みんなのケータイ

iPhone 7 PlusもSIMロック解除!

【iPhone 7 Plus】

今回ロック解除したiPhone 7 Plus(右)とメインのiPhone(左)

 iPhone 7/7 Plusも発売から約半年が経過し、発売直後に買っていれば、SIMロック解除ができる時期になってきた。

 SIMロック解除のルールはキャリアによって若干異なっているが、端末の購入日(発売日ではない)からドコモの場合は6カ月以上、auとソフトバンクは181日以上が経過していることが条件となる(ドコモは解除実績があれば半年待たずに解除できたりする)。対象は2015年5月以降に発売されたモデル。オンライン手続きは端末購入回線のサポート用IDが必要だが、無償でロック解除できる。

 たとえばiPhone 7/7 Plusを2016年9月16日の発売日に購入していれば、6カ月目であり181日目でもある3月16日からSIMロック解除が可能になる。

 筆者の手元には昨秋、ほぼ検証用に購入したソフトバンク版のiPhone 7 Plusがあるので、これのSIMロックを解除することにした。ソフトバンクの場合、サポートサイトの「My SoftBank」からロックを解除できる。ちなみにメインに使っているiPhone 7は元々アンロック版なのでロック解除は必要ない。

 まずMy SoftBankにログインし、上方メニューにある[契約・オプション管理]を選択する。次の画面では左メニューにある[SIMロック解除対象機種の手続き]を選択する。そこでSIMロックを解除したいiPhoneの「製造番号(IMEI番号)」を入力する。IMEIはiPhoneの設定アプリ内、[一般]-[情報]の[IMEI]という項目に書かれている15桁の数字だ。似たID番号がたくさんあるので間違わないように注意しよう。なお筆者は間違ってMEIDを入力していた(14桁目まで同じなのだ)。

My SoftBankのトップページ
契約・オプション管理のページ
IMEIを入力する
IMEIは設定アプリ内で確認できる
アクティベーション時に通信に失敗するとエラーになるが、しばらく待つと通ったりする

 IMEIを入力すれば、あとは次の画面で[解除手続きをする]を選択するだけで手続きは終わるが、このあと、「別のキャリアのSIMカードを挿入する」か「フルリセットをかける」のいずれかの方法を取り、再アクティベーションをかけないと、ロック解除は完了しない。別のSIMカードがない場合、後者の方法となるが、バックアップを取ってデータ削除してデータ復帰、という手順が必要なので、バックアップ環境や時間が必要なので注意しよう。

 再アクティベーション時にはネット接続が必要だ。たとえば海外で現地プリペイドSIMを使うためにロック解除するときは、現地でアクティベーションできずに苦労する可能性もある。SIMロック解除は国内にいるとき、Wi-Fiやバックアップ環境があって、時間もかけられるときに、完了させておこう。

SoftBankオンラインショップ
iPhoneの情報をチェック