みんなのケータイ

先が見通せない濃い霧を撮ってみたら
【Pixel 3a】
2019年11月5日 06:00
2019年10月末のことです。筆者の住む千葉では、朝から濃霧が発生しており、だいたい視界100mくらいしかなさそうな感じでした。
駅近の駐輪場まで来ても、電車の架線柱(架線を釣っている門のようなもの)が最初の1本しか見えません。これは記録に残しておかねばなー、と筆者は、手元のPixel 3aでパチリと写真を撮っておきました。
で、撮ってみてふと思ったのです。架線柱が2つ見えている。いや、3つめまでギリギリ見えるところまで撮れている。目で見たときには「最初の1本しか見えないな」と思っていたのに、です。
ついでにこのとき、比較したら面白いかな? と思って夜景モードやズーム、ポートレートモードでも撮ってみました。モードが変わっても、柱が2~3つ見えるところまで見えるところや鮮明さは同じ。ズームはさすがに先が見通せませんので、さっぱりわからない写真になります。
モード切替では明確な差がでませんでしたが、それにしても、スマートフォンのカメラって意外と優秀です。私たち人間が見るよりもハッキリとモノを見ています。
冒頭の繰り返しになりますが、今回、「架線柱が1本しか見えない」と思ったら、もう少し先まで撮れている。これって、霧の中などでは、私たちは、視界が妨げられ「見えないな」という感覚が強くなってしまうためでしょうか。カメラの方がちゃんと画像を捕らえているのです。
AI搭載のPixel 3aだけではなく、AQUOS sense 2でも撮影してみたのです。それも「霧で景色が見えない」サンプルを撮ったつもりだったのですが、こちらも思ったよりちゃんと写っていたので「霧で見えないというのは、実は我々の思い込み?」と悩みました。
実際にはニュースにもなり、空の便にも影響があったそうなので、それなりに濃い霧だったはずなのですが、スマートフォンのカメラというのは、我々の想像以上にちゃんとモノを写しているのだな、と思わされる今回の一件。目にする風景は、ちょっとしたことでも、その都度、スマホで記録しておくといいかもしれません。