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iPhoneメインなユーザーが感じる「AQUOS sense5G」操作の便利さ

【AQUOS sense5G】

 初めて買ったスマートフォンがiPhone(3GS)だったこともあり、以降、途切れることなくiPhoneを使い続けている。その一方で、AQUOS PHONE THE HYBRID 007SHといった変態端末に手を出したり、Xperia X Performance、Galaxyシリーズ、直近ではRakuten MiniなどまっとうなAndroid端末にも手を出したりしてきたが、「開いているアプリ一覧を表示するのはどうすればいいんだっけ?」「ホームに戻るには?」など、ちょくちょく手間取る場面が多い。

初めて買ったスマートフォン「iPhone 3GS」。懐かしさに涙が出そう

 新しい機種を手にしたときに、最も手間に感じられるのが、そういった機種ごとの作法を習得することやカスタマイズすること。しかし、先日購入したAQUOS sense5Gでは、これといったカスタマイズをすることなく、「あれっ?」と思うほどスムーズに操作することができた。しかも、Android端末で一般的な「△ ○ □」といったナビゲーションバーが表示されていないのに。

 操作に戸惑う端末では「ここでこうして、こうやって」と、いちいち立ち止まるため、記憶に残りやすいのだが、AQUOS sense5Gの操作感は記憶に残らない。どうやら、スムーズすぎて、「考えて操作してる感」があまりないのだ。

 というのも、生体認証やパスコードなどの設定をしていない状態のAQUOS sense5Gは、iPhone同様、持ち上げれば画面が点灯し、指紋センサーのすぐ上にあるジェスチャーナビゲーションバー(3ボタンではなく一本の棒のようなもの。以降、ナビゲーションバー)を上方向にスワイプすると画面ロックが解除される。

水平状態から……
持ち上げれば画面点灯。認証のための顔を登録しておけば、ワンテンポおいてロックが解除される

 さらに、生体認証として顔を登録しておけば、持ち上げてディスプレイを見るだけで画面ロックが解除され、ホーム画面(または、前回操作していた画面)が表示される。スワイプする手間がないぶん、iPhoneよりも便利だと感じた。

 そのほか、調べものをしたり、SNSを閲覧したり、スケジュールを書き込んだりするような、ごく一般的な使いかたをしていると、AQUOS sense5Gの操作感は、iPhoneライクだと感じることが多い。

 たとえば、アプリの切り替え。ナビゲーションバーを下から上へ持ち上げ、右方向にスワイプすれば、バックグラウンドで起動しているアプリの一覧が表示されるので、左右にスワイプしつつ使いたいアプリを選んでタップする。

ナビゲーションバーを持ち上げてホールドすれば、起動中アプリを切り替えられる

 また、ホーム画面1ページ目へひとっ飛びするのもiPhoneと同じでナビゲーションバーを上へシュッとスワイプするだけだ。また、指紋センサーに軽く触れても同じことができる。ホームボタンありのiPhoneではダブルクリック(タップ)だが、ホームボタンなしのものと、どちらのiPhoneの操作感にも通ずるところがあるのが興味深い。

 今は「iPhoneみたいに操作できて楽ちん〜」と喜んでいる段階だし、今回紹介した操作の多くは最近のAndroidの進んできた道だが、AQUOS端末は独自の便利機能を搭載しており、設定の中に「AQUOS便利機能」としてまとまっている。やり過ぎてしまうと、どのように設定してしまったか忘れがちなのだが、より自然な使い方ができるよう、AQUOS sense5Gの操作方法の勉強がてら、カスタマイズしていきたい。