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ケータイ新製品SHOW CASE
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N901iC(シェルピンク)
2005年1月28日発売
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■ 写真で見るN901iC
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キー配列
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iモード FeliCaを利用する場合は、キー側ボディの底面をかざす
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本体右サイド
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本体左サイド
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左側面のスピーカー
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こちらは右側面のスピーカー。3Dサウンド対応だ
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背面液晶
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有効画素数100万画素(記録画素数200万画素)のCCDカメラ
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マクロ切り替えスイッチ
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有効画素数11万画素(記録画素数10万画素)のCCDカメラ
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待受画面
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ニューロポインターを利用すれば日付からスケジュール画面に
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時計からは目覚まし機能に
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メインメニュー
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「各種設定」→「ディスプレイ」→「メニュー画面設定」でアイコンを変更できる
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メニューボタンを2回押すと表示される「オリジナルメニュー」
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メニュー第2階層
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プリセットされているiアプリは3種類
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こちらはプリセットの着信メロディ。3Dサウンドが楽しめる
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「各種設定」の「着信」にあるサウンド設定。「SRS_WOW設定」は、iモーション再生時に音響効果を加える
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AACに変換した楽曲データの再生画面。iモーションとして再生され、端末を折りたたむと停止する
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セキュリティスキャン機能を搭載
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パソコン接続時に通信端末か、USBストレージか、どちらかで認識
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テレビ電話画面。「ビジュアルチェック」機能時もこの画面表示
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テレビ電話時のサブメニュー
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新機能の1つ「デコレーションテレビ電話」は、サブメニューから起動して、好みの装飾を選ぶ。画面はF900iで見たもの
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顔を認識してパーツが追従する
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F900iに対して送信した「プチメッセージ」。F900iの画面配置ではメッセージが隠れてしまった
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メールメニュー
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テキスト入力はT9ダイレクトを利用できる
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メール設定メニュー
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メール文章を人工音声で読み上げてくれる機能も
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受信BOXのメールは自動振り分け可能
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送信BOXも自動振り分け機能を備える
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10字×9行表示
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12字×10行表示
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15字×13行表示
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例文表示
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デコメールのテンプレートは20種類
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テンプレート「ありがとう」
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メニューから「カメラ」を選択した直後の画面
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静止画撮影時の画面
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サブメニューから各種モードに切り替えられる
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カメラを使った「アクセスリーダー」機能
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読み取るところ
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アクセサリーの「辞典」からアクセスリーダーを使って語彙を検索できる
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日本語読み取りも可能
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英和・和英・国語辞典が利用できる
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1,616×1,212ドット(UXGA)のサンプル画像。画質はスーパーファイン。リンク先は無加工
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同じく1,616×1,212ドット(UXGA)のサンプル画像。画質はスーパーファイン。リンク先は無加工
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■ 仕様で見るN901iC
901iシリーズ第3弾となるNEC製端末。有効画素数100万画素(記録画素数200万画素)のCCDカメラを搭載し、iモード FeliCa対応となっているが、最大の特徴はテレビ電話に関連した各種機能。
「デコレーションテレビ電話」では、自分の顔に衣装風のスタンプなどで装飾して相手に見せるというもの。また「プチメッセージ」は、テレビ電話中にテキストメッセージを送信できる。突然のテレビ電話にも対応できるよう、相手にはいったん代替画像を見せて、自分自身の姿を確認できる「ビジュアルチェック」機能を搭載。いずれの機能も、N901iC同士のテレビ電話に限定されておらず、他のテレビ電話対応端末とのやり取りで使用できる。
4モデルがラインナップされ、ボディには抗菌コートが施されている。
【おもな仕様】
サイズ (高×幅×厚) |
102×48×26mm |
重量 |
約119g |
連続通話時間 |
約140分 |
連続待受時間 |
静止時:約430時間 移動時:約350時間 |
充電時間 |
約120分 |
ディスプレイ |
メインディスプレイ:約2.3インチ、240×345ドット(QVGA+)、65,536色TFT液晶 サブディスプレイ:約0.9インチ、120×30ドット、4,096色STN液晶 |
表示文字数 |
15字×13行、12字×11行、10字×9行 |
メモリダイヤル |
700件(1件につき、電話番号最大4件、メールアドレス最大3件) |
リダイヤル・着信履歴 |
各30件 |
データ通信速度 |
最大下り384kbps(パケット通信時)、最大下り64kbps(回線交換時) |
ボディカラー |
ビターチョコ、スパイクブルー、シェルピンク、パウダースノー |
備考 |
英和・和英・国語事典機能、日本語対応アクセスリーダー、抗菌コート(SIAAマーク、JIS Z 2801) デコレーションテレビ電話、プチメッセージ、ビジュアルチェック機能 iモード FeliCa対応(遠隔ロック機能)、最大500KBの着モーション・着うた 最大100KBの着信メロディ、音楽プレーヤー機能、セキュリティチェック機能 |
【iアプリ】
iアプリ件数 |
10~200件 |
登録済みiアプリ |
Gガイド番組表リモコン、Nゴルフ~3D~、電子マネー「Edy」 |
【インターネットメール】
サービス名 |
iモードメール |
利用料 |
料金プランに依存(パケットパックでは1パケット0.02~0.2円) |
メール受信機能 |
最大全角5,000文字 |
メール送信機能 |
最大全角5,000文字 |
メール保存件数 |
受信:最大1,000件 送信:最大400件 |
【着信メロディ】
和音数 |
最大50和音(3Dサウンド、着うた、着モーション対応) |
着信音 |
・パターン:11種類 ・登録済みメロディ:10曲 ・ダウンロードメロディ:最大400件 |
登録メロディ曲名 |
Charlie’s Angels Mission Impossible Scarborough Fair ジュトゥヴ くるみ割り人形 木星 アイーダ G線上のアリア 月光・第三楽章 アヴェ・マリア |
【カメラ(静止画)】
撮影可能フォーマット |
JPEG ※DPOF、Exif Print(Exif2.2)、PRINT image Matching II対応 |
撮影可能解像度 |
1,616×1,212、1,280×960、640×480、352×288、待受(240×320)、メール大(176×144)、メール小(128×96) |
撮影可能画質 |
スーパーファイン/ファイン/ノーマル |
撮影可能容量 |
内蔵メモリに最大1,890枚。miniSDカードも利用可能 |
【カメラ(動画) 】
撮影可能フォーマット |
MP4形式 |
撮影可能画質 |
128×96、176×144 |
撮影可能容量 |
内蔵メモリに最大10件。miniSDカードも利用可能 |
■スタッフが見たN901iC
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コメント |
湯野 |
ドコモのNがFeliCaに対応した。が、実際に触ってみると、その印象よりも、テレビ電話関連の機能の面白さが伝わってくるのがN901iCだ。デザイン的なテイストは、N900i、N900iSと似ているが、今までにない独特の質感と落ち着きを感じる。
端末を開けば、従来のFOMAのNの顔が現われるわけだが、実は今回からN506iと同様のQVGA+と呼ばれる240×345ドットの一回り大きい液晶が採用されている。パッと見ではあまり変わったようには見えないが、いろいろと操作してみると「やっぱり広いっていいなぁ」と感じることが多い。
前述の通り、N901iCで一番面白いのは、テレビ電話関連の新機能だろう。自分にヅラを被せるなどして相手に見せられる「デコレーションテレビ電話」や、テレビ電話画面の中で文字メッセージを伝えられる「プチメッセージ」など、遊べるテレビ電話をうまく演出している。ただ、個々の機能を同時に利用することができないのは少々残念。楽しい機能なので、もっと簡単に呼び出せるようにしてほしいが、テンキーにキャラ電のアクションが割り当てられていることもあり、なかなか一筋縄では行かない話なのかもしれない。
また、日本語の読み取りにも対応した「アクセスリーダー」は、内蔵の英和・和英・国語辞典と連携しており、今どきのケータイのハイテクっぽさが感じられる機能の一つだ。実際に使ってみて思うのは、国語辞典よりも漢字辞典が欲しいということだ。かしこい日本語変換機能を搭載したパソコンやケータイを使っていると、どうしても「漢字が書けない、読めない」という状況に陥りがちである。普段持ち歩いているケータイで、サッと読めたら結構嬉しいかも。
全体としては、FeliCaにも対応しており、そつなくまとめられた端末という印象だ。さり気なく抗菌コートしてたりするあたりもNECらしい。従来モデルと比べてあまり変わり映えがしないというところについては、不満に思う人もいれば、逆に安心感を覚える人もいる。N901iCは、後者の安心感を求めるユーザーにオススメしたい端末だ。
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関口 |
メガピクセルカメラやiモード FeliCaなど、さまざまな機能をサポートしているが、まず最初に伝えておきたいのは「デコレーションテレビ電話はめちゃめちゃ面白い!」ということだ。顔を的確に捉えて、愉快なコミュニケーションを楽しめる。動画を送信する際に、似たような機能を提供することもできるだろうが、この機能はテレビ電話に適したものと思える。たとえるならば、テレビよりも舞台を好む芸能人の気持ちを味わえるとでも言えるもので、リアルタイムに相手の反応が返ってくるテレビ電話の快感を増幅させてくれるだろう。
もっとも「テレビ電話に一切興味がない人へアプローチできるかどうか」という点から見れば少々弱いかもしれない。なにしろテレビ電話の映像クオリティや機能自体は、FOMA登場の頃からさほど変化が見られない。900iシリーズで普及期に突入したFOMAだが、街中でFOMA端末を持つ人をよく見かけるようになっても、テレビ電話している人はほとんど見たことがない。これからドコモがどうてこ入れしてくるのか、期待したいところだ。
N901iCは、テレビ電話関連の機能やiモード FeliCa、3Dサウンドへの対応といった点が新たに追加された機能だが、基本的にはN900iSに近い仕上がり。全体的な操作感は軽快さに欠けてはいるが、細かな部分まで配慮が行き届いている。これからFOMAに移行しようとするムーバのNユーザーにオススメできる端末だ。
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■ URL
製品情報(NTTドコモ)
http://www.nttdocomo.co.jp/p_s/products/foma/901i/n901ic/
製品情報(NEC)
http://www.n-keitai.com/n901ic/
■ 関連記事
・ ドコモ、テレビ電話が楽しくなる「N901iC」を28日発売
2005/02/09 11:36
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