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コメント |
工藤 |
ボディは剛性感があり、デザインもすっきりしている。液晶はやや引っ込んだ位置にあり、TFTなどに比べると明るさはやや劣る。液晶はともかく明るくなければという人は避けた方がよいかも(ただし、明るい液晶はおおむね消費電力が大きく、バッテリの持ち時間は短くなる。現状では液晶の明るさとバッテリの持ちはトレードオフと思ったほうがいい)。 背面のイルミネーションは、動物などのアイコンが中で動くなど可愛い。操作性は、とくにわかりにくいというわけではない。ただし、たとえば「音設定」のアイコンを選んで、詳細なテキストメニューが表示される。ここでスクロールしていくと、いつのまにか照明設定や料金表示関連などのメニューも出てきてしまうのは、アイコンメニューにしている意味が薄いというか、迷ってしまうかもと思った。 もっとも、特別に不満な点というのがあるわけではなく、ボディデザインの印象もいいので、あとはお好み次第と思います。
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湯野 |
機能面ではC403STと大差ないが、鳥取三洋製の端末は、メール等の日本語入力のインターフェイスがかなりよくできていると思う。例えば、「お」を入力しようとしたとき、画面の下のほうに「あいうえおぁぃぅぇぉ」というガイドが出るあたりや、その画面で「お」にフォーカスが当たっている時、「*」ボタンを押せば「え」に、「#」ボタンを押せば「ぁ」にフォーカスが移動するというところは、「これからケータイでメールをはじめたい」という人にとってはありがたい機能なのではないだろうか。 日本語変換の辞書のほうもなかなかよくできており、「もーむす」で「モーニング娘。」に、「どらえもん」は「ドラえもん」、「さざえさん」は「サザエさん」、「ぐれい」は「GLAY」、「すまっぷ」は「SMAP」に変換してくれる。でも、「きむたく」は「金宅」だったけど…。
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松下 |
基本性能、および背面のウィンドウ以外のデザインは前機種とほとんど同じなので、あえて指摘すべきことはなく、カラフルなライトが用意されたハートフルウィンドウは魅力的なのだが、やはり液晶の明るさがTFTなどに慣れてしまうとちょっとさびしい。ezplusは非対応で、ゲームなどのアミューズメント機能も特に内蔵されていないので、ちょっと地味な印象の端末ではあるかもしれないが、前機種同様に操作性はよく、アイコンによるメニュー階層も大変わかりやすいので、通話やメールが中心用途であればシンプルで堅実な端末として、購入するのも悪くないと思います。スッキリしたデザインはなかなか好印象。
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