|
ケータイ新製品SHOW CASE
|
|
J-T07(シャインネイビー)
2002年7月5日発売
|
|
|
|
|
外部接続端子
|
サイドキーとイヤホン端子
|
|
|
11万画素CCDモバイルカメラ
|
キー配列
|
|
|
メールや着信時に光るLED
|
用意されている点滅パターンは7つ
|
|
|
|
何も触っていない状態で十字キーの右を押すとファンクションメニューとなる
|
マルチメニュー「J-スカイ」画面
|
マルチメニューの「個人」画面。スケジュール機能などが用意されている
|
|
|
|
シンプルモードは、機能を制限した使い方ができる。携帯電話に慣れていないユーザーにオススメだ
|
シンプルモードのマルチメニュー画面
|
シンプルモードの「機能」画面。着信音量やメール閲覧など10項目のみとなる
|
|
|
|
でか文字モードでは、インターネット利用時や発話時に大きなフォントで表示される。
|
メニュー設定で、マルチメニューの表示を変更できる。これは「言技」
|
電波の状況やバッテリー確認などの細かいアイコンも変更できる。
|
|
|
メール作成画面。それぞれの項目ごとに画面が切り替わる。
|
例文表示
|
|
|
|
10文字×8行表示
|
8文字×6行表示
|
東芝のカナ漢字変換エンジン「Mobile Rupo」を搭載しており、学習機能や入力予測機能も用意されている
|
|
|
|
マルチメニュー「カメラ」画面
|
アルバム画面。撮影した画像のファイル名は日時をもとにしているが、名称を変更することも可能
|
「アニメつく~る」では撮影した画像で4コマアニメ画像を制作できる。
|
■ 仕様で見るJ-T07
11万画素CCDカメラを内蔵し、写メール対応機種である東芝製端末。折りたたみ型で外観、インターフェイス、機能などいずれも良いバランスで仕上がっている。Javaやムービー写メール、28.8Kbps通信など、J-フォンが提供している最新機能には対応していないが、2MBの写メール専用メモリを搭載しているほか、学習機能や入力予測機能を備えたカナ漢字変換エンジン「Mobile Rupo」を搭載しており、存分に写メールを楽しめる端末になっている。
ディスプレイは144×176ドットの6万5536色TFT液晶で、着信メロディは16和音に対応しているほか、3和音の自作メロディが作成できる。またシンプルモードやでか文字モードを搭載しており、携帯電話に慣れていないユーザー層にも親しみやすい設計となっている。
【おもな仕様】
サイズ (高×幅×厚) |
93×47×25mm |
重量 |
約105g |
連続通話時間 |
約110分 |
連続待受時間 |
約330時間(折りたたみ時) |
充電時間 |
約100分 |
ディスプレイ |
6万5536色低温ポリシリコンTFT液晶(144×176ドット) |
表示文字数 |
全角10文字×8行(80文字) 全角8文字×6行(48文字) |
メモリダイヤル |
500件(1件:2番号・2アドレス・1メモ) |
リダイヤル・着信履歴 |
各20件 |
データ通信速度 |
9.6kbps(回線交換) |
ボディカラー |
シャインネイビー パールシルバー |
【インターネットメール】
サービス名 |
[スカイメール(Eメール)] 受信:月額使用料150円、受信料は無料 送信:月額使用料無料、1メッセージ3円
[ロングメール(ロングEメール)] 受信:月額使用料200円、ロングメール通知(最大192文字まで)は無料、本文の読出は8円 送信:月額使用料無料、1メッセージ8円 |
メール受信機能 |
・スカイメール:最大全角192文字まで ・ロングメール:最大全角3000文字まで ※ロングメールは画像や音楽データの添付が可能でEメールサービスも含まれるため、Eメールの受信オプション申込は不要 |
メール保存件数 |
受信メール:最大1000件(最大1.5MB) 送信メール:最大500件(最大400KB) 送信トレイ最大40件(最大300KB) |
【着信メロディ】
和音数 |
16和音 |
着信音 |
・登録メロディ:10曲 ・登録パターン:10パターン ・登録効果音:20種類 ・自作/ダウンロードメロディ:最大131曲 |
登録メロディ曲名 |
登録メロディ ・オリノコ・フロウ ・ピアノコンチェルト ・AVE MARIA ・アルハンブラの想い出 ・水上の音楽 ・G線上のアリア ・トルコ行進曲 ・アルプス一万尺 ・大きな古時計 ・1週間 登録パターン ・草競馬 ・ジェンカ ・悲愴ソナタ ・キラキラ星 ・花 ・葬送行進曲 ・時報 ・メロディ:Happy ・メロディ:Lucky ・メロディ:Unlucky |
登録効果音 |
・黒電話 ・ファンファーレ ・ニュース速報 ・You’ve got mail ・Phone call ・check it! ・電話でござる ・新着情報が届きました ・ビール開栓 ・パォ~~~ン ・大当たり~ ・ゲロゲロ ・ドアを開ける ・ドアを閉める ・ぽよよ~ん1 ・ぽよよ~ん2 ・開けても~た ・閉まった! ・目覚まし ・起きて! |
和音着メロダウンロード |
スーパーハーモニー対応 |
カラオケコンテンツ ダウンロード |
非対応 |
【データフォルダ】
【共有メモリ】
メール・ウェブ・ステーション 共有メモリ領域 |
メール ・受信:最大1500KB ・送信:最大400KB ・未送信:最大300KB ウェブ:最大500KB ステーション:最大100KB |
【モバイルカメラ】
対応画像フォーマット |
256色PNG、JPEG(ノーマル/ファイン) |
保存可能枚数 |
最大500枚(アルバム専用メモリ:2MB) |
画像編集機能 |
フレーム付加(20種類) サイズ変更(12種類) フォーマット変換 |
その他 |
[機能] ・セルフタイマー機能 ・4倍ズーム ・明るさ調整(5段階) ・撮影画像サイズ切替 ・画像効果(ネガ、白黒)
[仕様] ・CCDセンサー11万画素 ・F値:2.8 ・焦点距離:2.01mm ・シャッタースピード:1/10~1/10000(電子シャッター) ・レンズ:固定焦点(30cm以遠) |
■ スタッフが見たJ-T07
|
コメント |
湯野 |
最近、いろんなところが光るようになった携帯電話。それだけ“光り物”に弱い日本人が多いということなのだろうか。アンテナが光るNTTドコモの「F251i」にも驚かされたが、この「J-T07」の「スパークリング・イルミネーション」もかなり派手。7パターンから選べるようになっているのだが、どことなく1960~1970年代に人々が思い描いた近未来的なイメージがしないでもない。実は、この光り方に何かメッセージが隠されているのかも……。
中身の部分で一つ注目したいのが「シンプルモード」と呼ばれる機能。通話とメールを読むことだけに機能を絞り込むというものなのだが、これが「そこまで限定しますか」というくらいに操作可能な機能が絞り込まれる。メールについても、本当に読むだけの状態になり、返信することすらできない。もちろんカメラもウェブも使えない。
いわゆる「ユニバーサルデザイン」というやつを思い描いてのことなのだろうが、どこか発想が間違っているように思えるのは私だけだろうか。これについては昨年J-フォンが発売した「シンプルフォン」シリーズにも通ずるところがあるが、機能を削るというのはなく、提供可能な機能をいかにして使わせるか、という工夫が必要なんじゃないかと思う。
|
松下 |
背面にサブディスプレイは搭載されていないが、デザインはパケット通信対応の「J-T51」や、ツーカーの「TT21」とよく似ている。だが、細かい部分を見てみると、カメラ&ミラーまわりの点灯枠や、着信ランプの「スパークリング・イルミネーション」などが特徴的だ。機種によってはLEDが複数装備されているものもあるが(ツインイルミネーションなど)、「スパークリング・イルミネーション」では一円内に9つの小さなLEDが散りばめられ、いままでの端末にはなかった感じ(デザイン)の着信ランプとなっている。点滅するとなかなかオシャレな感じで私は好きです。
Javaアプリには対応してないけど、「ゲーム<カメラ、写メール」な人には、豊富な種類のフレーム付加撮影や、撮影画像を組み合わせて(最大4コマまで)GIFアニメ風のアニメーションを簡単に作成できる「アニメつく~る」機能などで、充分にカメラ機能を楽しめると思う。フレームを加えた保存画像もアニメにできるし、作成したアニメは壁紙にも設定できるので、うまく作ればちょっとした待受アプリ風の動く壁紙も自作できる。
欲を言えば、「J-T06」や「J-T51」に付属する「モバイルフラッシュ」がJ-T07では付属していないのがちょっと残念だが、液晶ディスプレイは従来機種(J-T06)のGF液晶から低温ポリシリコンTFT液晶が採用され、彩度・明度ともにより美しくなったので、フラッシュがなくてもキレイな画像を満喫できそう。アイコンのマルチメニューや文字変換も使い勝手がよく、全体的にそつなくまとめられた印象。
|
関口 |
これぞ2002年の標準という印象。確かにカメラ以外に突出した個性や特徴といったものはないが、インターフェイスや2MBの画像専用メモリなど、ユーザーをかなり意識した端末といえる。それを最も象徴しているのが、各種設定を決定した後に表示される画面。「~を設定致しました」と表示されるが、ユーザーをお客様としてきちんと扱う姿勢が感じられる。このほかシンプルモードやでか文字モードによって、ケータイ初心者へも配慮されているのはありがたい機能だろう。
各種インターフェイスは東芝従来のものを踏襲しており、これまでのユーザーは難なく使いこなせるほか、直感的な操作体系になっているので、こちらの面でも初心者ユーザーに馴染みやすい端末といえる。ポケベル入力に対応しているのも幅広いユーザー層への配慮だろうか。撮影した画像を閲覧中にメール送信できなかったり、文字入力時に「menu」ボタンの説明が画面上部にきて、実際の操作感とあっていないなど不満な点も挙げることができるが、普段使用するうえで大きな弊害となるものでもなく、全体的に程良いバランスで設計されているのは間違いない。最新機種の多様な機能は必要ないユーザーや、初心者ユーザーには安心してオススメできる端末だ。
|
■ URL
J-フォン ニュースリリース
http://www.j-phone.com/h/from/topics/20604_2.html
J-フォン J-T07紹介ページ
http://www.j-phone.com/kisyu/jt07/index.html
東芝製品紹介ページ
http://www.toshiba.co.jp/product/etsg/cmt/f_j-t07.htm
■ 関連記事
・ J-フォン、写メール対応の新端末「J-D06“graphica”」「J-T07」
2002/08/07 12:10
|
ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
Copyright (c) 2002 Impress Corporation, an Impress Group company. All rights reserved.
|
|
|
|