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Motorola、第4世代になった「Moto G」3機種を海外で発表

5.5型フルHDでチップセットやカメラを強化、指紋認証も

 米Motorola Mobilityは、ミドルクラスに位置づけるAndroidスマートフォン「Moto G」の第4世代モデルを発表した。上位モデルから順に「Moto G Plus」「Moto G」「Moto G Play」の3機種がラインナップされており、海外市場で2016年の夏に発売される見込み。

「Moto G」の第4世代モデル

「Moto G Plus」

 「Moto G Plus」は「Moto G」(第4世代)の中で最もスペックの高いモデル。16メガピクセルカメラ、5メガピクセルのフロントカメラ、5.5インチのフルHDディスプレイ、急速充電、指紋認証センサーなどが特徴になっている。

「Moto G Plus」

 OSはAndroid 6.0.1。ディスプレイは5.5インチ、1920×1080ドット(フルHD)。チップセットはSnapdragon 617。メモリ(RAM)は2GBまたは4GB。ストレージは16GB、32GB、64GB。128GBまでのmicroSDカードを利用できる。無線LANはIEEE802.11a/b/g/n(2.4GHz、5GHz)。Bluetooth 4.1に対応する。

 通信方式は、4G LTE(Category 4)、CDMA/EVDO Rev.A、UMTS/HSPA+、GSM/EDGEをサポート。対応バンドはモデルや国、提供キャリアにより異なり、型番「XT1644」では4G LTEがB1/2/3/4/5/7/8/12/13/25/26/41などとなっている。

 バッテリー容量は3000mAh。防水性ナノコーティングが施される。大きさは約153×76.6×7.9~9.8mm、重さは約155g。ベースカラーはBlack、Whiteの2色で、カスタマイズの「Moto Maker」に対応する。

「Moto G」

 「Moto G」は、オクタコアのチップセットや13メガピクセルカメラ、フルHDのディスプレイなどが特徴で、3機種の中では中間に位置するモデル。「Moto G Plus」と比較して、カメラの画素数が落とされ、指紋認証機能が省かれているが、外観は共通。

 OSはAndroid 6.0.1。ディスプレイは5.5インチ、1920×1080ドット(フルHD)。メインカメラは13メガピクセル、インカメラは5メガピクセル。チップセットはSnapdragon 617。メモリ(RAM)は2GB、ストレージは16GB、32GB。128GBまでのmicroSDカードを利用できる。無線LANはIEEE802.11a/b/g/n(2.4GHz、5GHz)。Bluetooth 4.1に対応する。

 通信方式は、4G LTE(Category 4)、CDMA/EVDO Rev.A、UMTS/HSPA+、GSM/EDGEをサポート。対応バンドはモデルや国、提供キャリアにより異なり、型番「XT1625」では4G LTEがB1/2/3/4/5/7/8/12/13/25/26/41などとなっている。

 バッテリー容量は3000mAh。防水性ナノコーティングが施される。大きさは約153×76.6×7.9~9.8mm、重さは約155g。ベースカラーはBlack、Whiteの2色で、カスタマイズの「Moto Maker」に対応する。

「Moto G Play」

 「Moto G Play」は、5インチのHDディスプレイやミドルクラスのチップセット、8メガピクセルのカメラなど、スペックを絞り込んだモデル。

「Moto G Play」

 OSはAndroid 6.0.1。ディスプレイは5インチ、1280×720ドット(HD)。メインカメラは8メガピクセル、インカメラは5メガピクセル。チップセットはSnapdragon 410。メモリ(RAM)は2GBで、ストレージは16GB。128GBまでのmicroSDカードを利用できる。無線LANはIEEE802.11b/g/n(2.4GHz)。Bluetooth 4.1に対応する。

 通信方式は、4G LTE(Category 4)、CDMA/EVDO Rev.A、UMTS/HSPA+、GSM/EDGEをサポート。対応バンドはモデルや国、提供キャリアにより異なり、型番「XT1607」では4G LTEがB1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/25/26/41などとなっている。

 バッテリー容量は2800mAh。防水性ナノコーティングが施される。大きさは約144×72×8.95~9.9mm、重さは約137g。カラーはBlack、Whiteの2色。

太田 亮三