みんなのケータイ

キャリア回線を安く使いたい人の最適解! 「docomo with」で「Galaxy Feel」を入手

【Galaxy Feel SC-04J】

シンプルなデザインで、高級感のある「Galaxy Feel SC-04J」

 今年の5月、NTTドコモから非常に魅力的な割引サービス「docomo with」が発表されました(※関連記事)。指定された機種を購入することで、その機種を使い続けている間は、毎月の利用料金から1500円(税抜)割引されるものです。

 筆者はVoLTEフィーチャーフォン「AQUOSケータイ SH-01J」を、電話待受やおサイフケータイ用のサブ端末にしていました。AQUOSケータイはとても使いやすく、満足していました。しかし、筆者は通信費をなるべく節約しようと、ISPの「spモード」を外していました。「モバイルSuica」で決済しようとして残高不足だった際、AQUOSケータイ単体でデータ通信はできないため、メイン端末のテザリング機能とAQUOSケータイのWi-FiをONにして、モバイルSuicaアプリを起動し、クイックチャージを使う……といった手間が、とても面倒くさくなってしまいました。

 そんなもどかしい思いを抱いていたときに「docomo with」が発表されたことで、メインの音声回線を必ずドコモにしている筆者は、これを機に、「電話待受やおサイフケータイ用のサブ端末もスマホにしよう!」と決意しました。

 そこで選んだのが、6月15日に発売されたサムスン電子製の「Galaxy Feel SC-04J」です。決め手は、シンプルで高級感のあるデザインと、ワンセグ放送の録画ができること、そして本体価格が比較的安いことでした。

 筆者はメインの電話番号で本機を使いたいと思っていましたが、契約時はドコモの利用期間が1カ月強でした。あまりにも機種変更のスパンが短いので、「docomo with」を適用できるか不安でしたが、無事適用して契約することができました。docomo withの割引は、「月々サポート」などと違い、日割計算されるので、さらにおトク感を感じられると思います。

「docomo with」の割引は日割計算される

 Android 7.0を搭載し、CPUはサムスン製のExynos 7870(オクタコア、1.6GHz)、メモリーはRAMが3GB、ROMが32GBです。ディスプレイは約4.7インチと、最近のスマートフォンの中ではとてもコンパクトです。また、1280×720ドットの有機EL(AMOLED)を採用しており、鮮やかな発色でとても画面が見やすいです。

 箱の中身は本体、テレビアンテナケーブル、SIM取り出しツール、クイックスタートガイドと、非常にシンプルとなっています。

箱の中身は非常にシンプル

 筆者が特に重要視したのはテレビ機能です。1カ月弱使ってみて感じたことは、細かなところで工夫がなされている、ということです。筆者は旅行などの移動中、ワンセグで地方のローカル番組などを観ることが多いのですが、元々プリセットされているエリアが他の機種に比べて多いので、簡単にエリア変更ができます。また、録画予約も番組表内の番組名をタップし、番組詳細左側を1タップすると視聴予約、もう1回タップすると録画予約を行えます。

 また、ホーム画面やブラウザなどの画面に、縮小されたテレビ画面を映し出すことができるので、ネットショッピングをしたり、SNSを見たりしながらテレビを視聴することができます。

静岡県のエリアプリセット。大体の機種は「静岡」と「浜松」の2地域しかプリセットされていないが、本機は6地域もプリセットされている
東京都のプリセット。東京23区に加えて、「八王子」と「多摩」も登録されている
録画予約はとても簡単にできる
ホーム画面やブラウザなどの画面と同時に、テレビ映像を映し出せる

 そのほか、本機は上位機譲りの本格的なボイスレコーダー機能や、待受時に常に時計や通知を表示する「Always On Display」も搭載されています。低価格でも、性能が良く使いやすいスマートフォンを求めている人には、ぴったりな一台だと感じています。

ハイエンドモデルの機能「Always On Display」は本機でも使える