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工藤 |
最大の特徴は、松下製の二つ折り端末、ということだとは思いますが、忘れちゃならないのがプライベートウィンドウ。これ、開いた時には表示が消え、閉じると表示ONになるという賢い仕様です。最近の若い人はケータイで時間を見るから腕時計を持たない人が増えているという統計も出ていますが、たたんだ状態でも時間が見えるのは便利。
操作性は、とくに困らないと思います。ただiモードサービスへアクセスする場合、ちょっとメニューが深い。これはP209iSに限らず、iモードをメインに使う場合、209シリーズは独立したiモードボタンが無いので、ほんのちょっと面倒かも。液晶の大きさでは、新しく発表されたN502itにかないませんが、N502iだとちょっとボディが大きいけど二つ折りが好き! という人にはいいと思います。
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湯野 |
何と言っても目を引くのはこのデザイン。同じ折りたたみで、ジョイント部分からアンテナが出ているモトローラ製の携帯(例えばauの「C100M」)は男っぽいデザインだが、こちらは女性的。賛否両論あると思うが、「とにかくケータイは見た目で目立ちたい」という人にはオススメ。
液晶はムラもなく美しい。ただ、メニュー等がどことなくWindows 3.1あたりを彷彿させる配色になっていて、256色が活かしきれていないので、次の製品ではこの辺をなんとかカッコよく見せてもらいたい。もっとも、これはカラー液晶搭載機全般に言えることかもしれない。
あと、光るメモボタン。音声通話の時は光るのだけど、iモード使用中には光らないのは残念。モデムやハブみたいに、パケットが飛ぶたびにチロチロ光ると面白いと思うのだが。
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松下 |
ボディ・液晶画面の大きさは、N502iやN821iよりもややコンパクトなので、ちょうどN209iと同じくらいでしょうか。丸みをおびたフォルムは、手のひらに納めるとちょうどフィットして、小ぶりなマウスを握っている感じ。でもボタンは大きくできているので押しやすく、コマンドナビゲーションボタンの決定操作もスムーズ。メニュー画面や、メニューの構成は従来のパナソニック製とほとんど同じなので、パナソニックユーザーなら即操作できそう。液晶画面も明るめで、テキストも見やすいし、プライベートウィンドウも斬新。量販店の店頭では、常時通りすがりの女性たちから羨望の熱いまなざしを浴びていました(価格調査時、コッソリ観察済み)。
でも、実を言うとこのデザイン、個人的にはなんだか「貝」みたいで笑えます。特に、スピーカー部分の模様が貝っぽい…
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