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INFOBAR xvを“通話専用”の格安SIMで使ってみた

【INFOBAR xv】

 昨秋に発売された、au Design projectの4G LTEケータイ「INFOBAR xv」を遅ればせながら購入しました。15周年モデルとしての存在価値やデザインの魅力についてはもう語るまでもないかと思いますが、今回は少し変わった使い方を試してみました。

INFOBAR xvを通話専用の格安SIMで使ってみました

 INFOBAR xvはAndroidベースのフィーチャーフォン、auで言えば「4G LTEケータイ」というカテゴリーの機種です。SIMロック解除にも対応しているほか(関連記事)、俗に言う“MVNOロック”撤廃後に登場した機種なので、au網のMVNOではSIMロック解除を行わなくても利用できます。

au網のSIMを選択したのでSIMロック解除は不要

 今回は、IIJmioの「ケータイプラン」(タイプA)のSIMカードを利用しました。MVNOでは珍しい音声通話に特化したプランで、追加クーポンを購入した場合を除いて音声通話とSMSのみを利用できます。試してみると、特に変わった設定は必要なく音声通話・SMSともに利用でき一安心。

 また、プリフィックス型の通話料割引サービス「みおふぉんダイアル」についても、スマートフォンではないので専用アプリはインストールできませんが、端末側の機能として備わっている「プレフィックス自動付加」の設定をしておけば、みおふぉんダイアルのプレフィックス番号「0037-691」を先頭に付けて発信してくれるので、問題なく通話料を抑えられます。

「みおふぉんダイアル」は端末の設定で解決

 スマートフォンのように自由にアプリを追加して利用するデバイスではないので、本来のキャリア以外で利用する場合に使える機能は限られてきますが、過剰な情報摂取を抑制する“デジタルデトックス”がテーマとなっているこの機種なら、割り切って使えるので相性は良いかもしれません。

 また、扱いやすいフィーチャーフォンタイプの端末にデータ通信不可のSIMという組み合わせなら、うっかり高額な料金が発生してしまう可能性も低いので、子どもや機械が苦手な家族に持たせる場合も安心できそうですね。