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ケータイ新製品SHOW CASE
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J-T51(ラズベリーロッソ)
2002年4月下旬発売
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■ 写真で見るJ-T51
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外部接続端子
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サイドキーとイヤホンマイク端子
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モバイルカメラとミラー
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サブディスプレイ
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キー配列
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付属のモバイルフラッシュ
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イヤホンマイク端子に接続して使用。「J-T06」に付属のものと比べ、約2/3程度に薄型化されている。充電が完了すると、左下のパイロットランプが点灯して発光可能になる
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バックライトカラーは7種類から選択できる。これは水色系統
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赤色系統
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赤紫系統
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黄色系統
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6文字×5行表示
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9文字×9行表示
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12文字×10行表示
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メール表示例(12文字×10行表示)
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1文字入力すると、過去に入力した言葉の履歴も変換候補として表示される
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F機能画面(配色設定:「ノーマル」)。画面下部の「ガイドウィンドウ」によるガイド表示で、各機能の内容が確認できる
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背景の配色設定を変更できる。これは「ダーク」に設定した場合
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マルチファンクションボタンで起動できる「お知らせ一発メニュー」。電話に出られなかった時や未読メールがある場合に、ここから各画面へ簡単にジャンプできる
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プチスケジュール(週間表示)
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プチスケジュール(1日表示)
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撮影モード設定では、撮影画像のサイズを「QCIF」(176×144ドット)と「CIF」(352×288ドット)に切り替えられる
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「CIF」に設定して撮影した画像をスーパーメールでパソコンへ転送したもの。サイズ変更やレタッチは行なっていない
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通常サイズ(80×60ドット)で撮影したムービー。撮影時間は5秒で、メールに添付可能
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「J-T51」では120×88ドットで最大10秒のムービー撮影も可能。ただしこの場合はムービー写メールとしてメールに添付して送信することはできない
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ズームは3種類に切替可能。これは通常ズーム
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2倍ズーム
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4倍ズーム
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画像に撮影日や位置情報を表示する「旅モード」で撮影した画像
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暗めの場所でモバイルフラッシュを使用せずに撮影
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左写真と同じ場所でモバイルフラッシュを使用して撮影
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20種類のフレームを表示して撮影できる。このフレームタイトルは「美しさは罪」
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「女子高生」
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「残業中」
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本体にプリインストールされているJavaアプリ「通話シチョーリツ Ver.2」。Javaアプリ用のメモリ領域として400KBが確保されている
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J-スカイメニューからダイレクトにアクセスできる、東芝製端末専用のJ-スカイサイト「J-T Club Site」
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初期登録されている待受画像
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仕様で見るJ-T51
東芝製のパケット対応機で、ムービー写メールやスーパーメールに対応し、着信メロディは最大40和音。ディスプレイには、144×176ドット2.1インチの6万5536色ポリシリコンTFT液晶を搭載し、背面には11万画素のCCDモバイルカメラを装備している。従来機種「J-T06」に付属のものと比べ、約2/3程度に薄型化された外付けのモバイルフラッシュが標準で同梱される。
なお、他のムービー写メール端末では、80×60ドットで5秒のムービー撮影が可能だが、「J-T51」では120×88ドットで最大10秒の撮影が可能。ただしこの場合は他の端末にムービー写メールとしてメールに添付して送信することはできない。
【おもな仕様】
サイズ (高×幅×厚) |
47×93×25mm(本体閉時) |
重量 |
約105g |
連続通話時間 |
約110分 |
連続待受時間 |
約330時間(本体閉時) |
充電時間 |
約100分 |
ディスプレイ |
6万5536色 ポリシリコンTFT液晶 (144×176ドット) |
表示文字数 |
・6文字×5行表示 ・9文字×9行表示 ・12文字×10行表示 |
メモリダイヤル |
500件 |
リダイヤル・着信履歴 |
各20件 |
データ通信速度 |
最大下り28.8kbps、上り9.6kbps(パケット通信時) |
ボディカラー |
プラチナシルバー、ピュアホワイト、ラズベリーロッソ |
【インターネットメール】
サービス名 |
・スカイメール ・スーパーメール ※いずれも月額300円の「J-SKYパケットパック」に含まれる |
利用料 |
・スカイメール: 受信=無料 送信=1通3円 ・スーパーメール: 1パケット(128バイト)0.3円 |
メール受信機能 |
・スカイメール:最大全角192文字まで ・スーパーメール:最大全角6000文字まで (添付ファイル含め12KBまで。ただしムービー添付時は15KBまで) |
メール保存件数 |
・受信:約1500KBまたは1000件 ・送信:約200KBまたは100件 |
添付制限 |
添付ファイル含め12KBまで。 ただしムービー添付時は15KBまで |
【着信メロディ】
和音数 |
最大40和音 |
着信音 |
・メロディ:10曲 ・効果音:20種類 ・パターン:4種類 |
登録メロディ曲名 |
My Happiness うららボイス SAMURAI DRIVE フニクリフニクラ 山の音楽家 津軽じょんがら節 美しき青きドナウ 聖者の行進 カノン ウィリアム・テル序曲 |
和音着メロダウンロード |
最大600件 |
カラオケコンテンツ ダウンロード |
対応 |
【データフォルダ】
データフォルダ容量 |
1.8MB (メロディ/画像/ムービーなどと保存領域を共有) |
【Javaアプリ】
保存件数 |
400KB(Javaアプリ専用の保存領域) |
登録済み Javaアプリ |
通話シチョーリツ Ver.2 |
【カメラ(静止画)】
撮影可能フォーマット |
JPEG/PNG |
撮影可能解像度 |
・QCIFモード:176×144ドット ・CIFモード:352×288ドット |
撮影可能容量 |
データフォルダ容量(1.8MB)に依存 |
【カメラ(動画) 】
撮影可能フォーマット |
Nancy形式(.noa) |
撮影可能画質 |
・80×60ドット(5秒)=メールに添付・送信可能 ・120×88ドット(10秒)=メール添付は不可(保存・再生のみ) |
撮影可能容量 |
データフォルダ容量(1.8MB)に依存 |
スタッフが見たJ-T51
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コメント |
湯野 |
それにしてもこのラズベリーロッソは強烈。他の51シリーズにはない斬新なボディカラーで、ショップの店頭ではかなり目を引くはずだ。基本的なハードウェアスペックはツーカーの「TT21」あたりとほぼ同等だったりするが、パッと見でここまで印象が違ってくるというのも面白い。
そんな外見上の目新しさもある「J-T51」だが、使ってみると、中身の部分、つまりソフトウェアの面でもかなりブラッシュアップされていることが分かる。例えば、東芝お得意のマルチメニューはアイコンが目的ごとに整理されて分かりやすくなっているし、変換候補をポップアップ表示で確認しながら文章を作成できる新たな入力予測機能が搭載されている。
中でも感心したのは、マルチメニューの「下」に割り振られている「カンタン機能」メニューだ。このメニューに行くと、メモリダイヤルの登録や写メールの送信の操作などが、最近のパソコンソフトのインストーラーによく見られるステップ・バイ・ステップのいわゆるウィザード形式で行なえるようになっている。操作に慣れてくれば不必要な機能なのかもしれないが、話題のサービスをイマイチ使いこなせていない“潜在写メーラー”なんかに対しては実に効果的なソリューションだと思う。
「J-SH51」のSDカードスロットや、「J-K51」のツインスピーカーなんかと比較すると、ハードウェア的にズバ抜けてすごいというところはそんなにないのだが、勘所をおさえつつ、ユーザーフレンドリーなインターフェイスを備えたJ-T51。51シリーズの中では最も標準的で使いこなしがきく端末ではないだろうか。
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松下 |
なんといっても目を引くのはこのボディカラーだが、個人的にポイントが高いのは、他のムービー写メール対応機が80×60ドットで5秒のムービー撮影となるのに対し、「J-T51」ではこれに加えて120×88ドット・最大10秒のムービー撮影も可能である点。ただしこの場合は、ローカルに保存して再生のみ楽しめ、メールに添付して送信することはできないが、通常の2倍の時間が撮影できるので、5秒の撮影よりも「ムービーを撮影した!」という手ごたえを得られるのではないだろうか。ムービー目当ての人にとっては嬉しい付加価値だと思う。また、画素数は11万と「J-SH51」の31万画素には劣るが、静止画撮影ではモバイルフラッシュを使用することで暗い場所でもキレイに撮れたり、CIFモードで352×288ドットの画像が撮影できたりと、カメラ機能も充実していて楽しい。
ひと通り触ってみると、多機能でややメニューや設定項目が多いような印象を受けるが、基本的な部分は「マルチメニュー」やF機能で事足り、「ガイドウィンドウ」で各メニュー項目の概要も確認できるので、メニュー体系は慣れれば便利だ。ただ、上下左右の移動キーがやや小さめの作りで、周辺ボタンとの配置間隔もこころもち狭いので、手の大きい人には少々押しづらく操作しにくい感じがあるかもしれない。
しかし、従来のJ-フォンにはあまりなかったこのワインレッド系のボディカラー(ラズベリーロッソ)は、女性に絶大な支持を得そうだ。思わず個人的にも欲しくなってしまう……。豊富なカメラ機能もさることながら、見た目のインパクトも重視したい人には、ぜひおすすめしたいパケット対応機でしょう。
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伊藤 |
J-SH51、J-K51に続くパケット対応端末第3弾として登場したJ-T51。前の2機種に比べるとデザインや機能に大きなインパクトはない。しかし、モバイルフラッシュや、144×176ドットの大型液晶、予測変換機能の搭載など、着実に進化している。特に高解像度の液晶は、メール表示時などで120×160クラスの一歩上を行く画面の広さを実感できる。
今回、メニュー構造など大幅に操作性が改善されているのだがそれが実に効いている。一般的なテキストメニューをベースにしたものなのだが、一番下の部分に選択しているカテゴリで設定できる機能の概要が説明され、スムーズに自分の目的の機能が探せる。
カメラにはCCDを採用されているため、ファインダー画面での反応速度も速く、CMOSでありがちなブレが少ない。また、予測変換機能も「てにをは」こそ補完してくれないが、完成度はかなり高く、ただ変換効率を伸ばしただけのケータイに比べれば使い勝手は数段上。
ただ、できることならフラッシュはやはり内蔵して欲しい。モバイル環境では、「接続する」というその作業さえも、手軽さを奪うからだ。でも、不満はこれくらい。非常に使いやすいし、多機能をうまくまとめている印象を受けた。ラズベリーロッソはかなり鮮烈なカラーリングなので特にオススメ。
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・ ニュースリリース
http://www.j-phone.com/h/from/topics/f20318_1_1.html
・ 製品情報(J-フォン)
http://www.j-phone.com/kisyu/jt51/index.html
・ J-フォン、CCDモバイルカメラ搭載の「J-T51」「J-P51」
2002/04/17 11:28
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