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ケータイ新製品SHOW CASE
W21H(スターリーブルー)
2004年3月下旬発売



ボタン配置 右側面にはスクロールボタンを搭載。カメラ撮影時にはシャッターボタンにもなる

カメラの右側面にはマクロ切り替えスイッチを搭載 ストラップ穴はヒンジ部背面

待受画面やメニューアイコンに天野喜孝氏デザインのものを内蔵 メインメニュー第1階層はアイコンランチャー式 メインメニュー第2階層以降はオーソドックスなリスト式

メインメニューのアイコンはデザインを変更したり割り当てられている機能をカスタマイズできる メインメニューのアイコンランチャーにはデータフォルダの特定データへのショートカットも割り当て可能 日本語入力システムは頭出し型の単語予測に対応するATOK for au

9字×10行表示 11字×12行表示 13字×14行表示

カメラ撮影時画面 サムネイルは9件表示 画像トリミング機能でSXGA画像の一部を切り出している画面

1280×960ドット、ノーマルモードでの撮影画像サンプル。リンク先は無加工画像(236KB) 1280×960ドット、メールモードでの撮影画像サンプル。リンク先は無加工画像(97KB)

仕様で見るW21H

 メガピクセルカメラ搭載のCDMA 1X WIN端末。WIN端末ながらどちらかというとエントリーモデルという位置づけで、EZアプリやEZチャンネルには対応していない。

 WINはCDMA2000 1xEV-DOという通信方式を使った通信サービス。従来のCDMA2000 1x方式による通信にも対応しているため、EV-DOのエリア外でもCDMA 1X端末と同等の通信速度で通信できる。WINの特徴である定額制データ通信のEZフラットもEV-DOエリア外で利用可能。ただしW21Hの場合、WIN独自サービスであるEZチャンネルには対応していない。メールの容量はWIN仕様で、データフォルダ保存時に150KBと表示されるデータまで添付できる。

 カメラは124万画素のCCDカメラ。最大でSXGA(1280×960)画像の撮影が可能。SXGA撮影時には、通常圧縮のノーマルモードと添付が可能なメールモードを選択できる。切替スイッチによりマクロ撮影にも対応。ムービーメールはMサイズ(128×96)までの対応で、フォーマットは非WIN端末と同様にAMC形式のみ。データフォルダ容量は16MBだが、メモリカードには対応していない。

 EZナビに対応するがEZアプリにはJavaにもBREWにも対応していないため、地図などの閲覧はEZwebのサイト上でしか行なえない。GPSメールなどの機能には対応。日本語入力システムはATOK for au。メインディスプレイは132×176ドットのクリスタルファイン液晶。

【おもな仕様】
サイズ
(高×幅×厚)
97×49×26mm
重量 約108g
連続通話時間 約150分
連続待受時間 約170時間
充電時間 約110分
ディスプレイ 1568万色表示2.1型TFTカラー液晶
132×176ドット
表示文字数 9字×10行、11字×12行、13字×14行
メモリダイヤル 500件
リダイヤル・着信履歴 発信履歴30件、着信履歴50件
データ通信速度 最大下り2.4Mbps、上り144kbps(EZwebおよびEメール時使用時)
ボディカラー ムーンシルバー、スターリーブルー

【インターネットメール】
サービス名 eメール
利用料 EZ WINに含まれ300円
通信量0.2円/128バイト(標準契約時)
メール受信機能 最大全角5000文字
メール送信機能 最大全角5000文字
メール保存件数 受信:200KBまたは300件
送信:100KBまたは100件
添付制限 1通のメールにつき5データまで。送信時は5データを合計して最大150KB。受信時は1データあたり最大150KB

【着信メロディ】
和音数 最大40和音。着うた対応
着信音 ・パターン:3種類
・登録済み効果音:7件
・登録済みメロディ7曲
・ダウンロードメロディ:データフォルダに保存
登録メロディ曲名 もう少し/Kiroro
世界・ふしぎ発見!
Je te veux
展覧会の絵
ウィリアム・テル序曲
グリーンスリーヴス
scenes
和音着メロダウンロード 対応。「データフォルダ」内に保存

【データフォルダ】
データフォルダ容量 16MB(または1000件)
保存/閲覧が可能な
ファイルの種類
・メロディ/着うた
・ボイス(QCP)
・ピクチャー
・ezmovie
・PIM情報

【カメラ(静止画)】
撮影可能フォーマット JPEG
撮影可能解像度 1280×960ドット、640×480ドット、640×176ドット、132×176ドット
撮影可能画質 1280×960ドット撮影時のみノーマルモード(約240KB)とメールモード(約90KB)を選択
撮影可能容量 データフォルダ(16MB)に保存

【カメラ(動画) 】
撮影可能フォーマット amc(MPEG-4+QCELP)
撮影可能画質 96×80ドット、128×96ドット
5/10/15秒
撮影可能容量 データフォルダ(16MB)に保存


スタッフが見たW21H

コメント
湯野  カシオ製のA5401CA IIやA5403CAあたりにそっくりな日立製のCDMA 1X WIN端末「W21H」。表向き、カシオは関係ないことになってはいるが、外見的にもスペック的にも、誰がどう見てもベースがA5401CAだというのは分かる。
 1X WINのファーストモデルとして登場したW11HとW11Kでは、カメラが30万画素クラスであるところに物足りなさを感じたユーザーも多いことだろう。今回のW21Hはメガピクセルカメラ搭載ということで、少なくともその不満は解消された。SXGAサイズの静止画の圧縮率を高めることでメールに添付できる「メールモード」も搭載されている。画質の落ちはさほど気になるレベルのものではない。このメールモードについては近日発売予定のA5504Tなどにも搭載されているが、やはりEZフラットという定額制プランのおかげで、通信料金を気にすることなく送信できるところが何よりも魅力的だ。
 ただ、BREWにもJavaにも対応していないなど、スペック的に微妙な部分が結構あるのも事実。今となっては、QVGA液晶でないところも少々気になる。ユーザーとしては定額プランのある1X WINに非常に興味があるが、横を見るとスペックに勝るA5000シリーズが併売されていて購入に踏み切れないという状況は、かつてのドコモのFOMAと50Xiシリーズの関係のようだ。
 というわけで、アプリやEZナビウォークは不要、でも、とにかくメールやEZwebをよく使うし、カメラはメガピクセルじゃなきゃ嫌、というユーザーは購入対象として検討するとよいだろう。それ以外のユーザーはA5000やA1000シリーズのほうが無難だ。
白根  3機種目のWIN端末。EZチャンネルやEZアプリに対応しないなど、どちらかというとエントリーモデルという印象を受ける。日立製となっているが、デザインや操作性などはカシオ製のA5401CA IIとほぼ同じで、日立製端末の特徴である「気配りスイッチ」などは搭載されていない。
 メインメニューがアイコンランチャー式となっているなど、使い勝手は全般的にオーソドックスなスタイルで使いやすい。撮影した画像の切り出し機能の使い勝手は、ハイエンドモデルにも劣らない使いやすさだ。
 124万画素のCCDカメラを搭載し、最大で1280×960ドットの画像を撮影できる。メモリカードスロットは搭載していないので、低圧縮のメガピクセル画像をパソコンに取り込むにはケーブル接続で取り出す必要があるが、W21Hには1280×960ドットの画像をメール添付が可能な圧縮率で撮影するモードが搭載されている。このモードではJPEGの圧縮ノイズが目立ってしまうが、それでも大解像度画像をメールで送れるというだけでも面白い。ちなみにこのモードで撮影すると画像は100KB程度になる(W21HはWIN端末なので150KBまでのメール添付に対応する)、100KBなら非WIN端末でも送受信できるが、こんな大容量の画像を気軽に送れるだけでも「さすがWIN端末」と評価できるところだ。
 WIN端末としては初のメガピクセルカメラ搭載機だが、定額制の特徴を活かしたEZチャンネルに対応していないのは惜しいところだ。メモリカードに対応していないので、データ転送ケーブルがないと最高画質の画像を取り出せないなど、デジタルカメラ代わりに使うにも少々使い勝手が悪い。購入を検討している人は、W21HがEZアプリやEZチャンネルに非対応であることと液晶がQVGAではないことなど、エントリーモデルであることをしっかりと考慮しておこう。


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au、メガピクセルWIN端末「W21H」など3機種


URL
  ニュースリリース(KDDI)
  http://www.kddi.com/corporate/news_release/2004/0216/
  製品情報(KDDI)
  http://www.au.kddi.com/seihin/kinobetsu/seihin/w21h/index.html
  製品情報(日立)
  http://www.hitachi.co.jp/Prod/vims/mobilephone/w21h/win.html



2004/04/14 15:22

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