Mobile Music Enhancer搭載、au Music Player、LISMO対応、PCサイトビューアー、FMラジオ、着Flash、USBマスストレージ、メモリースティック Duoスロット(PRO対応、最大4GB)、Hello Messenger、バーコードリーダー&メーカー、安心ナビ、EZナビウォーク(声de入力)、赤外線ポート、Eメールバックグラウンド受信、ステレオスピーカー、au ICカード対応、GLOBAL EXPERT対応、POBox、Advanced Wnn V2
すでに海外では「ウォークマン」ブランドを使用した端末が販売され、話題となっていただけに、ようやくウォークマンの母国・日本でも出た、という感じがしないでもない。外見的には端末下部の「ミュージックシャトル」のインパクトが大きい。
ウォークマンという名前の通り、やはり一番のウリは音楽プレーヤー機能ということになる。内蔵の1GBメモリとUSBクレードル機能が付いた充電台を組み合わせることで、au Music Portが利用しやすくなっている。細かい話だが、イヤホンジャックの蓋もスライド式になっており、キャップ式に比べると、抜き差ししやすい。
ただ、1GBメモリはLISMO専用で、ウォークマン側のATRAC3では利用できない。また、au Music PortとATRAC3の音楽管理ソフト「SonicStage CP」ではUSBの接続モードも異なっており、混乱してしまう。背後に“大人の事情”があるのかもしれないが、ウォークマンの名前を使ってまで音楽プレーヤー機能を前面に押し出すのであれば、もう一つ使いやすさを考えた工夫が欲しい。
個人的には、ウォークマンという名称には「小さい」というイメージを持っているので、端末のサイズがもう一回りコンパクトになっていれば、もっと良かったのに、と思ってしまう。いずれにしても、ウォークマンというブランドに魅力を感じるユーザー向けの端末だ。