■ 写真で見るJ-N05

外部接続端子	イヤホンマイク端子

11万画素（有効10万画素）のCMOSモバイルカメラ。ミラーは用意されていない	２つのサイドボタンを装備。ストラップ取付穴は左サイドに配置されている

イルミネーション・ウィンドウ（デジタル時計表示に設定）	アナログ時計表示は２種類から選べる

イルミネーションのバリエーション	色は12種類から選べる

操作ボタン	配置は前機種「J-N04」と同じ	ボタン照明は７色から選べる

13文字×13行表示（12ドット）	10文字×10行表示（16ドット）	８文字×８行表示（20ドット）

16ドットによる例文表示	フォントは２種類用意されている	約１万用例が登録された「AI辞書」を搭載し、カナまじりの文章や口語・流行語の変換に対応

登録アプリ「シアンブルーの大冒険２」	登録アプリ「生活ツール館」	登録アプリ「電卓」

メニュー第１階層	メニュー第２階層	メールメニュー

よく使う機能を登録して簡単に呼び出せる「マイメニュー」	メニュー画面表示時に「ガイド」ボタンを押すとメニュー内容の説明を参照できる	画面の配色設定は８種類から選べる

通常ズームの撮影画像	２倍ズームの撮影画像	人物撮影（通常ズーム）

撮影画像にフレームとテキストを追加して装飾	左の画像（装飾前）をメールに添付してパソコンに転送。レタッチは加えていない

「メールアニメ撮影」（４コマ連写）による撮影画像のプレビュー	「ファインアニメ撮影」（９コマ連写）による撮影画像のプレビュー	「アクションビュー撮影」（20コマ/約５秒）による撮影動画の再生画面

■ 仕様で見るJ-N05

【おもな仕様】

サイズ （高×幅×厚）	97×48×26mm（折りたたみ時）
重量	約108g
連続通話時間	約120分
連続待受時間	約450時間（折りたたみ時）
充電時間	約90分
ディスプレイ	2.1インチ（160×216ドット） ６万5536色TFT液晶（最大26万色表示対応）
表示文字数	・全角13文字×13行 ・全角10文字×10行 ・全角８文字×８行
メモリダイヤル	500件
リダイヤル・着信履歴	各20件
データ通信速度	9.6kbps（回線交換）
ボディカラー	ファインシルバー ダークグレー

【インターネットメール】

サービス名	［スカイメール（Ｅメール）］ 受信：月額使用料150円、受信料は無料 送信：月額使用料無料、１メッセージ３円 ［ロングメール（ロングＥメール）］ 受信：月額使用料200円、ロングメール通知（最大192文字まで）は無料、本文の読出は８円 送信：月額使用料無料、１メッセージ８円
メール受信機能	・スカイメール：最大全角192文字まで ・ロングメール：最大全角3000文字まで ※ロングメールは画像や音楽データの添付が可能でＥメールサービスも含まれるため、Ｅメールの受信オプション申込は不要
メール保存件数	受信メール：510KB（最大約2000件相当） 送信メール：120KB（最大約500件相当）
添付制限	静止画および「メールアニメ撮影」（最大４コマ）で撮影した連写画像のみ添付・送信可能。「ファインアニメ撮影」（最大９コマ）、「アクションビュー撮影」（最大20コマ）で撮影したアニメ・動画は添付できない。

【着信メロディ】

和音数	FM音源16和音（内蔵楽曲は40和音）
着信音	・登録メロディ：13曲 ・登録パターン：２パターン ・登録効果音：５種類 ・自作/ダウンロードメロディ：最大100件
登録メロディ曲名	PSALM GET BACK Take The A Train 津軽じょんがら節 テキーラ ジムノペディ 春の歌 モーツァルト交響曲第40番 アルプス一万尺 パルプフィクション アベマリア Ｇ線上のアリア My Happinss
登録効果音	象さん（鳴き声） 野球 スクラッチ 足音 小鳥（コジュケイ）
和音着メロダウンロード	スーパーハーモニー対応
カラオケコンテンツ ダウンロード	対応

【データフォルダ】

データフォルダ容量

3MB

【モバイルカメラ】

対応画像フォーマット	JPEG（PNGもメール添付で送受信可能）
保存可能枚数	最大300件
画像編集機能	・ズーム機能（通常/２倍） ・画像装飾（フレーム/スタンプ/文字）
その他	［撮影モード（４種類）］ ・アクションビュー撮影（88×120ドット、最大20コマ＝約５秒の動画） ・ファインアニメ撮影（176×144ドットまたは180×160ドット、最大９コマの連続撮影） ・メールアニメ撮影（60×80ドット、最大４コマの連続撮影） ・通常撮影（176×144ドットまたは180×160ドット、静止画） ［画素数］ ・11万画素（有効10万画素）CMOS

【Javaアプリ】

保存件数	最大60件
登録済み Javaアプリ	４件 ・通話シチョーリツ ・シアンブルーの大冒険２ ・生活ツール館 ・電卓など

■ スタッフが見たJ-N05

	コメント
湯野	カメラ、サブディスプレイ、Javaと三拍子揃ったNEC製折りたたみ型端末。51シリーズではないので、28.8kbpsのバケット通信や100KBのJavaアプリなどには対応していないが、手堅くまとまった感じがする端末だ。 　NEC初の写メール端末なわけだが、これまでNEC製のカメラ付き端末が無かったのが不思議な気もしないでもない。基本的には「J-N04」にカメラが付いた、という感じで、メニューの構造が若干変更されているとはいえ、Ｎシリーズのユーザーなら問題なく使いこなせるだろう。 　唯一残念なのは、自分撮り用のミラーが付いていないところ。やはりカメラ付き端末を使うシチュエーションとしては、飲み会で盛り上がってカラオケボックスでツーショット撮影というのは外せないところなので、ミラーを付けるか、サブディスプレイにファインダー機能を付けるかしてほしい。もっとも、撮影に失敗したから撮り直し、というオイシイ展開もあるのだが……。
松下	NEC初の写メール対応機となるJ-N05。パケット通信やNancy形式のムービー撮影機能に対応する51シリーズとは異なり、通常の写メール対応機のラインナップとなるが、「アクションビュー撮影」機能で51シリーズと似たような５秒程度の動画を撮影できるのは、他の写メール対応機との差別化になるだろう。 　ただし、この動画はNancy形式ではなく、最大20コマのJPEGとして保存され、メールに添付することはできないので、保存ファイルを閲覧するだけになるが、それだけでも動く画像を撮影・閲覧できるのは嬉しい付加価値だ。撮影モードの種類は豊富で、この他にも４コマの画像を連写できる「メールアニメ撮影」の撮影画像は、メールに添付して他の写メール対応機に送れるので、より写メールを楽しめると思う。カメラ機能に関して言えば、この機種は「写メール以上、ムービー写メール未満」といったところで、両シリーズの中間的な位置付けになるのではないだろうか。 　ディスプレイは最大26万色表示にも対応する６万5536色のTFT液晶で、非常に明るくキレイ。大きさは2.1インチ（160×216ドット）と、今までのJ-フォン端末の中でも非常に大きい画面で画像を楽しめる。ボタン配置やメニュー操作はJ-N04とほぼ同じで、Ｆボタンからメニューを呼び出し、メニュー項目はアイコンで表示される。「ガイド」ボタンを押せば各メニューの内容を参照できるので、NECユーザーでなくてもわかり易く、使いやすい。 　ハイエンド向けラインナップである51シリーズは当初、新規価格が２万円台と、通常の写メール対応機の新規価格とは幅を持たせた価格設定だった。６月下旬の時点では１万円台半ば～２万円台前半に値下がりしてはいるが、それでも新規で１万2000～5000円程度で登場したJ-N05の方が安価に購入できるので、手軽に携帯電話でムービー撮影を体験してみたい人には、ぜひオススメしたい。