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ケータイ新製品SHOW CASE
F672i(フェザーグリーン)
2003年9月5日発売
キー配置
液晶部下にはワンタッチダイヤル用のボタン
右側面には音声読み上げボタン
液晶部左側面には音量調整ダイヤル
ストラップ穴はヒンジ部にある
背面液晶はモノクロだが、大きくて視認性も高い
メニューは大きな文字で機能名ではなく、用途が記述されている
メールの着信通知は、通知するだけでなく読むための方法も表示される
メール文やiモードサイトの音声読み上げに対応。メニューも各項目の詳細を音声読み上げさせられる
メールの8字×6行表示
メールの10字×7行表示
連文節変換に対応するが、予測変換には対応しない
歩数計による歩数は背面液晶に表示される
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仕様で見るF672i
富士通製のiモード端末。お年寄りなどケータイの操作に不慣れな人向け端末「らくらくホン」シリーズの最新機種で、iアプリやiショットなどの追加的な機能を搭載せず、使いやすさを重視している。
メインディスプレイには2.1型の液晶を搭載。メニューフォントなどを大きめにデザインすることで、操作時の視認性を高めている。背面にはモノクロの1.2型液晶を搭載していて、こちらも大きいフォントで視認性を重視している。またメールの音声読み上げ機能など、音声を使った補助機能も搭載する。
液晶下には3つのワンタッチダイヤルボタンがあり、登録した相手にワンタッチで電話をかけることができる。このほかにも音声入力による電話帳サーチ機能もある。
デザインなどはF671iSを踏襲するが、新たに歩数計機能が追加されている。計測した歩数は自動でメール送信することも可能。歩数を利用したコンテンツも提供される。
【おもな仕様】
サイズ
(高×幅×厚)
99×51×22mm
重量
約105g
連続通話時間
約150分
連続待受時間
約500時間
充電時間
約135分
ディスプレイ
6万5536色表示2.1型TFTカラー液晶
160×160ドット
表示文字数
8字×6行、10字×7行
メモリダイヤル
500件
データ通信速度
最大9.6kbps
ボディカラー
パールゴールド、フロンティアブルー、フェザーグリーン
【インターネットメール】
サービス名
iモードメール
利用料
送信・受信ともに全角20文字程度で0.9円
メール受信機能
最大全角250文字
(分割受信機能により最大2000文字の分割受信も可能)
メール送信機能
最大全角250文字
メール保存件数
受信:最大200件
送信:最大50件
【着信メロディ】
和音数
32和音
着信音
・パターン:10種類
・登録済みメロディ:7曲
・ダウンロードメロディ:30件
登録メロディ曲名
きよしのズンドコ節
もしもピアノが弾けたなら
瀬戸の花嫁
YESTERDAY ONCE MORE
ツァラトゥストラはかく語りき
アメージング・グレース
冬の星座
和音着メロダウンロード
対応
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スタッフが見たF672i
コメント
湯野
パワーアップした音声読み上げ機能に歩数計まで付いた「らくらくホンIII F672i」。画素数競争を繰り広げるカメラ付きケータイとはまた別のところで進化をした最先端の端末とも言える。
何と言っても面白いのは、ケータイでは世界初となる歩数計機能だろう。実は私、セイコーエスヤードの「東海道五十三次を歩こう」(WZ301)という歩数計をしばらく身につけて、東海道五十三次を歩ききったことがある。それ以前には普通の歩数計を利用していたこともあるのだが、やはり、そんな遊び心があると気合いの入り方が違う、というか飽きない。iアプリに対応すれば、もっと楽しくなるんじゃないだろうか。ニッチだけど……。
もちろん、そんな健康維持という本来の用途もあるのだが、メール機能と連動させ、安否確認にも利用できるようにするという発想が非常にユニーク。GPS対応の「F661i」といい、指紋認証機能搭載の「F505i」といい、この手のケータイの開発はまさに富士通の独壇場だ。
惜しむらくは、今どきのケータイでは当たり前になったカメラを搭載していないところだろうか。シニア層向け、障害者向けの端末という位置づけは理解できなくもないが、やっぱりどんなユーザーにとってもカメラ機能は付いていてほしい機能の代表格だろう。さらに言えば、505iSシリーズ以降で標準サポートされることになったQRコードの読み取り機能、あるいは一部の機種でサポートされているOCR機能は、こういう端末にこそ搭載すべき機能なのではないだろうか。今後登場するであろう「らくらくホンIV」には、そんなことを期待したい。
白根
「らくらくホン」シリーズの最新機種。同シリーズは「ケータイに不慣れな人でも使えるように」という明快なコンセプトに基づき、わかりやすさと使いやすさを追求したデザインとなっている。
メインディスプレイは大きめで、メニューのフォントも大きめにデザインされている。メニュー表記も、機能名称が単語だけでポンと書かれているのではなく、「伝言メモを使う」といったように、より説明的な表記になっている。メールの着信があった際の画面上での通知は、ただ「メール着信あり」と表示するだけでなく「どのキーを押せばメールを読めるか」という操作方法まで表示している。ボタンにも「電話帳」などと可能な限りわかりやすく表記されている。このように他のケータイでは省略されたりアイコンで表示されるような部分も、不慣れな人向けにデザインされているのが特徴だ。
音声読み出し機能もよく出来ている。メールなどもすべて読み上げてくれるばかりか、メニューにおいては表示されている内容よりも細かく、ヘルプライクに使い方を読み上げてくれる。ただし、読み上げは本体背面のスピーカを使うので、環境によってはうるさいだけで聞き取りにくいかもしれない。
歩数計機能は計測結果を自動でメール送信する付加機能も搭載されている。このメール機能を使って、バーチャルに東海道五十三次を歩くというコンテンツも提供されるので、ウォーキングエクササイズをより楽しみながら行なえるわけだ。
自動送信機能を使えば、こうした健康管理以外に、独居老人の安否確認などにも利用できる。しかし、これはケータイを持ち歩いてもらわないと機能しない。その点は、DoPa内蔵のポットを使った象印の「みまもりほっとライン」などと組み合わせるなど工夫が必要かも知れない。
コンセプトが明快なだけに、それ以外のユーザーには不満の残る端末だ。表示フォントが大きい反面、一覧性が低いし、iアプリなどの機能も搭載されていない。特定用途にターゲットを絞った6xxシリーズらしい端末だが、特定用途、F672iの場合はお年寄りなどに使ってもらう用途なら最適な端末としてオススメできる。
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URL
製品情報(NTTドコモ)
http://www.nttdocomo.co.jp/p_s/products/keitai/unique/f672i/f672i1.html
ニュースリリース(NTTドコモ)
http://www.nttdocomo.co.jp/new/contents/03/whatnew0902a.html
製品情報(富士通)
http://www.fmworld.net/product/phone/f672i/
ニュースリリース(富士通)
http://pr.fujitsu.com/jp/news/2003/09/2-1.html
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