ボタン配置。クリアボタンがないパナソニック独特なデザイン	左側面にメモボタンがある

背面も非常にシンプル。ヒンジ側面にはワンプッシュオープンボタンがある。ヒンジ部近くにストラップ穴	背面ディスプレイは単色の有機ELを使っている

メインメニューはアイコンランチャー式。日付・時刻表示がある	メインメニュー第2階層以降はリスト式の表示	9件の機能やアドレスを割り当て可能なショートカットメニュー

8字×7行表示	11字×9行表示	日本語入力システムには次単語の推測機能もある

キーワード検索ができるヘルプ機能「使い方ナビ」	各種機能を割り当てられる「プライベートメニュー」

■ 仕様で見るprosolid

【おもな仕様】

サイズ （高×幅×厚）	108×49×16.7mm
重量	約98g
連続通話時間	約125分
連続待受時間	約400時間
充電時間	約100分
ディスプレイ	6万色表示2.2型TFTカラー液晶 132×176ドット
表示文字数	11字×9行、8字×7行
メモリダイヤル	800件
データ通信速度	下り最大28.8kbps
ボディカラー	ブラック、シルバー

【インターネットメール】

サービス名	iモードメール
利用料	送信・受信ともに全角20文字程度で0.9円
メール受信機能	最大全角250文字 （分割受信機能により最大2000文字の分割受信も可能）
メール送信機能	最大全角250文字
メール保存件数	受信：最大400件 送信：最大100件

【着信メロディ】

和音数	48和音
着信音	・パターン：8種類 登録済みメロディ：8曲 ・ダウンロードメロディ：最大390件
登録メロディ曲名	PIANO MAN 君は天然色 サマータイム JUPITER オー・ソレ・ミオ アイーダ行進曲 AMAZING GRACE ペールギュント「朝」
和音着メロダウンロード	対応

■ スタッフが見たprosolid

	コメント
湯野	とにかく“薄さ”をウリにした端末。パナソニックは過去に、同じように薄さをウリにしたP504iを出しているが、ちょうどそのリメイク版といった印象だ。アンテナも内蔵型になり、スッキリ、スマートになった感じがする。 　P213iという型番からも分かるように、スペック的に見れば、カメラ無しでiアプリにも対応しない、素のiモード端末。132×176ドットのディスプレイは、他の機能とのバランス的には十分なスペックで、特に狭いという印象はないものの、やはり今どきの端末と比較すると、フォントの見栄えなど、どうしても見劣りしてしまうところもある。サブディスプレイの有機ELは、ピッチの問題なのか、配色の問題なのか、Fシリーズのものと比べると、光が浮き上がってくるというような感じではなく、格好良さを演出しきれていない気がしないでもない。 　しかし、分厚くなる一方の昨今のケータイ市場の中では、“薄さ”というのは非常に大きな武器になる。preminiは小さいけど少し厚みがあって……、という人もいるだろう。prosolidは、スーツやＹシャツの胸ポケットがもっこりするのは絶対嫌、あるいはポケットにタバコの箱が入る余地が欲しい、という人にオススメだ。
白根	パナソニック製のmova端末。型番はP213iとなり、カメラを搭載しないエントリーモデルという扱いになる。 　最大の特徴はデザイン。非常に薄い。しかし薄いだけで、高さや幅は通常のケータイとほとんど変わらない。むしろ高さは長いくらいだ。またボディの一部にアルミニウムやマグネシウム合金が使われている。そのせいか、比較的重量感がある。液晶の解像度は132×176ドットと低めだが、2.2型とサイズは大きく、見やすい。ただ、やはりいまどきのケータイに見慣れているせいか、大画面・低解像度には違和感を感じた。 　使い勝手は従来のパナソニック製mova端末と同等のもの。ショートカットメニューはアドレスなども割り当て可能。「使い方ナビ」ではキーワードで使い方を調べられるなど、ガイド機能も充実している。ただクリアボタンがなく、クリア操作は随時左右のソフトボタンに割り当てられる形式。他機種に慣れていると戸惑う面も多い。 　デザインが最大のセールスポイントとなるケータイだ。ただスペック的にはアプリやカメラに対応しないエントリーモデル。機能にこだわらない人ならば良いが、機能もデザインも、という人にはちょっと物足りない。