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三井住友銀行、行員のWindows 10スマホ活用で技術検証に着手

ContinuumやAzureを活用、スマホだけで行内システムをセキュアに利用へ

 三井住友銀行は、Windows 10 Mobileを搭載したスマートフォンの活用に向け、技術検証に着手したと発表した。

 同行は、Windows 10 Mobile搭載スマートフォンにより、勤務場所や利用シーンに応じて行内のシステムを利用できる環境を検討しており、行内システムをセキュアに利用できる環境の技術検証を行う。

 具体的には、モバイル端末をモニターに接続して利用する機能「Continuum」を活用して、利用シーンに応じた業務環境をWindows 10 Mobile搭載スマートフォンのみで実現する。また、Dynamic Provisioning機能よる端末設定の簡素化、クラウド基盤のMicrosoft Azureと総合管理ソフトのMicrosoft Intuneの活用などが検討されている。

日本マイクロソフトの発表会で披露された「Continuum」のデモ(2015年9月)

太田 亮三