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ケータイ新製品SHOW CASE
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TK21(エナジーオレンジ)
2002年7月12日発売
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■ 写真で見るTK21
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イヤホン端子
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コネクタ
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キー配列
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付属リモコンはTK11と同じものを採用している。
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11万画素CCDカメラ
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18mmステレオツインスピーカー
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メールや着信時には点滅で知らせるイベントLED
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イベントLEDには、パープルやシーグリーン、イエローなど7色が用意されている。
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メニュー第1階層
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メニュー第2階層。「スペシャル」には各種ユーティリティ機能が揃っている。
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メールメニュー
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日本語入力システムには、TK12と同じVJEの携帯端末向け「Compact VJE」を搭載。
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10文字×10行表示
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8文字×8行表示
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10文字での例文表示
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funstyleメニュー
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カメラ機能メニュー
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あらかじめ選択していたフレームで撮影。
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フレームは5種類用意されている。
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■ 仕様で見るTK21
ツーカーの音楽データ配信サービス「funstyle」対応機の第2弾である京セラ製端末。折りたたみ型で、携帯端末としては大口径の18mmステレオツインスピーカーを搭載しており、イヤホン無しでもfunstyleを楽しめる。またEZweb@mailやパケット通信、データ量課金の「P@bit」に対応しているほか、11万画素CCDカメラを装備している。
ディスプレイは144×176ドットの6万5536色TFT液晶で、着信メロディは64和音に対応。TK12と同じ日本語入力システムである「Compact VJE」が採用されており、快適な入力が可能となっている。
【おもな仕様】
サイズ (高×幅×厚) |
50×97×26mm(折りたたみ時) |
重量 |
118g |
連続通話時間 |
約220分 |
連続待受時間 |
約470時間 |
充電時間 |
約115分 |
ディスプレイ |
6万5536色TFT液晶(120×160ドット) |
表示文字数 |
・10文字×10行 ・8文字×8行 (メール本文表示時) |
メモリダイヤル |
500件 |
リダイヤル・着信履歴 |
各20件 |
データ通信速度 |
最大28.8kbps(パケット通信) |
ボディカラー |
・エナジーオレンジ ・ロフティホワイト ・グロッシーブラック |
【インターネットメール】
サービス名 |
EZweb@mail |
利用料 |
EZweb料金に含まれ、月額200円 P@bit通信料:0.27円/1パケット(128バイト) |
メール受信機能 |
最大全角5000文字 |
メール送信機能 |
最大全角500文字 |
メール保存件数 |
1MB ・送信:最大100件 ・受信:最大300件 |
メールアドレス保存件数 |
500件 |
添付制限 |
受信:最大1件(本文と別に約100KBまで) 送信:最大1件(本文と別に約100KBまで) |
【着信メロディ】
着信音 |
着信音:全27種類 ・登録済みメロディ:16種類 ・登録済み効果音:7種類 ・登録済みパターン:4パターン ・ダウンロードメロディ:最大700KB |
登録メロディ曲名 |
STAR WARSメインテーマ トルコ行進曲 四季「春」第一楽章 SACRED FIELD ビタースゥイートサンバ TRUTH 21C サンバ・デ・ジャネイロ funstyleオリジナル Notice Savage Round Around アルルの女 ジムノペディ 夢 アイネ・クライネ・ナハトムジーク あなたがほしい |
登録効果音 |
You’ve Got Mail Here We Go 効果音1 効果音2 効果音 funstyleアラーム 雑踏 |
和音着メロダウンロード |
40和音 |
カラオケコンテンツ ダウンロード |
対応 |
【データフォルダ】
データフォルダ容量 |
500KB |
保存/閲覧が可能な ファイルの種類 |
・画像(.png/.jpg) ・メロディ(.mmf) ・アドレス帳(.vcf) など |
【funstyle】
和音数・音色 |
64和音512音色(MIDI音源) |
ダウンロード料金 |
0~105円 |
通信料金 |
0.27円/1パケット(128バイト) |
funstyle月額使用料 |
105円 |
【モバイルカメラ】
対応画像フォーマット |
・JPEG形式 ・PNG形式 |
保存可能枚数 |
最大500KB |
画像編集機能 |
・フレーム(5種類)付加撮影 ・画像装飾(通常/セピア/ネガ/白黒/浮彫り/モザイク/スタンプ処理) ・撮影サイズ切替 |
その他 |
ズーム機能(通常/2倍/4倍) |
■ スタッフが見たTK21
| コメント |
湯野 |
CCDカメラとステレオツインスピーカーを搭載し、機能的にもサイズ的にも大きくなって帰ってきたfunstyle。前モデルの「TK11」と比較すると、デザイン的にもメタリックになって、ぐっと落ち着いた感じになった。
肝心のfunstyleなのだが、64和音というスペックは当時としてはすごかったが、現時点では40和音の端末が普通に出ていたりするので、正直なところ、あまり感動はない。着メロ自作派の私としては、TK11の時の自作機能の難解さがどう解決されているのか大変興味があったのだが、自作機能そのものが省略されるという最悪の事態に……。
とはいえ、P@bitやEZweb@mailに非対応だったTK11と比べると、funstyle以外の部分では明らかにアドバンテージはある。funstyle対応端末としての魅力は半減してしまっているため、私的には、この端末の魅力は“CCDカメラ搭載のスタイリッシュな折りたたみ型”という一言に集約されてしまうわけだが、逆に言うと、funstyleへのこだわりを取り払ってしまえば、かなりイイ端末だ。
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伊藤 |
funstyle第2弾というフレコミで登場したTK21だが、ほかの機種も着信メロディが32和音~40和音が標準になりつつあるうえ、現在の流れはMIDIベース、つまり打ち込み系の着信メロディよりも、サンプリング音を使える着信ボイスのほうがはやりだったりするので、初代の時のような圧倒的なアドバンテージがあるとは言えない。このTK21、funstyle端末というよりむしろ28.8kbpsパケット通信対応カメラ内蔵端末、として捉えた方がいいかもしれない。カメラはCMOSではなくCCDカメラなので、画面の追従性がいい。加工用のフレームで撮った後の楽しみ方も豊富に用意されている。
ただ、気になる点も多い。まず、方向キーの中心にあるボタンにリダイヤルが割り当てられていること。通常、この位置にあるボタンはメニューを呼び出すことが多いので、慣れないうちは非常に戸惑う。またフォントの粗さと、ディスプレイの輝度もあまり質がよいとは言えず、残念だ。いずれも一世代前の標準レベルといった印象を受ける。
ちなみに日本語変換機能だが、au向けのA1012Kに採用されている「モバイル Wnn Ver2」の方が、強力な予測変換機能を備えている上、体感的な変換精度も上なのではないかと感じた。また、ガイド行の時計表示もTK21にはない。このあたり、ぜひツーカー向けの端末にも導入してもらいたいところだ。
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関口 |
やや大振りな形状で、女性よりも男性受けするデザインという印象。削り出しのロゴ、大口径スピーカーの搭載やカラーリング、カメラ内蔵など個性溢れる仕上がりで、特にスピーカーはメタリックな質感を持った外観に溶け込みながら、しっかりと存在感を放っており、設計デザイナーの苦労が偲ばれる。
内蔵カメラは、暗い場所での使い勝手が気になるが、撮影時の操作で明度をコントロールできるので、街灯程度の明るさがあれば、とりあえずは撮影できる。しかし自分を撮影する際に使用するミラーが余りに小さい。それと気付かず苦労する人もいるだろう。またfunstyleのサービス内容も現在の状況ではアドバンテージは低い。カラオケのような使い方も可能だが、使用頻度は少ないのではないだろうか。個人的にはポケベル入力が出来ないのは大きなマイナス点。利用者は少ないのかもしれないが、選択肢くらいあって欲しかった。
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■ URL
ニュースリリース(ツーカーセルラー東京)
http://www.tu-ka.co.jp/news/release/020702.html
製品情報(ツーカーセルラー東京)
http://www.tu-ka.co.jp/line_up/tk21.html
製品情報(京セラ)
http://www.kyocera.co.jp/frame/product/telecom/keitai/tuka/tk21/index.html
■ 関連記事
・ ツーカー、カメラ内蔵のfunstyle対応端末「TK21」
2002/07/12 12:49
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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