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ケータイ新製品SHOW CASE
SH903i(サファイアブルー)
2006年10月24日発売

写真で見るSH903i



独特の素材感 角度によっては点にも見えるという
独特の素材感 角度によっては点にも見えるという

LEDが点いたところ ヒンジ部周辺。赤外線通信はIrSimple対応
LEDが点いたところ ヒンジ部周辺。赤外線通信はIrSimple対応

シャープ製の90Xiシリーズではお馴染みの回転2軸ヒンジ ディスプレイを露出したまま折りたたんだところ
シャープ製の90Xiシリーズではお馴染みの回転2軸ヒンジ ディスプレイを露出したまま折りたたんだところ

左側面 こちらに外部接続端子
左側面 こちらに外部接続端子

右側面 イヤホンジャック
右側面 イヤホンジャック

microSDカードスロット キー配列
microSDカードスロット キー配列

斜めから画面を覗いたところ 右側面ヒンジ側のボタンを押すと「プライベートフィルタ」が動作する
斜めから画面を覗いたところ 右側面ヒンジ側のボタンを押すと「プライベートフィルタ」が動作する

プライベートフィルタをONにした画面
プライベートフィルタをONにした画面

待受画面 メインメニュー ショートカットメニュー
待受画面 メインメニュー ショートカットメニュー

ズームメニュー MULTI ASSISTANT アクティブマーカー
ズームメニュー MULTI ASSISTANT アクティブマーカー

メインメニューのサブメニュー きせかえツールは、データBOXから変更する メニュー第2階層
メインメニューのサブメニュー きせかえツールは、データBOXから変更する メニュー第2階層

「メディアツール」メニュー 「LifeKit」メニュー ICカード一覧
「メディアツール」メニュー 「LifeKit」メニュー ICカード一覧

「便利機能」メニュー GPSメニュー 現在地確認したところ
「便利機能」メニュー GPSメニュー 現在地確認したところ

位置情報を取得すると、用途が選べる プリセットアプリはNAVITIME 徒歩ナビ・自動車(助手席)向けナビなどが可能
位置情報を取得すると、用途が選べる プリセットアプリはNAVITIME 徒歩ナビ・自動車(助手席)向けナビなどが可能

アプリの設定 フルブラウザ搭載 フルブラウザのサブメニュー
アプリの設定 フルブラウザ搭載 フルブラウザのサブメニュー

「電話帳お預かりサービス」に対応 「電話帳お預かりサービス」を利用するには、事前申し込みが必要 メールメニュー
「電話帳お預かりサービス」に対応 「電話帳お預かりサービス」を利用するには、事前申し込みが必要 メールメニュー

日本語入力は、ケータイShoin 5 フォルダ振分設定 10字×13行表示
日本語入力は、ケータイShoin 5 フォルダ振分設定 10字×13行表示

12字×15行表示 15字×19行表示 例文表示
12字×15行表示 15字×19行表示 例文表示

受信メールを全文表示させたところ 絵文字サイズの画像が使える「デコメ絵文字」 選択カーソルは若干見つけにくい。また素材選択の操作は少々もたつく
受信メールを全文表示させたところ 絵文字サイズの画像が使える「デコメ絵文字」 選択カーソルは若干見つけにくい。また素材選択の操作は少々もたつく

iチャネルでは、お好みチャネルのテロップ表示が可能に(画面はケータイ Watch Channel) プリセットアプリの1つ「モンスターハンターi for SH」 カメラの操作ガイド
iチャネルでは、お好みチャネルのテロップ表示が可能に(画面はケータイ Watch Channel) プリセットアプリの1つ「モンスターハンターi for SH」 カメラの操作ガイド

キー側ボディ背面 オートフォーカス・手ぶれ補正対応の320万画素CCDカメラ
キー側ボディ背面 オートフォーカス・手ぶれ補正対応の320万画素CCDカメラ

静止画撮影画面 室内、蛍光灯下で撮影した写真。リンク先は1,920×1,080ドット、512KB
静止画撮影画面 室内、蛍光灯下で撮影した写真。リンク先は1,920×1,080ドット、512KB

夜間の都内を手ぶれ補正オフで撮影。リンク先は1,080×1,920ドット、309KB こちらは手ぶれ補正ONで撮影。リンク先は1,080×1,920ドット、271KB
夜間の都内を手ぶれ補正オフで撮影。リンク先は1,080×1,920ドット、309KB こちらは手ぶれ補正ONで撮影。リンク先は1,080×1,920ドット、271KB

仕様で見るSH903i

 903iシリーズ第1弾となる「SH903i」は、回転2軸ヒンジを採用したシャープ製FOMA端末。FOMAプラスエリア、1.7GHzに対応し、海外では3Gローミング対応エリアで利用できる。

 自動調光機能付きのディスプレイは、約2.8インチ、240×400ドット、26万2,144色表示のモバイルASV液晶。覗き込み防止のプライベートフィルタ機能も利用できる。オートフォーカス付きの約320万画素CCDカメラと、11万画素のCMOSカメラを搭載。microSDカード(最大2GB)に対応する。このほか、WMA形式対応で最長約34時間の連続再生が楽しめるほか、SD-Audioもサポートしており、最長約50時間連続で再生できる

 おサイフケータイ(ICカード容量アップ、iCお引っ越しサービス、iC通信、トルカ機能向上)や、メガiアプリ、GPS機能が利用できるほか、あわせて発表された各種新サービスに対応する。他の903iシリーズとの違いとして、「きせかえツール」機能では、「Vivid UI」によって、メインメニューの背景に動画を指定できる。ただし、独自形式のため、iモード経由でダウンロードした動画に限られ、自作はできない。

【おもな仕様】
サイズ
(高×幅×厚)
約108×50×20mm
重量 約129g
連続通話時間 音声通話時:約140分
テレビ電話時:約80分
連続待受時間 静止時:約520時間
移動時:約400時間
充電時間 約110分
ディスプレイ 約2.8インチ、26万2,144色表示、ワイドQVGAモバイルASV液晶(240×400ドット)
表示文字数 15字×14行、12字×11行、10字×10行
メモリダイヤル 750件(電話番号3件、メールアドレス3件まで)
リダイヤル・着信履歴 30件
データ通信速度 最大下り384kbps(パケット通信時)、最大下り64kbps(回線交換時)
ボディカラー サファイアブルー、オニックスブラック、オパールホワイト、ルビーレッド

【iアプリ】
iアプリ件数 最大100件
登録済みiアプリ モンスターハンターi for SH、NAVITIME for SH、Gガイド番組表リモコン、デコメ絵文字ポケット、ケータイクレジット「iD」、「DCMX」クレジットアプリ

【インターネットメール】
サービス名 iモードメール
利用料 料金プランに依存(パケットパックにより1パケット0.02~0.2円)
メール受信機能 最大全角5000文字(添付ファイルは最大500KB)
メール送信機能 最大全角5000文字(添付ファイルは最大500KB)
メール保存件数 受信:最大1000件
送信:最大500件

【着信メロディ】
和音数 最大128和音(着うた、着モーション対応)
着信音 ダウンロードメロディ:最大500件

【ミュージックプレーヤー】
連続再生時間 約50時間

【カメラ(静止画)】
撮影可能フォーマット JPEG
撮影可能解像度 2048×1536、1920×1080、1600×1200、480×640、352×288、240×400、240×320、176×144、128×96
撮影可能容量 内蔵メモリに最大1000枚。microSDカードにも保存可能

【カメラ(動画) 】
撮影可能フォーマット MP4
撮影可能画質 400×240、320×240、176×144、128×96
撮影可能容量 内蔵メモリに約265分。microSDカードにも保存可能

スタッフが見たSH903i

コメント
湯野

 903iシリーズ第1弾となるSH903iだが、前回のSH902iSが通常の折りたたみ型だったのに対し、今回は2軸回転機構が復活している。それでいて端末の厚みが3mm薄くなっており、実際に手に取ってみると、わりとコンパクトに感じられる。

 他の903iシリーズの端末と比較したとき、まず注目したいのは、ミュージックプレーヤー機能の部分だ。ドコモの場合、ある機種はWMA、ある機種はSD-Audio、またある機種はATRAC3という風に対応フォーマットがバラバラ。その点、SH903iはWMAとSD-Audioに対応しており、過去にリッピングしたデータも、これからナップスターでダウンロードするデータも両方扱える。連続再生時間も、SD-Audioで50時間、WMAで34時間とロングプレイに対応しているので、音楽好きにはオススメだ。

 また、ソフトバンクやauのシャープ端末で実現されていた画面の一括カスタマイズ機能も搭載されており、これもなかなか楽しい。カスタマイズという点では、903iシリーズでは標準機能として「デコメ絵文字」がサポートされており、こちらも面白い。他社と比較すると、どうしても見劣りしてしまうiモードの絵文字だったが、デコメ絵文字がサポートされたことで一気に華やかになった。欲を言えば、パソコンのアドレス宛に従来のiモード絵文字を送信する際、自動的にデコメ絵文字の形にしてくれる機能などがあると、もっと嬉しい。少なくとも、某競合キャリアのマークになってしまうよりはマシだと思うが……。

 他の一般的なドコモ端末と違い、メニューの呼び出しがカーソルのセンターキーに割り当てられており、この部分は他キャリアと同じだ。そういう意味では、MNPを活用してドコモに乗り換えてくるユーザーには馴染みやすいインターフェイスと言えるだろう。

関口

 ケータイ業界最大のトピックであるMNP(携帯電話の番号ポータビリティ)開始日に登場したSH903iだが、やはり縦400ドットのモバイルASV液晶の美しさは圧巻。表示モードとして、シャープネスやビビッド(色が強調される)が選択できるなど、液晶そのものが魅力と言える。903iシリーズにあわせて、ドコモのiモードメールが拡張されているが、SH903iの液晶であれば、長文メールでも読みやすいだろうし、ドキュメントビューワーが活躍することだろう。

 SH903iのきせかえツールでは、メニュー背景に動画が利用できる。これは結構楽しい機能。Flash Liteでも同等のことは実現できるが、実写対応というのが大きな特徴。ただ、自作できないのは寂しい。

 宝石をイメージしたという「ジュエルカットデザイン」やLEDなど、外観の質感は高い。その優雅さに少し気後れして、「三十路のむさい男が手にとってスイマセン」と思ったのはココだけの秘密だ。

 気になるのは、外部接続端子などのカバーが本体とは異なり、ゴムのような材質となっていることか。特に、最近のドコモ端末は充電台が別売りなので、毎日カバーを開閉すると、1年経ったらどうなっているか、不安が残る。また、回転2軸ということもあり、サブディスプレイがないことをマイナスと評価する人がいるかもしれない。

 ボディサイズは大振りに感じるが、薄さは20mm。また操作時のレスポンスもまずまずのクイックさで、不満はあまり出てこないだろう。全体のシルエット、液晶ディスプレイの美しさ、WMA対応などの点に魅力を感じるのであれば、今すぐ店頭でチェックしてほしいところだ。



URL
  製品情報(NTTドコモ)
  http://www.nttdocomo.co.jp/product/foma/903i/sh903i/
  製品情報(シャープ)
  http://www.sharp.co.jp/products/sh903i/

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2006/10/27 15:01

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