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ケータイ新製品SHOW CASE
A5306ST(クリアネイビー)
2003年6月中旬発売

写真で見るA5306ST



カメラはキー側のボディの背面部にある サイドキーとイヤホンジャック

フォトスタンド機能 サブディスプレイに待受画面を表示。このサイズで120×160ドットなので解像感が高い

キー配列 充電台は縦に本体を立てるタイプ データ通信用のアダプタも同梱されている

待受画面 第一階層のメニュー メニューの背景はワンプッシュで切り替えられる

背景がブルーのメニュー 背景がホワイトのメニュー 毎時00分になると仕掛け時計のようなムービーが流れる機能も用意されている

第二階層のメニューはテキストベース スケジューラも比較的カラフルなデザインだ

静止画撮影画面 動画撮影用にもフレームが用意されている 携帯電話のフォトライトでは珍しいオート発光モードが用意されている

11字×10行 11字×8行 7字×7行

フォントも切り替えられる。ゴシックボールド まる文字標準 まる文字ボールド

ATOK for au Ver.2を搭載。予測変換も搭載されているが、一覧のリアルタイム表示機能は搭載されていない 任意の機能を登録できるマイメニュー。初期状態は空になっている BREWアプリのゼビウスもダウンロードできる

撮影サンプル

132×176ドットサイズで撮影。無補正 132×176ドットサイズで撮影。無補正 132×176ドットサイズ、セピアモードで撮影。無補正

VGAサイズで撮影。リンク先は回転を施したのみの画像 VGAサイズで撮影。リンク先は回転を施したのみの画像

VGAサイズで撮影。リンク先は回転を施したのみの画像 VGAサイズで撮影。リンク先は回転を施したのみの画像

(モデル:寺崎佑紀/所属:サンタ・クローチェ

【おもな仕様】
サイズ
(高×幅×厚)
95×47×26(高×幅×厚)mm
重量 約110g
連続通話時間 約160分
連続待受時間 約210時間
充電時間 約100分
ディスプレイ 65,536色表示Crystal Fine液晶(132×176ドット)
65,536色表示STN液晶(120×160ドット)
表示文字数 11字×10行、11字×8行、7字×7行
メモリダイヤル 500件
リダイヤル・着信履歴 各20件
データ通信速度 最大下り144kbps、上り64kbps(パケット通信時)
ボディカラー クリアホワイト、クリアネイビー

【インターネットメール】
サービス名 Eメール
メール受信機能 最大全角5,000文字
メール送信機能 最大全角5,000文字
メール保存件数 受信:約250KBまたは500件
送信:約100KBまたは200件
添付制限 1通のメールにつき5データ(最大100KB)まで。ファイルはデータフォルダに保存

【着信メロディ】
和音数 最大40和音
着信音 ・登録済みメロディ:8曲
・自作メロディ/ダウンロードメロディ:データフォルダに保存
登録メロディ曲名 炎のランナー
ストロベリー・ダンス・アワー
世界に一つだけの花
名探偵コナン メインテーマ
パヴァーヌ
花の歌
アメイジンググレース
時の踊り
和音着メロダウンロード 対応。「データフォルダ」内に保存

【データフォルダ】
データフォルダ容量 3MB
保存/閲覧が可能な
ファイルの種類
・ezアプリ
・メロディ/メロディ&アニメ/テキスト&メロディ/アニメ&テキスト&メロディ(MMF)
・ボイス(QCP)
・ムービー(amc)
・ピクチャー/アニメ(PNG/GIF/JPG/BMP/MMF)
・PIM情報(vCard/vCalendar)

【カメラ(静止画)】
撮影可能フォーマット JPEG
撮影可能解像度 132×176ドット、640×480ドット

【カメラ(動画) 】
撮影可能フォーマット MP4(.amc)
撮影可能画質 96×80ドット、最大15秒
撮影可能容量 データフォルダに保存


仕様で見るA5306ST

 三洋電機製のムービーメール対応端末A5306STは、メインディスプレイに2.1インチ(132×176ドット)65,536色表示のCrystal Fine液晶を搭載したBREW対応端末。サブディスプレイもCrystal Fine液晶で、こちらは1.3インチ(120×160ドット)となる。

 有効画素数31万画素のCCDカメラを搭載し、カメラキーを押すことでスナップスタイルで撮影することも可能となっている。動画撮影時のアフレコ機能やテロップ機能のほか、映像が徐々に現われ消えていくフェーダー機能や、タイトル・フレーム・エンディングをセットで加工し、ショートフィルムのようなムービーメールを作成できるシネマモード機能など多彩なムービー編集機能を備えている。

 太陽光でアンテナの色が変わる「UVチェッカーアンテナ」を搭載しており、アンテナの色で紫外線の強さがわかる。ハンズフリー通話機能なども備えている。

■コメント

コメント
湯野  折りたたんだ時のデザインが印象的な「A5306ST」。何といっても1.3インチで120×160ドットのサブディスプレイがすばらしい。充電スタンドもしっかりデザインされており、閉じた状態での見た目や機能性へのこだわりを感じずにはいられない。
 そんなデザインもそうだが、太陽光でアンテナの色が変わる「UVチェッカーアンテナ」を搭載していたり、閉じたまま応答できるハンズフリー機能の利用例として「メイク中に」と謳っていたりするなど、やはりターゲットは女性ユーザーということになるのだろう。
 そして、BREWへの本格対応端末ではA5304Tに続く第2弾となる同端末。NTTドコモの505iシリーズ、J-フォンのJ-SH53ではそれぞれJavaの仕様拡張が行なわれたが、auはそれを行なわなかった。そこには「今後はBREWで行きます」というメッセージと決意がこめられているように思える。もちろん、液晶とかカメラとか、他の部分の進化もあるのだが、そういう意味では、比較的長く使える端末になるんじゃないだろうか。
伊藤  鳥取三洋(現在は三洋マルチメディア鳥取)としては去年9月に発売したA1014ST以来となる、久しぶりの端末だ。美しいラウンドフォルムのデザイン、紫外線の強さを色で表すUVチェッカーアンテナを搭載しており、女性を強く意識した端末となっている。
 特筆すべきはサブディスプレイ。120×160ドットと、一世代前の携帯電話のメインディスプレイと同じ解像度を実現してしまっている。待受画面と同じ画像やカメラで撮影した画像を表示できるが、かなり表示品質が高かった。だが、サブディスプレイの高解像度ゆえの問題もある。2.1インチのメインディスプレイは132×176ドットで、インチあたりの解像度ではサブディスプレイより下回ってしまっており、サブディスプレイを見てからメインディスプレイに目を移すと、若干表示が荒く見えてしまう。このあたりは、サブディスプレイに負けないよう、がんばってQVGAクラスの液晶を積んで欲しかった。
 カメラの位置は、以前の三洋製端末にあったような、キー側ボディの裏面に搭載されている。カメラとファインダーとなるディスプレイの距離があるため、撮影には若干の慣れが必要だが、これは大型サブディスプレイを配した本体表面のデザインとの兼ね合いによるものなので、デザインで納得して選べば問題にすることではないだろう。
 総合的な印象としては、BREW、カメラ周りの機能、操作性、ハードウェア、どれをとっても「これは!」というハイスペック機ではないが、バランスはよく取れている端末だと思う。BREW端末はほかにあれど、この端末に関しては、デザインとサブディスプレイがキモだろう。



URL
  ニュースリリース(au)
  http://www.kddi.com/corporate/news_release/2003/0514/index.html
  製品情報(au)
  http://www.au.kddi.com/seihin/kinobetsu/seihin/a5306st/index.html

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2003/07/30 12:53

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