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工藤 |
RZ-J90の操作性もイマイチだと思ったのですが、DL-M10の操作性はさらに難解……。ピッチひとつさくっと使えないなんて、すごい馬鹿かも!>自分。でもぉ、例を挙げると「メロディ」じゃなくて「着信音質」メニューで登録メロディ選択をするとは、普通想像つきにくいと思うんですが(もっとも、以前から東芝製キャロッツを使用していたユーザーにとってはノープロブレムなのかも)。
ミニゲームなし、電卓なし、カレンダー/スケジュールなしとあんまり余分な機能のない端末です。あと、着信時「バイブ→音」設定で音量が選べない(小さい音のみ)のは、バイブと併用することの多い人には問題アリかも。
ではでは良いところ。ホワイトバックライト採用の液晶はRZ-J90よりくっきりして文字が読みやすい。TT03といい、最近の東芝端末は、総じて液晶がきれいです。また、9万語辞書がかしこい、新マルチファンクションキーは操作しやすい。そしてなにより、大容量メモリ! 最大40曲のダウンロードメロディをファイルBOXに保存可能です。着メロをたくさん落としたい人にはオススメ。音はもちろん、feel H"の良い音です。三洋電機製RZ-J90、九州松下製KX-HS100ともダウンロード着メロ保存は最大10曲まで(KX-HS100は別売のSDメモリカードを購入すれば山ほど着メロ保存可能ですが、SDカードは32MBで1万円超える)。また、体感ではアンテナ性能はかなりいいと思います。RZ-J90では、唐突に接続が切れることがあるんですが、試用中そういうことは1回もなく、接続に“粘りがある”感じ。あえて乱暴な言い方をすれば、操作性に難があっても人間の方で慣れるもの。大容量メモリに高いアンテナ性能と、実益重視派にはいい端末だと思います。
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湯野 |
最初に出たストレート型のfeel H"端末。メタリック調のやや角張ったボディは、なんとなく超合金っぽい感じ。使い勝手は他のメーカーの端末と比べると少し独特な感じがするが、日本語の入力機能が充実しているのが嬉しい。文章を確定せずに英数字の入力モードを切り替えられる「入力モード混じり変換」機能なんかも、ちょっとしたことだが、「なかなか気が利いているなぁ」と感じさせられるところ。
着信メロディの自作機能だが、入力インターフェイスこそ昔ながらのスタイルだが、4和音対応で何しろ音がイイ。これだけちゃんとベースノートが出てくれると、曲の深みがかなり違ってくる。さらに音にこだわる人には30秒までのナマ音をそのまま着信メロディにできる「録音着信音」の機能もオススメ。感覚としては、昔テレビの音をラジカセで録音したアレですな。
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池森 | PHS端末にしては、厚みもあり見た目は携帯端末とあまりかわらない。つや消しシルバーの外観が高級感がある。画面の大きさ、明るさともに標準的で、操作性になれれば使いやすい端末だと思う。feelsound対応の着信メロディに椎名林檎の「本能」が入っているのが、個人的に一番気に入ったところで、「幻想即興曲」のピアノの音のリアルさに驚きました。ダウンロードメロディは最大40件の保存が可能なので、着信メロディにこだわる人にはおすすめの端末。
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