みんなのケータイ

はじめての“ディスプレイ内指紋センサー”に大はしゃぎ

【HUAWEI Mate 20 Pro】

 ケータイ端末が好きすぎて、増えてしまった回線のうちワイモバイルを解約しようと思いたち、新宿に出てきたら、なぜかソフトバンク回線にMNPしてしまっていた。

 その際に購入したのが、今回紹介する「HUAWEI Mate 20 Pro」だ。「Leicaトリプルカメラ」と呼ぶ3つのカメラレンズを背面に配し、超音波式のディスプレイ内指紋センサーを搭載している。

HUAWEI Mate 20 Pro

 選択した理由は、お気に入りであるHUAWEIのLeica品質のカメラを引き続き使いたかったこと、またディスプレイ内指紋センサーを使ってみたかったこと、というもの。「OPPO R17 Neo」が国内発売したときに「買わねば!」と思っていたのに、すっかり機を逸してしまったことも、理由のひとつである。

 ざっと概要を説明する。ディスプレイは約6.39インチ、19.5:9 OLEDディスプレイ、3120×1440ドット。サイズは約72.3×157.8×8.6mmで重さは約189g。Galaxy Note 8とあまり変わらないイメージだ。

 コネクタはUSB Type-Cでイヤフォンジャックは非搭載。そのため、USB Type-Cに接続するハイレゾイヤホンとUSB Type-C to 3.5mmヘッドフォンジャックアダプタを同梱する。ちなみに、背面を保護するためのケースが入っており、傷を気にせずすぐに使い始められるのがうれしい。

SIMカードスロットは下部に。イマドキのスマートフォンらしく、コネクタはUSB Type-C。持ち歩くケーブルを減らしたいという思惑もあり、micro USBを搭載したスマートフォンの購入を控えつつある。
同梱物。体の左側にあるのはチャージャー、USB Type-Cハイレゾイヤホン、USBケーブル (A to C)、USB Type-C to 3.5mmヘッドフォンジャックアダプタ。右側にあるのはクリアケース

 前述のとおり、ディスプレイ内指紋センサーを試したくて購入した本機。さっそく設定してみた。

 ……と息巻いてはみたが、ほかの機種の登録方法と異なるところはない。指示に従って何回か指を押し付けていくだけだ。センサーを別に設けている端末よりも押し付ける回数は多いような気がしたのを除いて……。

指紋登録方法は、そのほかのAndroid端末と変わりがない。指5本ぶんまで登録可能

 通常の指紋センサーだと「さらり」と触れるだけでロック解除されるが、HUAWEI Mate 20 Proではぐっと押し付ける感じ。反応速度は予想以上に早く快適。正しく認識されてロック解除するときのアニメーション(同心円状の波紋が広がる)もオシャレ。「うぉぉぉおお!」とひとりで大はしゃぎしてしまった。

 注意書きによれば、指が乾燥していたり、保護フィルムを貼り付けたりしていると感度が鈍くなるとのこと。

保護フィルムなしで使うのは不安