auでは機種の数でダントツ1位の東芝。今年はこのあと2機種控えていると思うと、すごい開発力だと思う。系統で分類すると、大容量HDDの「W41T」、デザインの「neon(W42T)」、スタンダードWIN「W43T」、大容量メモリ「W44T」と来て、この「W45T」では使い勝手に焦点を置いている。
といっても、メニュー構造などの使い勝手は、以前の機種にほぼ準じている。従来の東芝端末同様、デスクトップにショートカットを設定できる。撮影時メニューには、「W44T」と同じく、横に構えたまま使いやすいデザインを採用している。従来機種と異なるポイントとしては、「スマートモード」のメニューだろうか。項目を選ぶ前に項目の中身が開かれるというのは、わかりやすくて使いやすい。一般端末のメニューにも採用して欲しいデザインだ。
どちらかというと、ケータイに不慣れたエントリーユーザーをターゲットとした端末だが、一般ユーザーにも使いやすくて嬉しいポイントも多い。ディスプレイが2.6型と大きくて見やすいのに、重さが120gを切っているのも良い。ただ、東芝端末の特徴だったBluetoothがなく、機能やスペックで見ると、ちょっと地味だ。まぁ、機能やスペックを重視する人向けの端末ではないわけだが……。