みんなのケータイ

長い間使っていた「WiMAX 2+」の回線をついに解約しました

 先日、WiMAX 2+の回線を解約しました。契約先こそ乗り換えてきたものの、10年以上にわたってWiMAX、そしてWiMAX 2+を使用していたことになります。

 手元に端末はなく、写真を探しても残っていないのですが、最初はUSBスティックタイプのWiMAX通信モジュールを使っていました。2009年~2012年ごろで、記憶すら定かではないのですが、NECアクセステクニカの「Aterm WM3200U」だったと思います。

パソコンで使用していたUSBスティックタイプのWiMAX通信モジュール

 当時の使い方はパソコンでの通信。今でもそうですが「外出先でパソコンをつなげて無制限に通信できる」というのは非常にありがたいプランです。といっても、当時はそこまでの利用頻度ではなかったので、使いたい時に申し込めば24時間/600円で利用できる「UQ 1 Day」を使っていました。

 その後、スマートフォンやタブレットをはじめ、外出先でモバイル通信を使いたい端末も増えてきたので、2012年7月にルータータイプのWiMAXを導入。端末は「URoad-SS10」で、契約は「UQ Flat」でした。

 当時はいわゆる「1年縛り」だったので、2013年7月にShareeeで「Mobile Slim」に変更。さらに2014年8月にワイヤレスゲートで「HWD15」に。このワイヤレスゲートの回線が今回解約した回線となります。ちなみにこの契約から「2年縛り」かつ「WiMAX 2+」になっています。

 このワイヤレスゲートの回線のまま、Amazonで白ロムとして「HWD31SLU」を購入して使っていましたが、2018年9月に2回目の更新を迎えたときのこと。このころはMVNOのいわゆる「格安SIM」がブームで、端末ごとに安いモバイル回線を入れて使うというスタイルに変わってきていたので、解約しようと思ってワイヤレスゲートに連絡したところ、端末が無料になる条件での更新を提案されたので、「W05」へ機種変更して、もう2年使うことにしました。

Amazonで白ロムとして購入したHWD31SLU

 この段階ではまだ「パソコンで大容量のデータ通信を行うときには無制限が安心」ということで、WiMAX 2+の出番もまだあったのですが、2019年4月にNTTドコモが「ギガホ」をスタート。さらに2020年3月からは「5Gギガホ」もはじまります。

 スマートフォンのメイン回線はドコモだったので、ギガホや5Gギガホにすぐにプラン変更。スマートフォンのテザリングをオンにするだけで使え、しかも「5Gギガホ」はスタート時こそキャンペーンでしたが、その後正式に無制限のプランとなり、どんどんWiMAX 2+ルーターの出番が減っていきます。

 2020年9月の更新月では、かなりWiMAX 2+ルーターの利用頻度がかなり下がってきていたので、解約しようと思っていたのですが……うっかり忘れて更新月を過ぎてしまい、結局もう2年使うことに。

 といっても、自分ではほとんど使わず、家族が自分のスマホの回線でギガを使いすぎて低速になったり、入院したときに貸し出したりといった程度。2カ月に1回使うか使わないかという頻度でした。

 そして向かえた2022年9月の更新月。ついにWiMAX 2+の回線を解約したわけです。

4年間使ったことになる「W05」

 さて回線は解約したものの、使用していたモバイルルーターの「W05」はまだまだ活用します。

 というのも、たまにモバイルルーターが必要になるケースがあるからです。先ほども書いたとおり、家族が入院したり、Wi-Fi環境のない宿に泊まるときに貸し出したり。また自宅の固定回線に不具合が出たときの応急処置的に、有線LANポートを装備したクレードルと組み合わせて使用する場合もあります。

 利用する回線は「povo2.0」。物理SIMで1契約持っているので、W05を使いたいときは、povo2.0のSIMをセットします。APNなどの設定をすればpovo2.0でも使えることは実際に確認しました。

 povo2.0ならトッピングでプランを選択できるので、家族に貸すときは「20GB」のトッピング。自宅の固定回線が不調なときは「24時間」のトッピングといった使い方ができます。

スマホからトッピングを購入すればオーケー

 povo2.0なら、基本的には維持費もかからないのでオトクです。しばらくはWiMAX 2+用モバイルルーターの「W05」と「povo2.0」のSIMで運用してみようと思います。

povo2.0との組み合せで、「W05」はまだまだ使える