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ケータイ新製品SHOW CASE
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D503i(三菱電機)
2001年3月19日発売(関東甲信越地区)
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■ 写真で見るD503i
ボタン配置。フリップ内部にメールボタンや終話ボタンがある
待受画像(左)とメール内画像表示(中央)。写真の写りが悪いが、N503iで同じ画像を表示させたとき(右)に比べる見栄えはほぼ同等
スクロール式のメニュー(左)には頻繁に使う機能が用意されている。詳細な設定などはリスト式のメニュー(中央)で行う。メニューのカラーテーマは5種類から選べる(右)
受信メール表示時には、文字の大きさを「標準」(左)と「縮小」(右)の2種類から選べる。受信メールはフォルダ分類もできる
メールのリスト表示は2種類から選べる(左と中央)。漢字変換システムには「もーむす」→「モー娘」などの単語があらかじめ登録されている
■ 仕様で見るD503i
三菱製のiアプリ対応iモード端末。三菱製携帯電話の最大の特徴であるフリップ型デザインを採用している。 搭載液晶は132×161ドットの4096色表示TFD液晶。4096色表示という点ではN503iと同等だが、液晶の解像度はN503iより高い(N503iでは120×160)。503iシリーズがサポートしているiモード、iモードメール、iメロディ、iアニメ、iナビリンク、iアプリなどのiモード機能に対応。 日本語漢字変換システムとして、メールで使われるような語句に特化したジャストシステムの「ATOK Pocket」を搭載している。メールとブックマークはフォルダごとに管理できる。
【おもな仕様】
サイズ (高×幅×厚) |
129×46×17mm(フリップを閉じた状態) |
重量 |
81g |
連続通話時間 |
約130分 |
連続待受時間 |
約380時間 |
充電時間 |
約110分 |
ディスプレイ |
132×161ドット、カラー4096色TFD液晶 |
表示文字数 |
全角8字×6行、11字×8行 |
メモリダイヤル |
500件 |
リダイヤル・着信履歴 |
20件 |
データ通信速度 |
9.6kbps(パケット通信) |
ボディカラー |
ライトニングホワイト、メタリックルージュ、ブルーグラファイト |
【iアプリ】
iアプリ件数 |
・ダウンロード:10件まで ・登録済み:なし |
【インターネットメール】
サービス名 |
iモードのEメールサービス(送信・受信ともに全角20文字程度で0.9円、別途月額300円のiモード契約が必要) |
メール受信機能 |
全角250文字まで |
メール保存件数 |
送信:50件 受信:200件 |
【着信メロディ】
和音数 |
16和音 |
着信音 |
・登録メロディ:15曲 ・ダウンロード/自作メロディ:30曲まで ・着信パターン:5パターン |
登録メロディ曲名 |
野球場風サウンド クイズ風サウンド サーカス風サウンド 夜想曲第2番 亜麻色の髪の乙女 未来予想図II LA・LA・LA LOVE SONG おもちゃの兵隊のマーチ 風になりたい DIAMONDS 青春 ルパン三世のテーマ THE FINAL COUNTDOWN 浪花節だよ人生は WHITE LOVE |
和音着メロダウンロード |
可能(iメロディ対応) |
■ スタッフが見たD503i
| コメント |
工藤 |
今回は、D502iから機種変更したマイケータイなわけですが、とりあえずささっと触った範囲では、特に不満という点はあまりないです(アンテナ性能については、まだあまり検証できていませんが、D502iより良くなっている感じ)。登録iアプリはないものの、D-styleサイトに行けば、iアプリゲームや4096色対応の待受画像、iアニメなどがダウンロード可能。操作性はD502iとほぼ同じ。D502iからのユーザーならまったく違和感なく使えるはずです。
液晶はN503iと同じく、エプソン製の4096色表示TFD液晶。輝度はTFTに一歩譲る感はあるものの、アクティブ・マトリックス方式で、きれいで見やすい。ちなみにTFDは、TFTのトランジスタの代わりにダイオードを使っているもので、省電力性能などが特長だそうです。ごく最近の携帯電話の液晶はどれも、アクティブ・マトリックス方式採用の液晶になってきて、実用的に困るくらい暗いということはないです。もう少ししたら、液晶が明るいというのが当たり前になって、いちいちコメントする必要もなくなるでしょう、たぶん。
ATOK Pocketはさすがに賢く、口語的な言い回しや語尾にも対応。SO503i搭載の変換予測エンジン“POBox”のように入力キー数を節約できるわけではないものの、誤変換による入力し直しがぐっと減ってメール作成も快適に。気になっていたスクロール速度もD503iでは速くなっていてストレスをまったく感じません(D502i同様、スクロールキーも有)。
現D502i/D209iユーザーで、Dの操作性が気に入っている方にはお勧めのiアプリ対応機。あと個人的に、今度のカラーラインナップはかなりいいと思う。
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湯野 |
とりあえず変換してみる「いれたてのおちゃ」。ちゃんと「入れ立てのお茶」と変換されて、「あ~、携帯もATOKの時代なんだなぁ~」と妙に感動する私。以前、「D502i」や「D209i」を使ってみて非常に気になったスクロール表示の“もたり”も解消されて、iモードの操作も快適。
で、着信メロディの自作機能。3和音対応で、ちゃんと音の長さが分かるように表示される。全パートを一覧しながら編集することもでき、なかなか使いやすい。
このほか、個人的に「これはいいな」と思ったのは、曜日別で鳴らす・鳴らさないを指定できるアラーム機能。最近では目覚ましのかわりにケータイのアラーム機能を使う人も増えているようだが、こういう曜日別の設定がない場合、繰り返し設定になっていると休日も叩き起こされたりして、朝から不快な気分を味わう羽目になる。D503iでは、曜日別に鳴らすかどうかを設定することができるので、「土日は鳴らさない」とかいう設定も可能。祝日は気をつけないといけないけど。
白根 |
iアプリ対応の503iシリーズ唯一のフリップタイプ。TFD液晶を搭載することで、画面は非常に綺麗。iアプリにも対応で着信メロディは最大16和音。メニュー操作中に可愛いキャラクターがアニメーションするなど、遊びの要素はかなり盛り込まれている。
カーソルキーがSO503i同様、上下と左右で異なる操作形態となっている。これはこれでメニュー操作やブラウジングには便利だが、ゲームには向かない。いくつかのiアプリゲームは、テンキーでカーソル操作を代用できるが、そうでないゲームを楽しむのは難しいだろう。ただ、上下のカーソル移動に「連打」という概念は存在しないので、メールやブラウジングには便利だ。
メニューの使い勝手については、頻繁に使う項目を上下カーソルだけですぐに呼び出せるようになっているのは非常に好感が持てる。フリップを閉じたままでもメールを読む程度ならば可能だ。日本語入力時にATOK Pocketによる高度な連文節変換ができるのだが、口語体などメールで頻繁に使われる文型があらかじめ登録されているのはメールコミュニケーションを重視する人には嬉しいだろう。さりげなく受信メールとブックマークをフォルダ管理できるのもポイントが高い。細かな点で使いやすく作られていると思う。
ただ正直な話、使いやすさという点では、503iシリーズ中ではD503iが秀でている、という特徴は特にない。フォルダ管理も連文節変換も、ほかの機種に装備されている。503iシリーズに関していえば、どの端末もそれなりに使いやすくできていると思う。性能的にも、みんなカラー液晶搭載のiアプリ対応だ。となると、選ぶポイントは「自分の好み」に頼るしかないだろう。ポイントは「フリップデザイン」「きれいな液晶」「フォルダ管理」あたりだろうか。ちなみにわたし個人的にはSO503iが好み。
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■ URL
D503iのニュースリリース(NTTドコモ)
http://www.nttdocomo.co.jp/new/contents/01/whatnew0314a.html
D503iの製品情報(NTTドコモ)
http://www.nttdocomo.co.jp/i/lineup/d503i/d503i.html
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2001/03/19 00:00
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