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ケータイ新製品SHOW CASE
A1403K(Blue×Green)
2004年10月下旬発売
ボタン配置。最下部にアンテナを内蔵するため、マイクがボタンの間に配置されている
背面液晶の脇にマナーボタンと音声読み上げボタンがある(つながっているが、別のボタン)
右側背面ヒンジ部近くにストラップ穴。カメラは液晶側でなくボタン側の背面に搭載する
ヒンジ部近く側面にメモボタンを搭載。ヒンジは通常と少し異なる構造をしていて、開くと液晶側が背面に出っ張る
各種端子は側面にある。底面には何もない
背面液晶は視認性の高いモノクロ
メインメニューはアイコンランチャー式
メインメニュー第2階層以降はオーソドックスなリスト式
メニューの一部は設定内容がリスト状態でも表示できる
カスタマイズ可能な「マイメニュー」。各種設定関連の項目を割り当てられる
サブメニュー内でもさらに深い階層のメニューが存在する項目は横に三角マークで示される
ペア機能を呼び出した画面。ペアに指定できるのは1名のみ
待受画面にメールアドレスやデータフォルダ内のファイル、メモ帳のメモなどのショートカットを設定できる
アクセサリメニュー。こちらはカスタマイズできない
待受画面での下カーソル操作に割り当てる機能を設定できる「フロントジョグ設定」
7.5字×8行表示
10字×11行表示
12字×13行表示
15字×16行表示
20字×22行表示
日本語入力システムは次単語を推測する機能も搭載するAdvanced Wnn
頻繁に使う機能だけを表示する「スマートモード」のメインメニュー
「スマートモード」でのメインメニュー第2階層
「スマートモード」でのメール閲覧画面。サブメニューがなくなり、より単純な機能のみがボタンに割り当てられている
通常時のカメラ撮影画面
撮影時のサブメニュー。スマートモードではサブメニューは利用できず、解像度と動画・静止画の変更しかできない
サムネイルは9件表示
最大解像度(VGA)での撮影サンプル。屋内にて撮影
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仕様で見るA1403K
京セラ製CDMA 1X端末。GPSなどを搭載しない1400シリーズに属する端末だが、BREWによるEZアプリや着うたには対応し、QVGA液晶を搭載している。
楕円形のユニークなデザインが特徴。背面ディスプレイはモノクロ液晶だが、カラーバリエーションごとに背景色が異なり、ブルーでは緑地に白表示、ホワイトは黒地に白表示、ブラックは赤地に白表示と、特徴的な色彩を採用している。メインディスプレイは2.2インチのQVGA液晶を搭載。
背面ディスプレイに大きなアイコンで各種ステータスを表示するなど、デザイン性とともに使いやすさ、わかりやすさを重視している。メール本文や時間、着信のお知らせ、メニュー内項目の機能説明などを音声で読み上げる「声サポート」や、特定の相手をショートカット登録しておくと、メール発信や通話発信が簡単になる「ペア機能」を搭載。基本的な機能の使い方のみを掲載した「かんたんマニュアル」が付属する。
カメラには32万画素。静止画は最大でVGA解像度、動画はEZムービーのLサイズまで撮影可能。ただしメールに添付できるのはMとSサイズのムービーまで。自分撮り用のミラーを搭載していない。
エントリーモデルながらBREWによるEZアプリに対応するが、GPSに対応しないため、一部アプリは利用できない。日本語入力システムはAdvanced Wnn。
【おもな仕様】
サイズ
(高×幅×厚)
95×54×27mm
重量
約116g
連続通話時間
約170分
連続待受時間
約270時間
充電時間
約110分
ディスプレイ
26万色表示2.2型TFTカラー液晶
240×320ドット
表示文字数
7.5字×8行、10字×11行、12字×13行、15字×16行、20字×22行
メモリダイヤル
500件
データ通信速度
最大144kbps(パケット通信時)
ボディカラー
ブルー(Blue×Green)、ホワイト(White×Gray)、ブラック(Black×Orange)
【インターネットメール】
サービス名
eメール
利用料
EZwebmultiに含まれ、月額300円
通信料0.27円/128バイト(通常契約時)
メール受信機能
最大全角5000文字
メール送信機能
最大全角5000文字
メール保存件数
受信:250KBまたは500件
送信:100KBまたは200件
添付制限
1通のメールにつき100KBまで。ファイルはデータフォルダに保存
【着信メロディ】
和音数
着うた対応
着信音
・パターン:4種類
・登録済み効果音:10種類
・登録済みメロディ:8曲
・ダウンロードメロディ:データフォルダに保存
登録メロディ曲名
Hello Now
on cue
Forest
Smoky
CALM
TEA BREAK
レディーライク
Shining The Sun
和音着メロダウンロード
対応。「データフォルダ」内に保存
【データフォルダ】
データフォルダ容量
10MB(または500件)
保存/閲覧が可能な
ファイルの種類
・メロディ/着うた
・ボイス(QCP)
・ピクチャー
・EZムービー
・PIM情報
【カメラ(静止画)】
撮影可能フォーマット
JPEG
撮影可能解像度
120×160、240×320、480×640
撮影可能容量
データフォルダに保存
【カメラ(動画) 】
撮影可能フォーマット
amc形式
撮影可能画質
96×80、128×96、176×144
撮影可能容量
データフォルダに保存
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スタッフが見たA1403K
コメント
湯野
実は発表された当初、デザイン性一発の端末だろうと思っていたのだが、実機に触ってみると、結構面白い端末かも、という風に印象が一変した。
もちろん一番の注目どころはデザインである。楕円形という独特のフォルムはとにかく個性的。当然のことながら、充電台もこのフォルムに合わせて作られている。また、円形のサブディスプレイは単色ながら非常に見やすい。
ただ、閉じたときの形状にこだわったためか、指を引っかける部分が無く、なかなか開きづらかったり、充電台に乗せると端末を開けなくなったり、ミラーが無く自分撮りが難しかったりと、使い勝手の面でやや難があるのも事実だ。この辺りは割り切りが必要だろう。
機能面で面白いのは「声サポート」と呼ばれる音声読み上げ機能だ。やや聞き取りづらい面もあるが、メニューや時刻、メールの内容などを読み上げてくれる。また、メールを受信したときや着信があったときには、相手の名前を読み上げてくれる。欲を言えば、長文メールを読み上げさせた場合、途中聞き取れないこともあるので、ボタンのワンプッシュで何文字か前に戻ってくれたら嬉しい。
しばらく使ってみて思うのは、これはいわば“au版のらくらくホン”とでも言うべき端末だということだ。ドコモの元祖らくらくホンのデザインは、お世辞にも洗練されているとは言い難く、どことなく野暮ったい。良くも悪くも、外見から年寄り臭い感じがしてしまう。それに対し、A1403Kはかなりインパクトのあるデザインで、使っていて肩身の狭い思いをすることもないだろう。
白根
京セラ製の1X端末。GPSを搭載しないエントリーモデルの1400シリーズだが、EZアプリにはしっかり対応し、ディスプレイもQVGA液晶。他キャリアであればハイエンド並のスペックだ。
個性的なデザインが目を引くが、中身は使い勝手を重視した「初心者向けケータイ」としての要素が多い。たとえば音声による読み上げ機能が搭載されているのだが、これがメール本文だけでなく、メインメニューの操作中であればカーソルしている項目の概要も読み上げる機能があるなど、ドコモの「らくらくホン」並の機能を持っている。ちなみにスピーカーはヒンジ部に内蔵され、開いているときにも閉じているときにも聴きやすくデザインされている。頻繁に使う機能だけを表示させる「スマートモード」は、メール作成画面でサブメニューがなくなるなど余計な機能を表示せずわかりやすくなっている。もちろんメニューの文字も大きく変更できる。
こうしたケータイ初心者向けの機能だけでなく、ケータイに慣れている人にも嬉しいメニューなどのカスタマイズ機能が豊富なのもA1403Kの特徴だ。「ペア機能」「ペタメモ」「フロントジョグ設定」「撮速メール」「マイメニュー」など、思いつく限り載せたんじゃないか、というくらいの充実ぶり。初心者だけではなく、ケータイを使いこなす人にもオススメできる使い勝手の良さだ。日本語入力システムのAdvanced Wnnも完成度が高い。
最大の欠点は、エントリーモデルの1400シリーズということでハイエンド向けのサービスに対応していないところか。カメラはともかくとして、BREWには対応しているが、EZナビウォークが使えないのが惜しい。しかし個性的なデザインが魅力的。背面の液晶やボタンの特徴的なデザイン、開いたときにボタン部がフラットになる逆構造のヒンジ、端子のないすっきりした上端と下端など、デザインは細かいところも面白い。talbyに並んで自慢できるデザインのauケータイだ。また使い勝手も良いので、複雑な機能は要らない、というお年寄りが使うケータイとしてもオススメだ。
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URL
ニュースリリース(KDDI)
http://www.kddi.com/corporate/news_release/2004/0921a/index.html
製品情報(KDDI)
http://www.au.kddi.com/seihin/kinobetsu/seihin/a1403k/index.html
製品情報(京セラ)
http://www.kyocera.co.jp/prdct/telecom/consumer/a1403k/
2004/11/16 12:42
ケータイ Watchホームページ
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