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田中プロは「スーパーカケホ」に手応え、auのiPhone発売イベント
(2015/9/25 12:53)
25日、iPhone 6s/6s Plusの発売日を迎え、KDDIは旗艦店である「au SHINJUKU」でセレモニーを開催。“田中プロ”として親しまれる田中孝司社長は、月額1700円の「スーパーカケホ」を筆頭に、3つの「スーパー」をアピールした。
店舗前に行列はなく、セレモニーには事前予約をしていた一般客12名が参加。田中社長とともに壇上へ上がり、販売開始の8時を迎えると、ステージ中央の幕が落ち、CMキャラクターの松田翔太、桐谷健太、有村架純が登場。新しいCMも上映され、かぐや姫に扮する有村架純による劇中でのセリフ「桃ちゃん、できちゃった……わたしたちの愛の結晶」からiPhoneが紹介されるくだりで一同が盛り上がる。
田中社長は、「発表前はたいしたことがないかも、という予測もあったが、プレゼンを聞くとスゴイと思った。もう1つ、iPad Proも気になった」と米国での発表会を振り返る。新カラーのローズゴールドは女性のみならず男性からも人気で、他のカラーと比べると在庫が少なめだという。同社CMキャラクターにかけて、ローズゴールドを「桃金」と呼び、au SHINJUKUでは「桃金」と言われれば、きちんと伝わるよう、スタッフに訓示したと笑い混じりに語る。
スーパーカケホが4割
田中社長によれば、新サービスの「スーパーカケホ」は新規契約のうち4割を占める。
新しいiPhoneの手応えについて、田中社長は「まず予約の数を見る。特に新規がどれくらい伸びるか。今回のスーパーカケホによって、昨対比110%程度まで伸びている。結構予約が多いと思っている、この背景はスーパーカケホが当たってるのかな」と語り、手応えを感じている様子。
値下げしたことで、減収の影響がある、と率直に認めた田中社長は、「フィーチャーフォンからスマホへの移行が少し出てくるかなと思っている。(フィーチャーフォンからの乗り換えによるARPU上昇と)減収を相殺できるかなと思っている」
安倍総理からの料金引き下げ要請に関しては、「我々自身、もう少し、値段が下がったほうがいいのではないかという思いはあった。個人的には競争主義」と述べ、自主的な取り組みで競争することが望ましいとする一方、総務省からは具体的な話はまだないため、今後の見通しはわからないとした。