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ケータイ新製品SHOW CASE
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J-N51(プレミアムシルバー)
2003年5月16日発売
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ボタン配置
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スクロールに使える側面キー
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背面にはカメラ、補助照明LED、背面ディスプレイを搭載
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マクロレンズは磁石で貼り付けられる
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液晶部上端に赤外線通信ポートを搭載
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マクロレンズはストラップにつけて持ち運べる
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メインメニュー第1階層
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メインメニュー第2階層。第3階層以降はリスト式
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カスタマイズ可能なショートカットメニュー
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8字×8行表示
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10字×10行表示
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13字×13行表示
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例文表示
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「あかさたな」のワンタッチで入力文字を予測する「T9」
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頭だし型の単語変換にも対応。頻出単語と学習済み単語のみ予測対象となる
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カメラ撮影画面
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撮影画像サンプル(片手で自分撮り。無加工)
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■ 仕様で見るJ-N51
NEC製のパケット通信対応J-フォン端末。28.8kbpsの通信と最大全角6,000文字のスーパーメールに対応し、通信料金体系はパケット単位となる。
カメラには31万画素のCCDを搭載。外付けマクロレンズ「接写deレンズ」が付属し、QRコードの読み取り機能に対応する。撮影時に使える補助ライトも搭載する。
日本語入力には「あかさたな」の1ボタンずつの入力から単語を予測する「T9」を搭載する。通常の頭だし型の単語予測にも対応。
メインディスプレイには2.2型で160×216ドット表示のTFT液晶を採用。新型の高速ブラウザを搭載する。赤外線通信機能はムービーなどの送受信のほかにも、テレビやビデオ、カラオケのリモコンとしても使える。
【おもな仕様】
サイズ (高×幅×厚) |
95×48×21mm |
重量 |
約107g |
連続通話時間 |
約125分 |
連続待受時間 |
約450時間 |
充電時間 |
約90分 |
ディスプレイ |
"65,536色2.2型TFTカラー液晶 160×216ドット" |
表示文字数 |
8字×8行、10字×10行、13字×13行 |
メモリダイヤル |
500件 |
リダイヤル・着信履歴 |
各20件 |
データ通信速度 |
28.8kbps(パケット通信) |
ボディカラー |
プレミアムシルバー、クールブラック、ナイルブルー |
【インターネットメール】
サービス名 |
『スカイメール』と『スーパーメール』 いずれも月額300円の「J-SKYパケットパック」に含まれる。 スカイメールは受信無料、送信1通3円。 スーパーメールは1パケット(128バイト)で0.3円 |
メール受信機能 |
"・スカイメール:最大全角192文字まで ・スーパーメール:最大全角6,000文字まで(添付ファイルを含めて12KBまで。ただしムービー添付時は30KBまで)" |
メール保存件数 |
"・受信メール:2,000件 ・送信メール:500件" |
【着信メロディ】
和音数 |
最大40和音(12KB対応、カラオケ対応) |
着信音 |
・パターン:2種類 ・効果音:6種類 ・登録済みメロディ:12曲 ・ダウンロードメロディ:データフォルダに保存 |
登録メロディ曲名 |
Behind The Mask Take On Me Sir Duke 行進曲 こんぺい糖の踊り ロシアの踊り アラベスク 重量級 ハートワッフル Monster Attack 3 Urban Calypso Road To West |
【データフォルダ】
データフォルダ容量 |
最大7MB |
保存/閲覧が可能な ファイルの種類 |
画像、着信メロディ、Javaアプリを保存 |
【Javaアプリ】
【カメラ(静止画)】
撮影可能フォーマット |
JPEG |
撮影可能解像度 |
160×180ドット、640×480ドット(VGA) |
撮影可能容量 |
データフォルダ(7MB)に保存 |
【カメラ(動画) 】
撮影可能フォーマット |
Nancy CODEC(.noa) |
撮影可能容量 |
データフォルダ(7MB)に保存 |
■ スタッフが見たJ-N51
| コメント |
湯野 |
NEC初となるJ-フォンのパケット対応端末「J-N51」。個々のスペックだけを見ると特に飛び出たところはないが、全体的なバランス感覚は実に絶妙だ。
特に感心したのはカメラの画質。31万画素のCCDカメラを搭載しており、そのスペックを聞いただけでは「なんだ、それって標準的じゃん」という印象しか残らないかもしれないが、実際に撮影した画像ファイルを見てみると、非常にくっきり美しく撮れている。160×216ドットのTFT液晶もキレイで、やや裏技的な話になるが、パソコンで作った高画質な画像ファイルを赤外線通信でJ-N51に転送して、壁紙に設定すると、さらにその美しさが際立つ。
それから、これはJ-スカイサイトのヘビーユーザーには特に関係するところだが、従来のパケット対応端末のものとは異なる新ブラウザが搭載されているところにも注目したい。これまで「なんか重いな~」と思っていたサイトのスクロールもサクサク行なえるのだ。
最近のJ-フォンの端末はいろんな機能が詰め込まれてボッテリ感が増してきているが、このJ-N51は厚さ21mmとかなり薄い。赤外線リモコンのように何かと役立つ気の利いた機能も搭載されている。そんなJ-N51は、“生活に密着したケータイ”のあり方をよく考えて作られた端末だと思う。
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白根 |
NECのJ-フォン端末としては初めてパケット通信に対応する端末。NECのJ-フォン端末としてはかなり久しぶりだ。ちなみに発表は1月末で登場が5月半ば、と発表から登場まで非常に長い期間があった。J-SH53で対応する256KBのJavaアプリや30KBのメール添付などの拡張仕様に対応しないのが残念な印象だ。
使い勝手は上々。カスタマイズ可能なショートカット専用のボタンが設けられており、データフォルダやカメラなど頻繁に使う機能を並べたメニューを一発で呼び出せる。ショートカットボタン長押しで呼び出せる機能も設定できるというのは気が利いている。メニューはアイコンランチャーを中心としたオーソドックスなもので、これもわかりやすく、使いやすい。ただ、撮影画像のサムネイル表示がない。これはちょっと惜しい。カメラの画質は色彩もシャープネスもかなり良好だ。
機能・使い勝手が高レベルにまとめられた良端末だと思うが、ライバルがJ-SH53だと思うと、発売時期が重なってしまっただけに少し評価が難しくなってくる。もっとも、J-SH53も「あかさたな」の1タッチずつの入力から単語を予測するシステムは搭載しているものの、この部分の完成度はJ-N51のT9の方がはるかに高いと思える。逆にJ-SH53の方が頭だし型の単語予測の完成度が高いのだが、個人的にはT9式がもっとも高速入力に適していると感じているので、メール入力にこだわりがあり、T9式になじめるのであればJ-N51はオススメだ。 |
■ URL
ニュースリリース(J-フォン)
http://www.j-phone.com/japanese/release_detail/20030130_02/20030130_02.html
製品情報(NEC)
http://www.n-keitai.com/lineup/jn51/index.html
製品情報(J-フォン)
http://www.j-phone.com/japanese/products/kisyu/j_n51/index.html
■ 関連記事
・ J-フォン、QVGA対応のシステム液晶を搭載した「J-SH010」など3機種
2003/06/23 12:09
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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