スタパ齋藤のコレに凝りました「コレ凝り!」
「Peak Design」の新製品を購入〜♪ かなりイイ……けど
2017年12月13日 06:00
最近はずーっと「Peak Design」製
カメラ用のストラップ類は、ここ数年ずーっと「Peak Design(ピークデザイン)」(公式ページ)の製品を使っています。カメラ関連アクセサリーをつくっているメーカーです。Peak Designは2010年にクラウドファンディング「Kickstarter(キックスターター)」(公式ページ)で立ち上がり、急激に製品愛用者を増やして世界的ブランドになりました。現在では日本のショップでも幅広く扱われていて、かなり定番的な存在になっています。
いろいろなPeak Design製品を使っていますが、好んで使っているのは「CAPTURE」という製品(カメラマウント+クイックリリースプレート)で、バックパックなどのショルダーストラップにカメラを装着できるカメラマウントです。もうひとつ、着脱が非常に容易なカメラストラップも愛用中。
これらのマウントやストラップ、とても便利に使えていましたが、不満もすこ〜しありました。が、その不満が解消されると思われる新製品が登場。Kickstarterで製品計画がありましたので、それに出資。先日無事に新製品を入手できました。
シンプルで小さくなった新型「Capture」
新製品のひとつは新型の「Capture」(公式ページ)。一世代前の「Capture」と比べると、小さくシンプルになり、デザイン面での無骨さも減りました。より幅広い用途に向きそうです。
一世代前の「Capture」と比べると、新型はシンプルで小型になり、デザインもすっきり。シティユースでも違和感がないように思います。ただ、新型は一世代前の「Capture」にあった機能が一部削減されています。また、新旧「Capture」では「部分的に互換性がない」という残念さもあります。
新型「Capture」は横幅が狭くてつくりも滑らかなので、バックパクのショルダーストラップに装着したとき、その部分が痛くなりにくくて快適です。クイックリリースプレートも薄型化されたので、カメラ側の嵩張り感も低減されました。イイ感じの新型なんですが、ガッチリ固定するためのネジが省かれたり、新型クイックリリースプレートは旧型マウントでは使えなかったり、微妙に残念な要素も残ってしまいました。
ちょうど良い幅と質感の「SLIDE LITE」
もうひとつ、「SLIDE LITE」(公式ページ)という新製品も買いました。前述の「アンカー」に対応するストラップで、幅が32mm。
筆者はミラーレスカメラを主に使いますが、これまで「SLIDE」という幅45mmのアンカー対応ストラップを使ってきました。でも、これだとちょっと幅があり過ぎ。「LEASH」という幅19mmのストラップも使いましたが、それだとちょっと細い感じ。
その中間の太さのストラップが「SLIDE LITE」。ミラーレスカメラ用に使うには、ちょうど良いサイズだと感じられます。またストラップ素材も堅牢にてしなやか。部分的に厚いといったこともなく、とても快適&スムーズな使用感です。
素材は、クルマのシートベルトを少し厚手にしたような感じです。ある程度コシがありますが、しなやか。また、均一な厚みなので、ストラップの長さ調節範囲が広くて汎用的です。内部にクッション材があるような部分もありませんので、不使用時は丸めたり折ったりしても大丈夫という印象。個人的にはこれまでのPeak Design製ストラップのなかではベストだと感じています。
あと、最近の世代の「アンカー」って使いやすいですネ。具体的な製品としては「4PK-AN-3」(4個パック品;公式ページ)。「AN-3」と呼ばれる第3世代アンカーですが、旧来のアンカーから形状が僅かに変わりました。僅かに変わっただけですが、使用感が劇的に良好化。アンカーに対するストラップの脱着がとてもスムーズになりました。
小さな部品ですが、僅かに形状を変更したことでホント大幅にスムーズに使えるようになっています。凄い。
なお、上の右写真で、最新型とやや古いタイプのアンカーは、ヒモが擦れるなどして劣化してくると内部から色付きの部分が出てきます。最新アンカーは赤、やや古いタイプのアンカーは黄色。この色が見えてきたらアンカーが劣化してきた証拠ですので交換しましょう。
といった感じのPeak Design新製品×2種。「Capture」のほうは好みが少し分かれるかもしれませんが、ストラップの「SLIDE LITE」はオススメな感じ。ともあれ筆者は今後もきっとPeak Design製品ばっかり使っちゃう予感です。また何か進展がありましたら記事でお伝えします〜♪