スーパーのセルフレジが苦手でiD使いまくり

　国内線の検査場ではうっかり顔を覗かせて激しく列を停滞させたApple Pay。でも、最寄りのスーパーではドヤ顔でレジを通過しています。もうなくてはならない感じです。

　今年に入ってから、近所のスーパーにセルフレジが導入されました。カードと現金の支払いを専用端末でやる方式なんですが、これがなんとも苦手なんです。

　最初は自分もセルフレジを使っていたんですが、紙幣は揃えてスロットに差し込むとか、紙幣と小銭の投入口が別とか、手渡しだったレジのときに比べて気を使うポイントや動作が増えました。やってみた感じでは、時間が短縮されてる気はしない。むしろ手渡しのときより時間かかってる？　もちろんレジの負担は軽減してるんだと思います。でも利用者がピークの混雑時間帯になると、なんか焦ってしまう自分もイヤでした。

レジをスッと通過したくて使ってしまうiD

　そんなとき嬉しいのが電子マネー。いきつけのスーパーでは、電子マネーならレジでそのまま決済できるので、iPhone XのサイドボタンをダブルクリックしてiDを起動。かざして支払いを済ませ、レシートをうけとってその場を離れています。スピーディ！

　iDを使うとスーパー独自のポイントがつかないという条件はありますが、一応カードのポイントはつきますし（ポイント5倍サービスデーはありませんが）、チャージが不要なので残高でもたつくこともありませんし、毎月スーパーに行った回数や、食費としてどれくらい使っているかがカード明細でわかるところが気に入っています。

　ほかにもすでに交通機関の支払いでSuicaを使っていますし、友だちと食事するときの割り勘の支払いはLINE Payにたまっている分でまかなうこともあり、銀行のATMに立ち寄る回数も激減しました。

　便利この上ないんですが、現金で払える分だけ買うという節約はできなくなっているのが悩ましいところです。ふだんから事前に買い物リストを作成し、必要なものしか買わないようにしているつもりですが、一層気を引き締めないとまずいな、とカード明細を見て思うのでした。