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コメント |
| 工藤 |
やはりJ-SH06の場合、カメラ内蔵のJ-SH04との比較でどうか、ということになる。STNながらハイカラー（65536色）相当の表示が可能なGF液晶２世代目の画質は、J-SH04と比べて非常に鮮明。発色の鮮やかさはTFT液晶にはやや劣るけれども、まず文句はないレベルのきれいさと思う。また、カメラの性能が大きく向上。J-SH04では白飛びしたり、逆に真っ暗になってしまうような条件のところで、携帯画面で見るには十分なレベルの画像が撮れる。従来のケータイ内蔵デジカメでは、屋内でちょっと暗いところだとうまく撮れなかったけれど、J-SH06なら、かなり暗いところでも大丈夫だ（メーカーによれば５ルクスまでOKだという）。
内蔵デジカメの画質では間違いなく、これまでに出ている端末では一番だと思う。内蔵デジカメで遊びたいユーザーには自信を持ってお勧め。もっとも、シャープの端末は概して機能的に遊びが少なく、キャラクターを使ったメールやミニゲームなど、盛りだくさんの機能が欲しいユーザーには、いまひとつ不向きかもしれない。
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| 湯野 |
ベースは同じくカメラ搭載のJ-SH04なわけだが、液晶が６万5536色表示可能な半透過型GFカラー液晶になったので、とりあえずキレイ。やはり内蔵カメラを使った撮影の時には威力を発揮する。
そのほか、基本的な機能や操作性についてはJ-SH04とほとんど同じで、J-スカイウェブの操作性もまずまず。
見た目には、液晶まわりのフォルムが丸っぽくデザインされており、やわらかい印象を受ける。ボディカラーとしては、ラスターシルバーとカシスブルーの２色が用意されているが、ラインナップにホワイト系がないのがちょっと意外。
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| 白根 |
液晶が変わり、カメラのCMOSセンサなどに微妙な改良が加えられたくらいで、ほとんどJ-SH04と同じ。ただ、液晶が256色表示から６万5536色表示に変わった点は非常に大きい。撮影画像の表示が格段に美しいのだ。撮影してその場で見て楽しんだり待受画像にすることを考えると、この変化は非常に大きい。パソコンなどの別デバイスに頼ることなく、ケータイ単体でここまで楽しめるというのはかなり感動できる。画質的には玩具デジカメレベルだが、液晶と通信機能がついてこのサイズなのだから、文句など云うなかれ。常にポケットに入れておいて、いつでも写真が撮って楽しんでしまおう。もちろん、合コンでは必殺アイテムになってくれること間違いなし。
使い勝手についてはJ-SH04とほぼ同じ。リスト式のメニューで、階層の行き来は決定ボタンとクリアボタンもしくは左右カーソルのどちらでもOK。個人的にはこの操作方式は嫌いではない。スペック的は半年前のJ-SH04とほぼ同じにもかかわらず、16和音、カラオケ、ステーション対応などなど、最新機種に見劣りしないものだ。デザインが嫌い、とかでない限り、購入の選択肢には入れるべき端末だと思う。
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