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ケータイ新製品SHOW CASE
D253i(アズーロ)
2004年10月1日発売
ボタン配置。カーソルボタンなどは液晶側にあり、スライドを閉じた状態でも使用できる
右側面にスクロールやカメラ操作時に使うボタンを搭載
左側面に赤外線通信ポートとボタンロックスライドスイッチを搭載
ストラップ穴は背面上部の中央。アンテナは完全に内蔵されている
カメラ撮影時スタイル。最下段のボタンが露出する位置にスライドを開くと、カメラが自動起動する
カメラ撮影時スタイルでは、背面のカメラが露出する。完全にスライドを開いた状態でもカメラは起動できる
標準の待受画面の1つ。スライドを開いた状態と閉じた状態で待受画面を自動切り替えすることも可能
メインメニューはアイコンランチャー式
メインメニュー第2階層以降はリスト表示式
カスタマイズ可能なジャンプメニュー。各種機能だけでなく、アドレス帳内の連絡先のショートカットも登録可能
大きな文字で頻繁に使う項目のみを表示するシンプルメニュー
ボタンロック時には画面下にカギマークが表示される。ロックはスライドを閉じた状態でのみ可能で、文字入力中などにも有効
7字×6行表示
8.5字×8行表示
12.5字×11行表示
日本語入力システムには予測変換に対応したATOKを搭載
直前に入力された単語と関わりのある次単語を推測し候補を表示する機能もある
カメラ撮影時画面。縦に構えるスタイルのみ
コントラストなどの撮影設定は、上下カーソルボタンで項目を切り替え、左右カーソルボタンで値を調整する
サムネイルは12件表示
iショットLサイズの撮影サンプル。撮影時は曇天
iショットLサイズの撮影サンプル
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仕様で見るD253i
三菱電機製のiショット端末。iアプリなど上位向け機能に対応しないエントリー向けシリーズ。スライド式デザインを採用している。
カメラには31万画素のCCDを搭載。VGA解像度の静止画を撮影できる。接写機能はなく、QRコードリーダ機能も搭載しない。メモリカードにも対応せず、撮影画像はiショット機能か赤外線通信での送信に対応する。
端末はスライド式デザインを採用。閉じた状態でメインディスプレイとカーソルボタンなどが露出し、そのままメールや通話が可能。文字入力などは完全にスライドを開いた状態で行なうが、カメラ撮影はスライドを半分だけ開いた状態で行なうなど、スライド機構と各種機能が連携するようになっている。
日本語入力には次単語も予測するAI推測変換に対応したATOKを搭載。赤外線通信機能に対応。
【おもな仕様】
サイズ
(高×幅×厚)
96×47×24mm
重量
約96g
連続通話時間
約135分
連続待受時間
約520時間
充電時間
約120分
ディスプレイ
26万色表示2.0型TFTカラー液晶
176×240ドット
表示文字数
7字×6行、8.5字×8行、12.5字×11行
メモリダイヤル
1000件
データ通信速度
下り最大28.8kbps
ボディカラー
アズーロ、ロッソ、アウリーノ
【インターネットメール】
サービス名
iモードメール
利用料
送信・受信ともに全角20文字程度で0.9円
メール受信機能
最大全角250文字
(分割受信機能により最大2000文字の分割受信も可能)
メール送信機能
最大全角250文字
メール保存件数
受信:最大1000件
送信:最大200件
【着信メロディ】
和音数
32和音
着信音
・パターン:6種類
・効果音:11件
・登録済みメロディ:6曲
・ダウンロードメロディ:最大500件
登録メロディ曲名
ツァラトゥストラはかく語りき
四季~冬~
水夫のホーンパイプ
SUMMERTIME
TRUTH RESONANCE-T MIX
PRIVATE EYES
和音着メロダウンロード
対応
【カメラ(静止画)】
撮影可能フォーマット
JPEG
撮影可能解像度
iショットS(120×120)、iショットL(288×352)、待受(176×240)、QVGA(240×320)、VGA(480×640)
撮影可能容量
最大1500枚
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スタッフが見たD253i
コメント
湯野
スライド型というスタイルは、ボーダフォンのV801SAから始まったものだが、かつてフリップ型にこだわり続けていた三菱がこのスタイルにチャレンジ。PDC端末ならではのコンパクトさで、30万画素クラスのCCDカメラも搭載している。
スライド型ということで、スライドするというところに意味を持たせてあり、半開きにすることでカメラを起動したり、メール確認中に開くことで返信画面に切り替わったりする。細かいところでは、閉じたときと開いたときで異なる待受画面を設定できるようにもなっており、実はこうしたちょっとした工夫が嬉しかったりする。
ちょっとした工夫という点では、「シンプルメニュー」に設定すると、表示される全て文字のサイズが大きくなり、さらに、メールが着信したとき、不在着信があったとき、留守番電話があったときなどの状況に応じて、次にどのボタンを押せばいいのか教えてくれるガイド表示機能なんかも、携帯電話の操作に慣れていない人にとってはありがたい機能だろう。
ドコモの端末ラインナップの主力がFOMAに移ってしまった今となっては、諸手をあげてオススメできる端末とは言い難いが、今のFOMA端末には無いコンパクトさとデザイン性を持った端末であることには違いない。「preminiのようなコンパクトなケータイが欲しいけど、やっぱりカメラも欲しい」というユーザーにオススメしたい。
白根
エントリー向けのカメラ付きムーバ端末を意味する25Xiシリーズのiモード端末。iアプリなどのハイエンド向け機能は搭載せず、ディスプレイやカメラのスペックもエントリー向けの控えめなものになっている。
使い勝手は全体的に良くできていると思う。メインメニューはオーソドックスなアイコンランチャー式で、それとは別にカスタマイズ可能な「ジャンプメニュー」も用意されている。カスタマイズの自由度は高く、メールアドレスなどの連絡先も登録可能。待受状態の数字ボタン長押し操作を、短縮ダイヤルだけでなくこの「ジャンプメニュー」に設定できるなど、使い勝手も良い。日本語入力システムにはAI推測変換に対応するATOKを搭載。登録単語も多く、予測精度が向上している。カメラ機能は三菱電機の50Xiや90Xiシリーズと同様の操作性を持っている。カーソルボタンだけでコントラストなどの各種撮影設定を操作できるもので、これも使いやすい。
スライド型のデザインで、スライドを閉じている状態でもカーソルボタンなどが露出する。閉じたとき専用のメニューなどはなく、閉じた状態でも文字入力以外の操作はすべて可能だ。閉じた状態でメール閲覧し、そこで開くと返信メールの作成画面に移行するなど、スライドに連動した機能も多い。ボタンが露出していると誤動作が気になるが、スライドを閉じた状態では、側面のスライドスイッチでボタンロックをかけることも可能。漢字変換中にボタンロックをかけることも可能で、電車待ちしながらメールを書いていて、電車が来たらロックをかけてポケットに放り込む、といった使い方もできる。D253iは三菱電機としては初めてのスライド型デザインのケータイだが、どのスタイルのときにどの機能が使えるべきか、といったことがちゃんと考えられていて、ただデザインが新しくなっただけではないあたりが嬉しい。
スペックはエントリー向け。メモリカードに対応しないのでデジカメ代わりに使うのは難しいだろう。しかし、ケータイとしての使い勝手は悪くない。ハイエンドモデルほどのスペックがいらない、という人にはオススメできる端末だ。
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URL
ニュースリリース(NTTドコモ)
http://www.nttdocomo.co.jp/new/contents/04/whatnew0929.html
製品情報(NTTドコモ)
http://www.nttdocomo.co.jp/p_s/products/keitai/253i/d253i/index.html
製品情報(三菱電機)
http://www.mitsubishielectric.co.jp/mobile/mova/d253i/
2004/10/19 12:54
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