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ケータイ新製品SHOW CASE
WX310J(レッド)
2006年1月18日発売

写真で見るWX310J



キー配列。発話・終話ボタンは下部に 右側面にキーロックスイッチ

左側面にminiSDカードスロットなど アンテナを伸ばしたところ

背面 USB端子

バッテリーカバーを開けたところ

待受画面 メインメニュー 右ソフトキーで、別のメニューデザインに切り替えられる

プリセットされるメニューデザインは3種類 メニュー第2階層 指紋センサーの設定メニュー

指紋登録時の画面 指紋センサーは操作インターフェイスでもあり、スピード調節できる 指紋センサーをタップすることで決定キー代わりにすることも可能

セキュリティ関連メニュー アクセサリメニュー スケジュール画面

データフォルダ一覧 プリセットされたJavaアプリゲーム

メールメニュー アカウント設定画面 アカウント設定の「詳細設定」

接続モード設定で「毎回選択」にしておくと、その都度、どのアカウントのメールを取得するか選べる メール作成画面 日本語入力はAdvanced Wnnだ

受信メールボックス一覧 フォルダ振分設定 受信メールの文字サイズは3種類

文字サイズ24ドット 文字サイズ20ドット 文字サイズ16ドット

メール閲覧時のサブメニュー 添付されていたファイルの一覧

PDFファイルを閲覧したところ こちらはExcelファイル

通信関連の設定メニュー 自営2版対応だ インターネット接続設定

接続モード設定 ここでメールの「毎回選択」が選べる

Outlookと連携できるIntellisync対応だ 接続を開始しようとするところ Intellisync接続設定

「Web」ボタンを押すと表示される画面 接続中の画面 ブラウザはNetFront、3種類の表示モードを搭載

これはSmart-Fitモード これはデスクトップモード 閲覧中のサブメニュー

オプションメニュー ページ設定。エンコード方式などが選べる

仕様で見るWX310J

 PHSとして初めて指紋センサーを搭載した「WX310J」。カメラは搭載せず、オフィスなどで固定電話の子機として登録できるなど、ビジネスユースを想定した仕上がり。

 指紋センサーは、セキュリティ用途だけではなく、操作部としても機能するというユニークな特徴を備える。センサー部をなぞる形になり、設定によっては決定キー代わりに使うこともできる。

 WX310SAに続き、Javaアプリにも対応。miniSDカードスロットを備えており、日本無線では「最大256MBモデルまで動作確認済」と案内している。4xパケット方式対応で、NetFrontを使ったWebブラウジングも楽しめる。

【おもな仕様】
サイズ
(高×幅×厚)
約53×119×16.5mm(アンテナ部除く)
重量 約113g
連続通話時間 約420分
連続待受時間 約850時間
ディスプレイ 26万色表示2.4型TFT液晶
240×320ドット
表示文字数 14字×16行(16ドット)、11字×13行(20ドット)、9字×11行(24ドット)
メモリダイヤル 1,000件(1件につき3番号3アドレス)
データ通信速度 最大128kbps(4xパケット方式対応)
ボディカラー レッド、シルバー
備考 NetFront、指紋センサー、Javaアプリ対応、自営2版対応、オフィス文書閲覧機能、PDFビューワー、miniSDカード、Advanced Wnn V1.2

【インターネットメール】
サービス名 Eメール(POP3、SMTP対応)
利用料 料金プランに依存
メール受信機能 350KBまで
メール保存件数 受信500件、送信120件

【着信メロディ】
和音数 最大64和音
着信音 ・パターン:10種類
・効果音:14種類
・登録済みメロディ:8件
登録メロディ曲名 ジムノペディ第1番
おもちゃの兵隊のマーチ
Across the View
初恋 ニューシネマパラダイス
Beautiful Days
Fantasy
Charlie&squot;s Angels
革命

スタッフが見たWX310J

コメント
湯野  本体中央の指紋センサーが何とも印象的なストレート型端末WX310J。キー配列はかなり特殊で、テンキーの両サイドに発話ボタンや終話ボタン、クリアボタンなどが配置されている。やはり、最初はかなり戸惑う。
 それ以上に特殊なのが、指紋センサーがカーソルキーの役割を果たしているところだ。センサーの感度は設定で調整できるようになっているのだが、それでも最初はなかなか思うようには動かせない。しばらく操作していると、そこそこ慣れてくるが、どうやら指の湿り気などに敏感に反応してしまうようで、やはり一般的なカーソルキーと比べると、操作性はイマイチだ。
 とはいえ、セキュリティを気にする法人ユーザーにとっては、指紋センサーが持つ本来の機能、指紋認証が使える安心感は大きい。また、今となっては親機が少なくなってしまったが、自営2版に対応しているところにも注目したい。
 スペックとしては、フルブラウザを搭載しJavaもサポート、オフィスドキュメントのビューワーも用意されており、miniSDカードスロット装備している。カメラが無いところ以外はほぼ満足できる内容だ。ただ、上記の通り、指紋センサーがこの端末の最大の魅力かつ最大のハードルと言える。購入を検討されている方は、まず店頭で実機を触って操作性を確認してほしい。
関口  指紋センサー搭載、しかもそれで操作する、というユニークなWX310J。カメラが搭載されないなど、ビジネス向けとされているが、好奇心をそそられる方は少なくないだろう。
 実際使ってみたところ、カーソル速度の調節をすることで、それなりに使いこなせる予感を抱けるまでにはなった。ただし、方向決定キーを押す従来の端末では、押下することで「操作している」というフィードバックを得られるが、指紋センサーをなぞるWX310Jでその感覚はあまり感じられない。以前、展示会でWX310Jの説明を行なっていたスタッフは「慣れれば慣れるほど快適になる」とアピールしていたが、まさにその通り。操作してみて、「これはダメかも」と感じる人は、ちょっと疲れるかもしれない。
 決定キーは、指紋センサーの下部に配されているのだが、指紋センサーそのものを決定キー代わりにすることもできる。これはこれで、方向決定キーを用いる端末とはまったく異なる、クイックな操作が可能になると思われるが、そのレベルに至るまで道のりは易いものではない、という印象だ。
 Webブラウジングが可能で、POP3/SMTP対応と、ウィルコム端末らしい機能に興味を抱きながら、「カメラはいらない」「スリムなデザインが良い」という人にはうってつけ。興味がない、という人も、この操作感は一度味わったほうが良いかもしれない。まずは店頭に行ってみよう。



URL
  製品情報(ウィルコム)
  http://www.willcom-inc.com/ja/lineup/wx/310j/
  製品情報(日本無線)
  http://www.jrc.co.jp/jp/product/comm/air-edge/wx310j/

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指紋認証機能を備えたストレート端末「WX310J」



2006/01/20 11:28

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