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書き味向上フィルムでSurface Goのペン操作が快適に

 Surface Goをタブレットとして活用するための重要なアイテムが純正オプションの「Surface ペン」。最大4096段階の筆圧を感知するこのペンを使うことで、手書きでメモを取ったり、アイデアを書き出していって頭の中を整理したりと、パソコンとは違った使い方が可能になります

4096段階の筆圧を検知する「Surface ペン」

 購入以来非常に便利に使っているSurface ペンですが、使っているといくつか気になる点がありました。1つは文字の追従速度で、Surface ペンの反応速度は非常に速いのですが、それでも紙にペンで書くのと比べると、ほんのわずかな遅延があります。とはいえその差は比べて意識するとわかるレベルで、絵を描いたりするのではなくテキストと図形を書ければいいという使い方であれば、慣れでなんとかなる範囲でもあります。

 もう1つはディスプレイにペンで書くときの書き心地。Surface Goのディスプレイはツルツルしているため、ペンで書くときにちょっとした違和感があります。透明のプラスチックにボールペンで書くような感覚、というのが近いでしょうか。

 どちらかといえばペンの追従速度よりも書き心地のほうが気になった筆者が対策として購入したのが、ディスプレイに貼る書き味向上フィルム。フィルムの表面はザラザラになっており、ペンで書くときにちょっとした抵抗がかかることで「紙にペンで書く」感覚に近づけることができます。そのフィルムがミヤビックスの「OverLay Paper for Surface Go」です。

書き味向上フィルムで書き心地が向上

 日常的に落下の危険性があるスマートフォンと違い、パソコンはあまり積極的にフィルムを貼る気にはなれなかったのですが、この書き味向上フィルムを貼ると貼らないでは書き心地が大違い。デメリットとしてはペンへの抵抗が増える分、Surface ペンのペン先が早くへたってしまうという点もありますが、ツルツルしたディスプレイへの書き心地を不満に思っていた人にはおすすめのアイテムです。