には白い突起があります。
底面に吸盤のあるスマートフォンスタンドはよく見かけます。しかし吸盤の粘着力だけではスタンドに取り付けたスマートフォンの重量を支え切れないこともあります。ところが今回紹介するスタンドは、壁面に吸盤部分を押し付けると、真ん中の突起がそれを検知して吸盤内部の空気を吸出し、真空状態にしてくれます。その結果、スタンドが壁面にかなりしっかりと貼り付けられるのです。吸引時間は数秒、あっという間です。なお貼り付けられる壁面は平滑なところでガラス面などがよく、窓や鏡が適しています。
試しにiPhone 15 Pro Maxを貼り付けてみましたが、スタンドが鏡から落ちることはありませんでした。またスタンドの向きを調節してiPhoneの角度を変えてもびくともしません。このまま数時間つけたままにするとどうなるかはわかりませんが、シャワーに入るときにバスルームの鏡に張り付けるくらいなら大丈夫でしょう。筆者は30分程度つけっぱなしにしましたが問題ありませんでした。
スタンドを壁面から取り外したいときは、本体横にあるボタンを押すだけ。吸盤と壁面の間に空気がはいり、簡単に外せます。壁面に限らず机の上に置いても使うこともできるでしょうね。中国での購入価格は100元(約2100円)。問屋価格なので実際に海外で販売されるときは倍程度の値段になりそうです。使い始めると便利なので、人気商品になるかもしれません。