みんなのケータイ
ケースの形状次第で保護ガラスにヒビが入る?
【AQUOS R SH-03J】
2017年10月24日 06:00
ほとんどのスマートフォンは基本的に前面にディスプレイを備えていて、画面をタッチしながら操作することになる。かつての折りたたみデザインのケータイと違い、常にディスプレイが外部に晒されるため、気をつけて使っていても落としたり、ぶつけたりすると、画面を割ってしまったり、傷を付けてしまうことがある。
そこで、多くのユーザーは画面を保護するため、保護フィルムなどを貼っている。当初は樹脂製のフィルムが中心だったが、最近では保護ガラスもかなり安価になり、iPhoneのように、基本デザインが同じで世界的にも供給量が多い端末は、1枚あたり数百円で保護ガラスが買えるようになってきた。
ところで、ディスプレイは液晶パネルにせよ、OLED(有機EL)にせよ、通常は標準で表面にガラスが貼られている。よく記事で「ガラスはCorning社製Gorilla Glass 4を採用」「ガラスは旭硝子製Dragontrail Xが使われている」などと書いているヤツだ。
「すでに表面はガラスなのに、さらに保護ガラスを貼るのはどうなの?」「フィルムの方が影響は少ないんじゃない?」なんていう声もよく耳にする。これらの点について、端末メーカーの関係者数人に聞いたところ、「保護フィルムや保護ガラスを貼って、ディスプレイのガラス面を保護することは実用上、特に問題はない」という答えが返ってきた。ただ、「ガラスで問題が起きることは少ないけど、フィルムは品質の悪いものを貼ると、ノイズが増え、タッチパネルのレスポンスが損なわれることもあり得る」という問題点を指摘する声もあった。
『保護する派』と『ナチュラル派(貼らない派)』のそれぞれに言い分があるだろうけど、個人的にはできるだけ貼った方がいいんじゃないかと考え、メインで使う端末は、極力、貼るようにしている。せっかくの端末の画面を傷つけたくないし、あとで売却するときのマイナス点も少ないでしょ。
ただ、保護ガラスを貼った状態で端末を使っていると、それでもまれに保護ガラスが割れたり、傷つけてしまうことがある。たとえば、ボクがメインで使っているAQUOS R SH-03Jは、7月に機種変更をして、購入当日に保護ガラスを貼ったんだけど、わずか2カ月でヒビが入ってしまった。幸い、本体には何の影響もなかったけど(保護しておいて良かった)、ヒビが入った状態を見ると、どうもボク自身の使い方とケースに原因があるようだ。
長らく本誌をご愛読いただき、動画番組「ケータイしようぜ!!」をご覧いただいている方なら、よくご存知のように、ボクは以前からメインで利用する端末を首から提げて、持ち歩いている。
ところが、この状態で椅子に座るためにかがんだり、立ち上がったりするとき、振子のように端末が振られて、机の角などにぶつけてしまい、それで保護ガラスにヒビが入ってしまったようだ。「首から提げるなんて、子どもみたいで……」と言われることもあるけど、複数の端末を同時にに持ち歩くには、首提げと胸ポケットを併用するスタイルがもっとも効率的だし、着信も見逃さないでしょ(って言うわりににはよく見逃す)。
もうひとつ良くなかったのは、背面に装着したクリアカバー。写真を見てもわかるように、このカバーは右側面の電源キーと音量キー、左側面のSIMカードスロット、下側の外部接続端子のあたりがカバーされていないため、問題の振子のような動作で、机にぶつけてしまうと、保護ガラスにもろに衝撃が伝わり、打ちどころが悪いと、保護ガラスにヒビが入ってしまうわけだ。
そこで、今回は保護ガラスを貼り替えるとき、側面を一周、きちんと覆うタイプの背面カバーを装着することにした。保護ガラスを貼り替えてから、まだ1カ月半くらいだけど、出張が多かった1カ月半の間でも保護ガラスにヒビが入るようなことはなく、とりあえず、無傷の状態で使い続けている。保護ガラスもカバーも大事だけど、とにかく今後は振子のような動作で、机に端末をぶつけないように心がけたい。
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