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ケータイ新製品SHOW CASE
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J-D06“graphica”
2002年7月発売
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![](
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右側面にはボーダフォンマークがデザインされている
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ストラップ穴は背面左側。カメラのすぐ近く
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ボタンは少々小さめのデザイン
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充電スタンドにもボーダフォンのマーク
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設定などを行なうリスト式のメインメニュー
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アイコン表示形式のメインメニューもある
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アイコン形式のメニュ
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11字×10行表示
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例文表示
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日本語入力は連文節変換に対応する
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撮影画像の閲覧画面
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デジタル福笑い機能時には撮影画像がアニメーションする
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撮影画像の顔部分だけの輪郭を検出表示させられる
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標準の待受画像
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撮影画像などはサムネイル表示可能
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撮影画像なども貼り付けられるスケジューラ
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■ 仕様で見るJ-D06
人工網膜チップによるモバイルカメラを搭載したJavaアプリ対応のJ-フォン端末。ヨーロッパの携帯電話を髣髴とさせるスタイリッシュなツートンカラーのデザインが特徴。人工網膜チップによる輪郭検出機能を使って、撮影した画像の表情を変化させたり輪郭だけを表示させるデジタル福笑い機能がある。日本語変換システム「ATOK」やアニメーションメール機能「アニメっちゃ」などの機能も搭載。
■ スタッフが見たJ-D06
【おもな仕様】
サイズ (高×幅×厚) |
132.5×48.2×19.5mm |
重量 |
約97g |
連続通話時間 |
約139分 |
連続待受時間 |
約320時間 |
充電時間 |
約95分 |
ディスプレイ |
4096色表示TFDカラー液晶 132×162ドット |
表示文字数 |
11字×10行 |
メモリダイヤル |
500件 |
リダイヤル・着信履歴 |
各20件 |
データ通信速度 |
9.6kbps |
ボディカラー |
メタルオレンジ |
【インターネットメール】
サービス名 |
[スカイメール(Eメール)] 受信:月額使用料150円、受信料は無料 送信:月額使用料無料、1メッセージ3円
[ロングメール(ロングEメール)] 受信:月額使用料200円、ロングメール通知(最大192文字まで)は無料、本文の読出は8円 送信:月額使用料無料、1メッセージ8円 |
メール受信機能 |
・スカイメール:最大全角192文字まで ・ロングメール:最大全角3000文字まで ※ロングメールは画像や音楽データの添付が可能でEメールサービスも含まれるため、Eメールの受信オプション申込は不要 |
メール保存件数 |
受信メール:最大250KB |
【着信メロディ】
和音数 |
16和音 |
着信音 |
・登録パターン:3種類 ・登録メロディ:6曲 ・登録効果音9種類 ・ダウンロードメロディ:共有メモリに保存 |
登録メロディ曲名 |
スペースチャンネル5 燃えよドラゴン ボレロ We wish you a merry Christmas 威風堂々 オクラホマミキサー
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和音着メロダウンロード |
対応。共有するメモリ内に保存 |
カラオケコンテンツ ダウンロード |
対応 |
【共有メモリ】
Java・サウンド・グラフィック 共有メモリ領域 |
1MB |
メール・ウェブ・ステーション 共有メモリ領域 |
250KB |
【モバイルカメラ】
対応画像フォーマット |
・JPG1(標準):5KB ・PNG:10~15KB ・JPG2(エコノミー):2~3KB |
【Javaアプリ】
| コメント |
湯野 |
しかし、すごいデザインですな。このオレンジ、かつてJ-フォンから出て若者から支持されたノキア製の「DP154-EX」を思い起こさせるものがある。この「J-D06」については、ヨーロピアンなテイストと評されたりもするのだが、この赤と黒のコントラストは日本の漆器にも通ずるところがある。
中身の部分については基本的に「J-D05」と全く同じ。プリインストールされている着メロも同じだ。当然、三菱製端末おなじみの「アニメっちゃ」にも対応。このボディデザインで、液晶を覗くと「アニメっちゃ」というところに違和感を感じないでもないが、使わないなら設定をOFFにしておけばよい。
ともかく、この端末の評価は、このデザインが気に入るかどうかで決まってしまうだろう。本体右サイドにはボーダフォンのSpeechマークも入っていることだし、私としては、ボディカラーはフェラーリレッドにしてほしかった。できれば、CPUはAMDで(無理か……)。
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白根 |
パケット通信などには対応しないJ-フォンのエントリーモデル、という位置付けの端末。というかぶっちゃけていってしまえば、性能的には昨年発売されたJ-D05とほぼ同等。画面解像度やメモリ容量など数値的な性能は同じで、新たに加わった機能も少ない。いちばんの変化はなんとってもデザインの変更だろう。ヨーロピアンなデザインはかっこいいと思う。ビジネスマンが持っていてクールに決まる数少ないケータイではないだろうか。それだけでも、十分にこの端末の価値はある。
ただ、中身的にはJ-D05の若い層をターゲットとしたポップなメニューデザインをJ-D06も搭載している。どうせならこういった中身のデザインもクールなものに変更しておけば良かったのに、とも思う。ただ、スケジューラ機能「ケイタイ手帳」はなかなか高機能で、ウェブのサービスなどから配信されるメールから予定情報を自動登録できる。また、画像を撮影すれば自動的に画像を撮影した場所をステーションの位置情報から取得し、その情報と共にケイタイ手帳に貼り込んだり、待受状態からボタン1個で呼び出せたりなど、おまけ的な機能には収まっていないので、ケータイのスケジューラを使いこなすユーザーにとっては見逃せないところだろう。
昨年発売のモデルと性能的にはほぼ同等、というあたり、「新機能たんハァハァ」的に新機能に飢えるわたしのようなハイテクジャンキーには物足りない感があるが、逆にいえばJ-フォンの場合、昨年以前の段階でカメラも搭載していたし添付可能なメールサービスやJavaアプリにも対応していたわけで、十分な機能を持っていたということ。パケット通信などに対応するハイエンド指向の51シリーズでなければ、昨年の性能でもあまり問題はないわけだ。とはいえ、新機能がないのは非常に寂しい気分になるが、この特徴的なデザイン、ということでJ-D06の存在意義は十分にあるとも思った。それだけ、このデザインは個性的で目立つし、かっこいいと思う。ハイエンド指向が薄く、デザイン萌えな人には十分にオススメできる端末だ。
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■ URL
製品情報(J-フォン)
http://www.j-phone.com/kisyu/jd06/index.html
■ 関連記事
・ J-フォン、写メール対応の新端末「J-D06“graphica”」「J-T07」
2002/08/12 14:34
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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