縦折りスマホで子どもを撮影、サブディスプレイが大活躍

　縦に折りたためるフォルダブルスマートフォン「motorola razr 40 ultra」を購入、サブディスプレイを活かしたカメラ撮影を楽しんでいます。

motorola razr 40 ultraを購入した

　筆者が縦の折りたたみスマホを使う理由は「テーブルなどの上にスマホを自立させて、好きな角度で撮影しやすい」という一点で、食事などで子どもとテーブルを囲んでいる時にちょうど良い角度で「自動スマイル撮影」で撮影したり、サブディスプレイ側にカメラの画像を表示させて、被写体の子どもが"どんな風に映ってるか"を確認しながら撮影を楽しんでいます。こうした撮影は、サブディスプレイを持つスマートフォンならではと言えます。

生後2カ月の赤ちゃん、自動スマイル撮影で撮影できた

サブディスプレイて変顔を確認しながら自撮りを楽しむ子ども

　一方、razr 40 ultraの操作性で戸惑うのは、端末を閉じた状態から電源キーを二度押ししてカメラを起動したあと、サブディスプレイを90度に立てても、メインディスプレイ側が点灯しない仕様です。「被写体にサブディスプレイを見せつつ、撮る側はメインディスプレイで確認」が行えないのです。筆者は、自撮りではなく対面している相手を撮影する機会が多いため、30度ぐらい端末を開いたらメインディスプレイが点灯して欲しいな……と思うのですが、そうした設定変更は現時点で行えないようです。

　本体を折りただんた状態から電源キーの二度押しでカメラを起動した場合、メインディスプレイを点灯させるには、端末を全開まで開く必要があります。一方で、ディスプレイを全開に開いた状態で電源キーの二度押しでカメラを起動すると、（設定を有効にしていれば）外部のディスプレイにも映像が表示されます。

　ところで、縦に折りたたみできるスマートフォンとして、サムスン電子の「Galaxy Z Flip5」も通信事業者としてはNTTドコモとKDDIから発売されています。筆者は、Galaxyをメインで使い続けていることもあり、「Galaxy Z Flip5」も購入したのですが、こちらはスマイル自動シャッター機能が搭載されていませんでした。

Galaxy Z Flip5

Galaxy Z Flip5の撮影方法設定。スマイルシャッターは（ずっと前に）廃止されていた

　Galaxyでのスマイルシャッターは過去に試した記憶があったので、「あれ？　Galaxyにスマイルシャッター、なかったっけ？」と思って調べてみると、ドコモの機種で言うと2012年に発売された「GALAXY Note II」は、その機能があることが確認できましたが、2013年に発売された「GALAXY Note 3」では削除されていました。

　タイマー撮影や手のひらをかざして撮影などの機能もありますが、「テーブルなどに置きっぱなしにして、被写体の笑顔を自動的に撮影する」という使い方には不向きです。また、razr 40 ultraが「カメラを撮る時はサブディスプレイをオンにする」という設定を固定できるのに対して、機能が削除されたことは気づきませんでしたが、フォルダブルスマホの進化とともに、設定などで復活して欲しいな……と思っています。