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モバイルデータ通信端末、バッテリーと起動の遅さに不満

J.D. パワーの満足度調査で明らかに

 J.D. パワー アジア・パシフィックは、3月に行ったモバイルデータ通信サービスに関する顧客満足度調査のうち、利用実態に関する部分を公表した。データ通信端末に対する不満ポイントが明らかにされている。

 同調査によれば、モバイルデータ通信端末に対する不満としては、「バッテリーの持ちが悪い」(40%)、「起動してインターネット接続可能になるまでに時間がかかる」(35%)、「充電するのに時間がかかる」(29%)、「本体が重い」(28%)、「ボタン・タッチパネルが操作しにくい」(25%)の順に不満が大きかった。

 同社では2年前にも同様の調査を実施しており、総じて不満の度合いは減少しているが、「本体が重い」という不満が23%から28%に増加しているほか、「色がよくない」という不満が10%から12%に増加している。

モバイルデータ通信端末に対する不満:2015年/2013年の推移(J.D. パワー アジア・パシフィック)

湯野 康隆