|
ケータイ新製品SHOW CASE
|
 |
A5406CA(ノーチラスホワイト)
2004年6月発売
|
 |
 |
■ 写真で見るA5406CA
|
|
カメラ部周辺
|
サラウンドツインスピーカー
|
|
|
キー配列
|
側面のシャッターキーとマナーキー
|
|
|
miniSDメモリーカードスロット。指がかけやすい形状に変更された
|
キー配列の比較。左がA5403CA、右がA5406CA
|
|
|
|
プリセットの着うたと着メロ
|
サウンド再生中画面。ボリュームアイコンの下にはステレオワイド設定のアイコン
|
ステレオワイド設定画面
|
|
|
配色設定の変更画面
|
プリインストールされるアプリ「TOY'S FACTORY」では着メロなどが検索できる
|
|
|
|
エンジョイツールの「写真deムービー」テンプレート選択画面
|
写真deムービーでは1枚の画像からムービーを作成できる
|
2次元コード読み取り画面。枠内に収まると自動的に読み取り処理を行なう
|
|
|
|
フォトモニター画面
|
シーンを選んで手軽に撮影ができるベストショット機能
|
ベストショット設定の説明画面。「花火」なども追加されている
|
|
撮影モード変更ウィンドウ。QXGAの解像度で撮影が可能
|
|
|
カレンダー画面
|
関西弁対応の「ATOK for au」、AI推測変換には「APOT」を搭載
|
|
|
|
受信メール閲覧画面。9字×9行表示
|
11字×11行表示
|
18字×17行表示
|
|
|
|
フレーム
|
|
240×320の壁紙サイズ、画質ファイン。リンク先は無加工
|
|
|
解像度2048×1536ドットのQXGAサイズ、画質ファイン。リンク先は回転のみの加工(1.37MB)
|
1600×1200のUXGA、画質ファイン。リンク先は回転のみの加工(703KB)
|
|
|
1280×960のSXGA、画質ファイン、リンク先は回転のみの加工(461KB)
|
640×480のVGA、画質ファイン、セピアのエフェクト。リンク先は回転のみの加工
|
|
2048×736のパノラマショット、画質ファイン。リンク先は無加工(768KB)
|
|
640×480のVGA、画質ファイン、マクロモード使用。リンク先は回転のみの加工
|
■ 仕様で見るA5406CA
A5406CAは、オートフォーカス対応320万画素カメラを搭載するカシオ計算機製CDMA2000 1x端末。有効画素数320万画素、1/1.8インチのCCDカメラが搭載され、最大2,048×1,536ドットの「QXGAサイズ」までの解像度で静止画撮影が可能。2次元コードの読み取りにも対応する。
また、ステレオツインスピーカーを搭載し、サラウンド機能としてサラウンドプロセッサー「DiMAGIC Virtualizer X」が搭載される。ステレオ音源の着うたに対応するほか、EZアプリ(Java)やムービーでもステレオサラウンド再生が可能。入力機能はAI推測変換「APOT」と関西弁対応の「ATOK for au」を搭載する。
画像をパソコンに転送できるUSBクレードル充電器がパッケージに付属し、画像管理用のパソコン用ソフト「MySyncPhoto 2 体験版」が付属する。
【おもな仕様】
サイズ (高×幅×厚) |
約51×102×28(高×幅×厚)mm |
重量 |
約125g |
連続通話時間 |
約160分 |
連続待受時間 |
約200時間 |
充電時間 |
約130分 |
ディスプレイ |
メイン:1,568万色表示2.3型 QVGA Crystal Fine液晶 サブ:1,568万色表示1.1型 72×96ドット Crystral Fine液晶 |
表示文字数 |
・9字×9行表示 ・11字×11行表示 ・18字×17行表示 |
メモリダイヤル |
500件 |
リダイヤル・着信履歴 |
各50件 |
データ通信速度 |
最大下り144kbps、上り64kbps(パケット通信時) |
ボディカラー |
ノーチラス ホワイト、テーラード ブラック、クラウディ パープル |
【インターネットメール】
サービス名 |
eメール |
利用料 |
EZwebmultiに含まれ、月額300円 通信料0.27円/128バイト(通常契約時) |
メール受信機能 |
最大全角5,000文字 |
メール送信機能 |
最大全角5,000文字 |
メール保存件数 |
受信:約5.8MBまたは500件 送信:約1.6MBまたは200件 |
添付制限 |
1通のメールにつき5データ(最大100KB)まで。ファイルはデータフォルダに保存 |
【着信メロディ】
和音数 |
最大64和音。ステレオ着うた対応 |
登録メロディ曲名 |
黒電話 Believe me(English Version) Heigh-Ho Collage Morning Sun Good News Flower Dance Moonlight Flight |
和音着メロダウンロード |
64和音対応。データフォルダまたはminiSDカードに保存 |
【データフォルダ】
データフォルダ容量 |
約12.8MB(または800件) |
【カメラ(静止画)】
撮影可能解像度 |
2,048×1,536ドット、1,600×1,200ドット、1,280×960ドット、2,048×736ドット、640×480ドット、240×320ドット、120×160ドット |
撮影可能容量 |
データフォルダ、miniSDカードに保存 |
【カメラ(動画) 】
撮影可能フォーマット |
MP4(MPEG-4+QCELP) |
撮影可能画質 |
96×80ドット、128×96ドット、176×144ドット 最大約60分 |
撮影可能容量 |
データフォルダ、miniSDカードに保存 |
【ezplus】
保存件数 |
データフォルダ、miniSDカードに保存 |
登録済みのアプリケーション |
TOY’S FACTORY PhotoEffector アイコンメーカー まっぷるガイド フォトきゃら工房 |
■ スタッフが見たA5406CA
|
コメント |
湯野 |
ついに携帯電話のカメラも3メガピクセルの時代に突入してしまった。全体的に丸みを帯びたデザインはA5403CAから引き継がれたものだが、これまでインパクトのあるボディカラーを用意してきたカシオとしては、今回の3色はわりと地味な感じがする。
この端末の注目どころは3メガピクセルのカメラということになるだろう。そこはやはりQV-10やEXILIMでデジタルカメラ業界を引っ張ってきたカシオだけに、こだわり方が半端ではない。例えば、シーンに合わせて撮影モードを切り替えられる「ベストショット機能」のバリエーションも9種類に増やされた。たしかにデジタル一眼レフなんかを購入するような人たちにとっては物足りないと感じる部分もあるだろうが、携帯電話のカメラの利用シーンからすれば、いかに簡単にキレイな絵が撮れるかということが一番大事。
メモ用に撮った写真を自在に拡大表示できる「再生ズーム機能」や、撮影した静止画からムービーメールを作成できる「写真deムービー」など、撮った写真をとことん活かせるようになっているところも面白い。また、最大サイズで撮影した写真を自在にリサイズできるカメラ付きケータイは意外なほど少なく、この点も評価できるポイントだろう。
とはいえ、「ダブル定額」が発表され、対応する新端末の登場も予想されるだけに、タイミング的には非常に微妙なのも事実。ただ、携帯電話に3メガピクセルのカメラを積むという芸当はそう簡単にマネできるものではないので、カメラについてはA5406CAがしばらくはトップクラスということになるだろう。
|
太田 |
前モデルのA5403CAに搭載された200万画素カメラからさらに進化し、320万画素のカメラを搭載して発売されたA5406CA。A5403CAで気になった画像の歪み(収差)やリング状のノイズが混じるといった不満点は新設計のカメラユニットによって解消されている。CCDサイズが大きくなり感度が向上し、カメラモードでの画面の追従性の向上、オートフォーカス動作の高速化、シャッター音と実際のシャッターが切れるタイミングがほぼ同時になっていることなど、カメラ撮影時の使用感は確実に向上している。また、オートフォーカスモードでは画面にAFアイコンが表示されてオートフォーカスモードであることが分かるようになるなど、細かい点にも改良が加えられている。
A5403CAでも同様だが、オートフォーカスモードで、シャッターボタンを押して瞬時に撮影できない感覚に慣れないユーザーは、フォーカスロック機能を併用するといいだろう。機動性には劣るが、先にピントを決定するおかげでシャッターボタンと同時にシャッターを切ることができる。
さまざまなモードでどういうショートカットキーが用意されているのかは、0キーを押して表示されるキー操作のガイドで確認できる。これもA5403CAより継承された便利な機能だ。
A5406CAでは、QXGAのファインで撮影した画像は平均1.3MB程度、最大1.5MBにもなるなど、高画素化にともない端末内で扱うデータも大きくなっている。しかしそれを感じさせない高速なデータ処理により、保存、リサイズ、切り出しなどストレスなく編集できる点は同社製端末の素晴らしいところだ。パッケージにminiSDメモリーカードは付属しないが、12.8MBという大容量の内蔵メモリにより、ひとまず高解像度の写真以外のデータの格納は問題ないだろう。また、USBクレードルを兼ねた充電台もA5403CA同様付属し、パソコンを持っているユーザーなら付属のソフトにより手軽に画像をパソコンに転送できる。
カメラの撮影画像は撮影サンプルをご覧頂くとして、最大解像度(QXGA)で撮影すればA4サイズでも200dpi前後、はがきサイズなら300dpi以上でプリントできるなど、スナップ、気軽な記念撮影程度の利用であれば十分過ぎるほどの性能だ。切り出しやリサイズなど撮影後の編集機能もしっかりとフォローされている。
ソフトウェアに大幅な変更は見られないが、壁紙やアイコン、送信アニメーションなどビジュアル的要素は全体的にハイセンスにまとめられている。スペックシートには現われない項目だが、実際に購入し、長く使っていく際には重要な項目だろう。
リスト表示のメニュー画面などでもメール画面のようにサイドバーの表示を徹底させて欲しかったという不満はあるものの、全体の完成度は高い。パケット定額制のWIN端末を利用するほどでもない、というユーザーなら購入の選択肢に入れるべき端末だろう。
|
■ 関連記事
・ 3メガピクセルカメラ搭載の「A5406CA」
■ URL
ニュースリリース(KDDI)
http://www.kddi.com/corporate/news_release/2004/0517/
ニュースリリース(カシオ計算機)
http://www.casio.co.jp/release/2004/a5406ca_a5407ca.html
2004/07/09 13:54
|
ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
Copyright (c) 2004 Impress Corporation, an Impress Group company. All rights reserved.
|
|
|
|