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工藤 |
feel H"端末RZ-J90を毎日使っているので、H"メニュー(コンテンツサービスH"LINKやメール、SoundMarketなどのネットワーク機能)と電話機能のメニューが分かれているのにもすっかり慣れて、操作には違和感はほとんど無かった。メモリダイヤルは電話番号900件、メールアドレス600件と非常に多い。液晶サイズは最近の端末ではやや小さめ(東芝製DL-M10と同じサイズ)だが、明るく見やすい。ボディサイズはRZ-J90よりややコンパクトな印象を受ける。
選択のポイントとなるのは、やはりメモリ容量。feel H"の良い音を着信メロディで楽しみたいなら、ダウンロード着メロ最大3曲はちょっとさびしい。通話とメール、掲示板サービスなどのコミュニケーションがメイン用途で着信メロディは好きな曲が数曲あればOK、という人なら問題ないと思います。あと、さすがに同じ京セラ製だけあり、feel H"用デジカメ「Treva」との組み合わせはこのPS-C1が一番良い印象があります。また、オプションのリモコンオーディオプレーヤーで、SoundMarketにも対応します。
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湯野 |
カタログスペックでは、同じ折りたたみのfeel H"端末「RZ-J90」あたりと大きさはあまり変わりないのだが、実際に手に取ってみると、だいぶスリムなように感じる。ただ、今回手にしたボディカラーがプラチナシルバーのモデルは、塗装が“ウルトラマンの超合金”という感じで、あまり高級感というのは感じられない。
機能面では、オプションのデジタルカメラユニット「Treva」で撮影した画像を元に最大8コマのアニメーションの作成が可能で、これをメールに添付して送信したり、待受画面に設定したりできるようになっている。カメラを装着する位置も、RZ-J90ではボタン側の左側面だったのに対し、PS-C1では液晶側の右側面になっていて、使い勝手もなかなかイイ。
そして、着信メロディの自作機能。3和音対応で五線譜編集モードがあるのは、京セラ製端末では標準的だが、このほか碁盤編集モードというのが付いている。個人的には五線譜編集のほうが分かりやすいような気もするが、そのチャレンジ精神は評価したい。
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松下 |
今回は私用では全く馴染みのないfeel H”端末。液晶サイズは96×128ドットとややコンパクトに見えるが、きれいで見やすく大きさはさほど気にならない。同じ折りたたみタイプの三洋電機製「RZ-J90」と比べると、ボディ(特に横幅)が若干コンパクトな印象を受けるが実際のサイズはほとんど変わらず、不思議に思ってよく見てみると、液晶画面とキーが配列されている面の両方とも、ウエストのようにくびれたデザインが施されており、それで横幅をコンパクトに見せているような印象を受けた。P209isほど小さくはないが、女性が持った時にはちょうどいいホールド感だと思う。
テレビCMで流れている幻想即興曲は、この端末でもやはり同じような音質で聞くことができるが、音量を大きめにすると少し割れたような感じになってしまうのが少々気になるところ。しかし、メニューも操作しやすく、そのほか特に気になるところもないので、もし自分がPHSユーザーならコレに機種変してもいいかも……と思わなくもない端末。
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