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ケータイ新製品SHOW CASE
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Leje H-SA3001V(シルバー)
2003年7月4日発売
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ボタン配置
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左側面にはシャッターやマナーモード切替に用いるボタン
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ストラップ穴はヒンジ部背面
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1インチの背面ディスプレイ上にカメラを内蔵
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標準の待受画面
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メインメニュー第1階層はアイコンランチャー式
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一部はメニュー第2階層もアイコンランチャー式
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メニューの深い部分は一般的なリスト式
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H"メニューや設定メニューの好きな機能を割り当てられる「カスタムファンクション」メニュー
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例文表示
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連文節変換に対応
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予測変換にも対応。候補は1個のみ表示
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撮影画像はサムネイル表示可能
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撮影時画面
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サンプル画像
JPEG(ノーマル)
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サンプル画像
JPEG(ファイン)
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サンプル画像
JPEG(スーパー)
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■ 仕様で見るH-SA3001V
三洋電機のintelligent H"端末。初のカメラ内蔵H"端末で、オプションの割引サービスにより従量課金なしに画像添付メールの送受信が可能となる。
搭載するカメラは11万画素のCCDカメラで、ディスプレイサイズと同じ120×144ドットのJPEGとBMPの画像を撮影できる。補助照明を搭載し、自分撮りは背面ディスプレイで行なえる。動画機能やパソコン向け高解像度画像の撮影機能はない。
メールサービスは全角1,000文字までの送信と全角10,000文字までの受信が可能な「エッジeメール」と、100文字程度の送受信が可能な「ライトEメール」の両方のサービスに対応する。いずれのサービスも月額500円のオプションサービス「メール放題」を契約することで、パケット通信を利用するエッジeメールとライトEメールの送受信料金が無料となる(PIAFSは通常の半額)。なおライトEメールは通常、月額300円の契約料金が必要だが「メール放題」契約時は300円も不要となる。
コンテンツ閲覧機能はH"独自形式のH"LINKのみに対応。国際ローミングに対応し、台湾の大衆電信(FITEL)でも利用できる。オプションを利用することで音楽配信サービス「Sound Market」を利用可能。従来のH"端末で対応していた外付けカメラのTrevaは本機種では利用できない。
【おもな仕様】
サイズ (高×幅×厚) |
87×47×24.4mm |
重量 |
約93g |
連続通話時間 |
約420分 |
連続待受時間 |
約700時間 |
充電時間 |
約90分 |
ディスプレイ |
65,536万色表示1.8型TFTカラー液晶 120×144ドット |
表示文字数 |
10字×8行、7.5字×6行、5字×4行 |
メモリダイヤル |
500件 |
リダイヤル・着信履歴 |
各30件 |
データ通信速度 |
64kbps(PIAFS)、32kbps(パケット) |
ボディカラー |
シルバー、ブルー |
【インターネットメール】
サービス名 |
Eメール(PIAFS方式/パケット方式) |
利用料 |
月額サービス料金なし。送受信料金は契約料金プランのデータ通信料金に依存 「オプションメール放題」(月額500円)利用時は月額料金/送受信料金ともに無料 |
メール受信機能 |
最大全角10,000文字 |
メール送信機能 |
最大全角1,000文字 |
メール保存件数 |
受信:約930件 送信:約530件 |
【着信メロディ】
和音数 |
32和音 |
着信音 |
・パターン:6種類 ・効果音:6件 ・登録済みメロディ:6曲 ・ダウンロードメロディ:データフォルダに保存 |
登録メロディ曲名 |
アイネクライネ・ナハト・ムジーク はげ山の一夜 威風堂々 カヴァレリア・ルスティカーナ間奏曲 サンタ・ルチア 太湖船 |
和音着メロダウンロード |
対応 |
【データフォルダ】
データフォルダ容量 |
2MB |
保存/閲覧が可能な ファイルの種類 |
画像(JPEG/BMP/PNG)、着信音など |
【カメラ(静止画)】
撮影可能フォーマット |
JPEG/BMP |
撮影可能解像度 |
120×144ドット |
撮影可能容量 |
データフォルダ(2MB)に保存 |
■ スタッフが見たH-SA3001V
| コメント |
湯野 |
H-SA3001Vを手にしたとき、まずそのコンパクトさに感動した。重さはAH-J3002Vと同等なのだが、サイズはグッと小さい。このところの携帯電話というと、100gオーバーの分厚い端末ばかりだったので、余計そう感じるのだろう。
DDIポケットユーザーとしては、待ちに待ったカメラ付き端末。オプション メール放題に加入すれば、画像付きメールも送り放題。スペック的には昨今のメガピクセルカメラには叶わないし、フレームも後付けのみだったりするが、料金面ではまさに最強のカメラ付き端末だろう。
AirH"PHONEにしてもそうだが、やはりH"端末のユーザーはメール機能を重視する傾向が強いように思える。そういう意味で言えば、今回搭載された予測変換機能は、最近の携帯電話と比べると簡易的なものだが、ありがたい機能の1つだろう。とはいえ、AirH"PHONEに対応していないなど、やや不満に思う点もある。欲を言えば、J-フォンのJ-SA51に搭載されているようなメール抽出検索機能なんかも搭載してほしいところだ。
それにしても、DDIポケットユーザーにとっては、SDカードスロット搭載のKX-HV210、AirH"PHONE対応のAH-J3002V/AH-J3001V、そしてカメラ付きのH-SA3001Vと、どの端末にも一長一短があるところが悩ましい。もちろん今回のH-SA3001Vはカメラを最重視するユーザーにオススメの端末なのだが。
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白根 |
ついに登場したカメラ付きH"。メール放題サービスにも対応していて、パケット通信を利用するメールサービス「エッジeメール」なら通信料金は無料となる。しかもそのメール放題のサービスも月額500円と廉価なのが非常に嬉しい。
三洋電機というとJ-フォンで2番目にカメラ付きケータイを発売し、ツーカーやauにも多数のカメラ付きケータイを提供している。11万画素CCDというとメガピクセルが話題の今夏にあっては低スペックな印象も受けるが、通常のカメラ付きケータイの用途、ポートレイト程度ならば問題はない。ちなみにJPEG撮影時には今回のサンプルよりも低圧縮な「スーパー」というモードが用意されているほか、無圧縮のBMPによる画像保存・メール添付も可能だ。BMPは1枚50KBと偽りなき無圧縮なので、通信にも時間がかかり常用には向かないが、ここぞというときに利用するとよいだろう。
使い勝手は悪くない。メニューはアイコンランチャー式を基本としていて「カスタムファンクション」も呼び出しやすく、設定しやすい。メニューの操作もキビキビしていてストレスもない。ただ日本語入力面に関しては、頭出し型の単語予測に対応するものの、複数候補を同時に表示させられる最近のケータイに比較すると、候補が1個のみ表示と貧弱さを感じる。メール目当てで同端末を選ぶ人が多いであろうことを考えると、この点が惜しい。どうせならTS31などで採用しているモバイルWnn V2を搭載して欲しかったところだ。
液晶やカメラ解像度などでドコモやau、J-フォンの最新機種に比べると劣る部分が多いが、それでもカメラ付きケータイとしての基本性能は一通り抑えている端末だ。高解像度画像をパソコン向けに送ることはできないが、H-SA3001Vはメール放題サービスに対応し、無料で大容量メールを送受信できる。メガピクセルカメラよりもこちらの方が嬉しい人も多いはずだ。カメラ内蔵H"を待ち望んでいたDDIポケットユーザーには当然おすすめの端末だし、画像付きメールで通信料金がかさんでいる人は、他キャリアからの移行もしくは買い足しも悪くないだろう。
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■ URL
ニュースリリース(三洋電機)
http://www.sanyo.co.jp/koho/hypertext4/0306news-j/0606-1.html
製品情報(三洋電機)
http://www.stel-web.com/H/hsa3001v/index.html
製品情報(DDIポケット)
http://www.ddipocket.co.jp/p_s/products/content/h_sa3001v.html
■ 関連記事
・ 三洋電機、H"初のカメラ付き端末「Leje H-SA3001V」
2003/07/11 11:39
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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