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「Galaxy Note10+」でギガホデビュー、料金は安くなった?
2019年12月4日 06:00
10月に「Galaxy Note10+」に機種変更してから、1つやり忘れていたことがあった。新料金プランへの移行だ。5月以前の端末とは異なり、Galaxy Note10+には月々サポートがつかない。新料金プランは月々サポートがない代わりに、料金水準を下げたもの。逆に言えば、そのぶん旧料金プランは料金そのものの水準が高く、月々サポートなしで使うと割高になってしまう。
筆者の場合、「2台目プラス」で保有していた回線に、2回線目の利用料を超える月々サポートがついていたため、あまりで1回線目の割引も受けられていた。ただし、それもGalaxy Note10+を購入した10月までの話。料金プランを変更し忘れていたため、11月は割引なしの旧料金が丸ごとかかってしまっていた格好になる。
本来なら、機種変更と同時に済ませればいいのだが、端末を購入したのは某家電量販店。こちらでは、2回線まとめてのプラン変更ができないとのことだった。2台目プラスは少々厄介で、Webでの変更にも対応していない。そのため、本来は機種変更後、すぐにドコモショップに行く必要があったのだが、ついつい先延ばしになってしまっていた。
結果として、11月分はカケホーダイで2700円、spモードで300円、20GBのウルトラデータLパックで6000円と、各種オプションやコンテンツを含まない状態で9000円が1回線目にかかっていた。2回線目も月々サポートが切れていたため、データプランの1700円に、spモードの300円、さらにシェアオプションの500円で合計額は2500円になっていた。2回線で1万1500円にもなっていたというわけだ。
料金プラン変更後は、1回線目がギガホで6980円、かけ放題オプションで1700円の計8680円。プラン変更時にファミリー割引のグループに家族を入れたため、1000円の割引も受けられることになった。これで、料金は7680円。6カ月間だけ「ギガホ割」が適用され、6680円になる。
2回線目は、データプラスで料金は1000円。合計すると、7680円(6カ月後は8680円)と、4000円(6か月後は3000円)近く料金が下がる計算になる。データ容量も20GBから30GBにアップした。これに、留守番電話やらdマガジンやらディズニーデラックスやらの料金がかかり、大体、月の支払額は1万円ほどだ。
前後比較をするとかなり料金が安くなったように思えるかもしれないが、これはあくまで月々サポートが切れた11月分との比較。機種変更前は6102円(比較のために税抜きに換算すると5650円)の月々サポートを受けていたため、10月分と比べると、料金は高くなってしまう。月々サポートは24回限定で、しかも2回線目はMNPで盛りに盛られた月々サポートだっため、直接比較するのには適していないが、それを割引いて考えても、定期的に端末を買い替えていると、料金はほぼトントンといったところ。やはり、機種変更の頻度が高いと、新料金プランの恩恵は少なくなってしまうようだ。
ただし、12月1日からは新料金プラン限定で、Amazonプライムやディズニーデラックスが1年間無料になるキャンペーンも実施されている。前者は月換算で約400円、後者は700円の割引になり、両方を利用している筆者にとっては、1100円の割引に近い形になる。とは言え、よくよく考えるとこれも1年限定。6カ月限定のギガホ割もそうだが、何となく期間限定の割引で、お得感がつかみづらくなっている気がする。
悔やまれるのは、月々サポートが切れた11月分の料金が高かったこと。11月に気づいてドコモショップの来店予約をし、ファミリー割引の適用やプラン変更を申し込んだが、サクサクと手続きが進み、30分もかからずお店を後にした。こんなにスムーズなら、あらかじめ来店予約をしておき、機種変更直後に翌月のプラン変更の予約をしておくべきだった。冬モデルで機種変更して月々サポートがなくなる、もしくは24回目の月々サポートが終わってしまうユーザーは、忘れないように料金プランの変更をしておくようにしたい。