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DTI SIMが「3日間制限」緩和、新たにデータ繰り越しも

 ドリーム・トレイン・インターネット(DTI)は、MVNO方式のSIMサービス「DTI SIM」にて、4月29日より連続する3日間の容量制限を緩和する。また、使いきらなかったデータ容量を翌月に繰り越す「データ容量繰り越しサービス」を5月1日に開始する。既存ユーザーは申し込み不要で、自動的に適用される。

 DTI SIMでは、月間の制限容量のほかに、連続する3日間に一定の通信量を超えて使用した場合の通信速度制限を定めている。その適用基準が4月29日以降緩和され、1GBプランでは3日間で700MB、3GBプランでは3日間で2GB、5GB/10GBプランでは3日間で3GBとなる。

契約プラン
(月間の通信容量)
4月28日までの制限基準
(連続する3日間の通信)
4月29日~の制限基準
1GB366MB700MB
3GB1GB2GB
5GB1GB3GB
10GB

月間容量と同量まで繰り越せるように

 5月より提供される「データ容量繰り越しサービス」では、使い切れなかったデータ容量を繰り越して翌月に使うことができる。

 繰り越せるデータ容量の上限は、契約しているプランの容量と同量で、1GBプランの場合は1GB、5GBプランなら5GB。10GBプランで10GBを繰り越した場合は翌月に20GBまで利用できる。容量チャージで追加購入したデータ容量も、使いきらなかったデータ容量とあわせて繰り越しできる。繰り越した後の容量の利用期限は翌月末まで。

 なお、新規契約者向けの割引キャンペーンなどで、割引価格で契約しているユーザーも、繰り越しサービスの対象となる。

石井 徹