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フライトの遅延も安心? iPhoneユーザーならANAの搭乗券はWalletに入れるべし

 2023年の3月にANA(全日空)の国内線で利用できていたSKiPサービスが終了して1年ちょっとが過ぎました。チェックインが必要になったとはいえ、そこまで不便でないという話は、昨年にもご紹介しました。

 それからも、筆者はANAの搭乗券をiPhoneのWalletで管理するようにしていますが、最近になって気づいた便利な機能を今回はご紹介します。

遅延や変更があったら朱入れしてくれる

 Walletの搭乗券画面には、出発、到着空港や出発時刻、座席、搭乗口などが記載されています。Walletでは、遅延による出発時刻の変更や搭乗口の変更があると、その情報が反映されますが、変更後画面を開くと、朱色のアニメーション(黄色ですが)が表示されます。

ゲート変更や遅延の情報が朱入れで反映

 空港のディスプレイでも確認できますが、大規模空港だと自分の搭乗便を探すのが大変です。出発時刻の変更は気にしますが、あまり搭乗口の欄までは確認することは少ないです。

 「そろそろ出発かな?」と思って搭乗券を確認したときに、朱入れして変更を教えてくれるのは、地味にありがたいと感じました。

バスゲートや手荷物返却台まで教えてくれるアプリの通知

 この機能は、WalletではなくANAアプリでの通知ですが、搭乗にあたってさまざまなリアルタイムの情報を通知してくれます。

 たとえば、24時間前のチェックイン開始や、保安検査締め切りの通知、フライトが遅延した際の通知など、搭乗に必要な情報を知らせてくれます。

 筆者がありがたいと思うのは、搭乗口で搭乗が始まった通知と搭乗口がバスゲートだという通知です。

 出発時刻の2時間くらい前に空港に着いてだらだらしている筆者の場合、ラウンジやお店で直前までゆっくりしていたいと思っています。その際に、搭乗が始まったという通知があると、ギリギリまでゆっくり過ごすことができます。飛行機までバス移動になる場合は、搭乗橋を使う場合よりも余裕を持って搭乗口まで向かう必要があるので、通知があるとありがたい存在です。

バスゲートの案内

 そして、飛行機が到着すると、今度は預けた手荷物の返却台を通知で教えてくれます。返却台がいくつもある大規模空港だと、ディスプレイの案内を見逃すこともあるので、スムーズに返却台を見つけることができます。

 なお、預けた手荷物がなければ、返却台が通知されないのもポイントが高いと個人的に感じます。荷物を預けたことを忘れている場合でも、通知でその存在に気づけるので、パーソナライズされた通知だとわかると、よりその通知に意識を向けてくれるユーザーが多くなるのではと感じました。