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Twitterみたいな新ソーシャルアプリ「Bluesky」ってどんなSNS?
2023年6月16日 00:01
スマホを、もっと楽しく快適に使うには、アプリを活用しよう。本コーナーでは、続々登場する旬なアプリの中から編集部が厳選した、スマホユーザー必携の“てっぱん”アプリをご紹介します!
元TwitterのCEOが支援している新たなソーシャルアプリ「Bluesky」。Twitterからの乗り換え先としても注目が集まっているアプリだけれど、実際のところどんな中身になっているのか、試すことができたので紹介しよう。
投稿文字数は最大300文字、画像も4枚まで添付できる
「Bluesky」は、2023年4月にリリースされた短文投稿用のソーシャルアプリ。自分や他のユーザーが投稿した内容をタイムラインで一覧できる、Twitterによく似たサービスとなっている。2023年6月時点では利用に招待コードが必要で、ウエイトリストに登録してしばらく待つか、すでに利用している他のユーザーからコードをもらうかの2通りの方法しかない。
ユーザー登録して利用を開始すると、自分のユーザーIDとして「@任意の文字列.bsky.social」が割り当てられる。プロフィール画面ではユーザー名となる「Display Name」も設定でき、ユーザーアイコンやヘッダー(カバー)画像も好きなものに変更可能だ。
一度に投稿できる内容は、最大300文字までのテキストや最大4枚の静止画像で、今のところ動画は扱えない。投稿にはコメントやいいね(ハートマーク)を付けられるほか、RepostやQuote Post(Twitterで言うところのリツイートと引用リツイート)が可能。他のユーザーに対してはフォローできるのはもちろん、ミュートやブロックなどの操作もできるため、 使い勝手についてもTwitterに近い ようだ。
機能の少ない“Twitter”だが、ポテンシャルは大きい!?
メインとなるホーム画面では、フォローユーザーの投稿一覧、全ユーザーのなかで人気の投稿一覧、フォローユーザーのなかで人気の投稿一覧などを切り替え表示可能。他にもさまざまなテーマの一覧(フィード)が用意されており、猫の画像を投稿しているフィード、テクノロジー関連の話題を集めたフィードなどを自由に追加できる。これはTwitterで言うところのリストに少し似ている機能だろう。
登録ユーザーが絞られているため、自分の知り合いの投稿を見かける機会はきっと多くないし、災害など緊急時の情報収集ツールという意味でもまだ弱いところがある。ただ、広告が表示されず、それに気を取られることなく純粋に他の人の投稿を読んでいけるのは快適だ。
同アプリは、ネット上での自由なやりとり、自由なツール開発などを阻害しないことを目指した独自の分散型プロトコル技術を用いたアプリでもある。現時点では 必要最小限の機能に絞られた“Twitter” というようなイメージが強いが、今後進化していけばTwitterに並ぶ人気SNSになる可能性もある。もしくはそのベース技術を用いた全く新しいSNSが登場することも期待できそうだ。