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iRig UAをType-C端子のスマホで使う

【Galaxy Note8 SCV37】

 以前、Galaxy S7 edgeにギターを接続できる「iRig HD-A」という機器をご紹介した。実はiRig HD-Aにはサムスン製のハイエンドスマホでしか動作しないという欠点があるのだが、それを克服し、OTG対応のAndroid端末で広く利用できるようにした「iRig UA」が登場し、筆者もそれを購入して使用していた。

iRig UAとGalaxy Note8

 が、筆者が現在使用しているGalaxy Note8 SCV37など、外部接続端子のType-C化が進む中において、iRig UAのインターフェイスがmicroUSBで、やや時代遅れとなっている点が残念。

 もっとも、解決策が無いわけではなく、勘がいい方はすでにお気づきだと思うが、microUSBをType-Cに変換するアダプターがあれば何とかなりそうである。ただ、形状を変換できればどんなアダプターでもよいかといえばそうではなく、OTG対応のものが必要になるので注意が必要だ。なかなか家電量販店で購入できるアイテムではないが、Amazonあたりを探せば数百円で購入できるので、必要とされる方は迷わずネットで購入するのがオススメだ。

同梱のケーブルはmicroUSB
OTG対応の変換アダプター

 で、アダプターさえ手に入れば、Type-C対応のAndroidスマホもギターのアンプシミュレーターとして利用できるようになる。

 iRigシリーズは元々iPhone/iPad向けということもあってAndroidに対するサポートにはそもそもあまり期待はしていないが、さすがにType-Cへの移行がかなり進んでしまった昨今においては、この手のアクセサリーメーカーもそろそろ真剣にType-C対応を検討していただきたいところ。せめて、「OTG対応のType-C変換アダプターを用意すれば使えますよ」ぐらいの公式な説明があってもいいような気がする。